なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

今日は比較的平穏

2013年07月10日 | Weblog

 昨日は地域の医師会の学術講演会で座長をした。年に1回くらい回ってくるが、基本的に苦手なので、講演の先生や共催の製薬会社の人たちには悪いが、無難にさらっとやらせてもらう。

 今日は外来再来の人数が少ないので余裕で終了した。昨日久しぶりで鎖骨下静脈からのCVライン挿入があり、もたついたものの、なんとか入った。最近は外科医も内科系の若い先生方も内頸静脈からの挿入が多く、鎖骨下は少ない。リスクはあるが、固定はいい場所だ。左肺癌・癌性胸膜炎の患者さんなので、変則的な左側から挿入した。今は、大津秀一先生の「間違いだらけの緩和薬選び」を読んでいる。大津先生の前著を読んでから、終末期のステロイド(デカドロン)使用に慣れたところだ。院内の癌終末期の患者さんをみると、それほどステロイドが使用されていない。院内に緩和ケアチームがあるが、腫瘍内科医がいなくなってからは、オピオイドについては熱心だが、それ以外の薬剤はあまり考慮されていないらしい。抗うつ剤の使用は好きなようだ。

 今月は4回の週末のうち、3回土日祝日の日直と当直なので、週末休めるのは来週の土日だけになる。週1回は午後半日医局でゆっくり文献にあたる時間をつくりたいものだ。先日他の先生から、今年の年末年始は9連休になると教えられた。日本全国の病院が日直当直をしてくれる若い医師の取り合いになるだろうと話していた。

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