横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

ヒメフウロとアメリカフウロ

2006-06-16 11:18:11 | 近所

今月はじめ、この花と紅葉を見て何だろうと思いながら帰って、
調べてみるとフウロソウの仲間のヒメフウロらしい。
花の色が出ていないので、数日たって撮りなおしに行くと、
きれいに引かれてしまっていた。


ヒメフウロ(フウロソウ科)
しかし先日、別のところに咲いているのを見つけた。
こちらの葉は青々している。


アメリカフウロ(フウロソウ科)
アメリカフウロも今年ブログで教えてもらうまで知らなかった。
気をつけて見ると道端で見つけることができた。
早くから咲いていたらしく、花に比べて背の高い実をつけている。


若い実は緑色だが次第に色づく。
十分熟すと柱のようなものの根元についた種が上に弾ける。
柱の天辺に張り出した姿は、
ミコシグサとも呼ばれるゲンノショウコの実(種)と似ている。


ゲンノショウコ(フウロソウ科)
ピンボケだが、昨年10月末のゲンノショウコの実の姿だ。

フウロソウの仲間には興味津々だ。

子宝

2006-06-15 10:36:23 | 近所

オーニソガラム・コーダタム(ユリ科)
別名:オーニソガラム子宝草、子持ちオーニソガラム、ニセカイソウ、子持ちカイソウなど。
大和へ行く途中の病院の玄関に咲いていた、大きな花序のこの花は別名が多い。

(仲間のオーニソガラム・ウンベラタムは、この前我が家で 咲いていた。)


根元を見ると大きな玉葱のようなものがある。
傍には少し小さいものも見えて、増えているのだろう。
子宝とか子持ちと呼ばれるのは、この様子からだろう。

このごろ少子化の上、子供の事件も多い。
自分の子であれ他人の子であれ、子供を子宝と考える。
そういう日本の文化が失われていくようで残念なことだ。


泉の森でカルガモの雛が誕生した。
8羽ぐらいいるようだ。


苦難もあると思うけれど、すくすく育ってほしい。


菖蒲も紫陽花も見頃

2006-06-14 09:21:07 | 近所

ちょうど1年前に見た関六園の花菖蒲。
昨年の記事→菖蒲が見頃です
今年も「菖蒲が見頃です・ご自由にどうぞ」の札が出たので、見せていただいた。
造園業のお宅が丹精された花菖蒲を一般に開放しておられる。


花菖蒲のほかにもアジサイなどの季節の花もきれいだ。

ほかに近所では白鳳庵というお宅が、
5000株のアジサイの庭を開放しておられる。


ノハナショウブ
花菖蒲は大和の泉の森でも見頃になっている。
こちらでは江戸系、肥後系などと分類され、品種名のプレートがついている。
ノハナショウブは花菖蒲の原種らしい。


湯島の梅
彩り豊かな花菖蒲の中で純白がかえって目立つ。

そばの道路際では緑の中に白いアジサイが目に優しい。


今頃の果樹

2006-06-13 08:51:49 | 近所
ジューンベリー アンズ ビワ カリン
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ジューンベリー   アンズ    ビワ    カリン

春に各種のバラ科の花が咲いた。
いまは実りのいろんな段階にある。
梅はもう収穫し、梅干や梅酒に使われ始めた。
ジューンベリ(アメリカザイフリボク)も食べられそうに熟している。
アンズもビワも色づいたが、収穫はいつなのだろう。
カリンはまだまだ青い。
ビワもリンゴやナシと同じバラ科の果実だったのだ。

リンゴ ナシ カキ キウイフルーツ
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リンゴ    ナシ    カキ    キウイフルーツ   

この近所では少ないけれどリンゴも実る。ナシは畑もある。
カキノキ科のカキの花は撮りそびれているうちに実になっている。
キウイフルーツはこれから大きくなって熟すまでに長い時間がかかる。



近所の畑で

2006-06-12 09:36:51 | 近所

ソバ(タデ科)
上瀬谷の畑で夏蕎麦の花が咲いた。
赤ソバもある。


このあたりはいろんな野菜が栽培されていて、
花も作物も見ることが出来る。


ネギ(ユリ科)
収穫されないネギには葱坊主ができて、
花が咲く。



トマト(ナス科)
梅雨が明けて強い太陽が射すと、
真っ赤なトマトが映えるだろう。


ジャガイモ(ナス科)
もっと紫の濃い花もある。
品種によって違うらしい。


ナス(ナス科)
ナス科の元締め。
畑にも野原にもナス科らしい花をいろいろ見つけられる。


ツメクサの仲間

2006-06-11 08:35:00 | 近所


どこでも見かけるというものでもないが、
高さ10~20cmぐらいで這うように生えている黄色い花がある。


構造的にはシロツメクサなどの仲間に見える。
コメツブツメクサ(マメ科)というのだろうか。
コメツブウマゴヤシというのも似ているらしいが、
実の姿がちがうのではないか。確信はない。


これも似ているが花の大きさが倍ぐらい、草丈は30cm以上になる。


クスダマツメクサ(マメ科)というのかもしれない。
花序には小さい花が50~60個ついている。
上の花は20個ぐらいのものだ。


2種類を並べてみた。
花や葉の大きさの違いが分かる。
葉の姿や実の詳細を調べればきちんと同定できるのだろうが・・・



ヒペリカム いろいろ

2006-06-10 16:05:06 | 近所

マウスオンでシベのアップ

金糸梅や美容柳などオトギリソウの仲間はヒペリカムと呼ばれる。
花屋さんや公園などでも呼び方がいろいろで、ちょっと紛らわしいものがある。


マウスオンで別の場所
表画像は金糸梅と美容柳。左手の方に見える小ぶりのが金糸梅。
裏画像も金糸梅と美容柳。奥の方にに見えるのが金糸梅。
何か、ちょっと違いがある。


キンシバイ(オトギリソウ科)金糸梅 ヒペリカム・パツルム
上の表画像の金糸梅。
実はこの花をはっきり見たのは今日が初めてだ。
たしかに金糸梅の名前に相応しい花弁の形とシベの色だ。
花弁は開ききらず、ビヨウヤナギに比べて小ぶりだ。


キンシバイ(オトギリソウ科) ヒペリカム・ヒドコート(パツルム・ヒドコート)
上の裏画像の金糸梅。
去年、金糸梅として見ていたのは、こちらの花だ。
金糸梅の園芸種らしく、公園はじめあちこちに植栽されている。
オシベは短く花弁が開いてビヨウヤナギと同じぐらいの大きさだ。
花弁に非対称のくぼみが見える。


ビヨウヤナギ(オトギリソウ科) ヒペリカム・チャイニーズ
漢字では美容柳とか未央柳とか書かれる。未央は楊貴妃の住んだ宮殿だそうだ。
美容柳の名の通り、葉が細長い。
ビヨウヤナギのオシベはキンシバイよりもっと長く、きれいにカーブしている。
一番上のビヨウヤナギらしい花と比べて、葯の色が違うようだ。


ヒペリカム・カリシナム(オトギリソウ科)
白と黄色のノコギリソウやカワラナデシコの手前に見えるように、
矮性・低木なので公園のグラウンドカバーに利用されるのが、
このヒペリカム・カリシナムだ。


ヨーロッパ原産で、ビヨウヤナギのようでもありキンシバイのようでもある。
印象としては、シベの赤いビヨウヤナギというところだ。


ビヨウヤナギの花が終わるとオシベも花弁も落ちて、長いメシベが残る。
どんな実になるのだろうか。


ヒペリカム・ピンキーフレアー 
ヒペリカムは花だけでなく、きれいな実を楽しむ品種がいくつかある。
これは多分ピンキーフレアーと呼ばれるものだと思うが、
花が終わると早くも赤い実ができはじめる。
去年も20日には真っ赤になっていた。


金糸梅
金糸梅や美容柳の仲間は多数のオシベを持っているが、
それらは5つの束になっているという。
右側の開き始めの花で確認できる。


関東も梅雨入り

2006-06-09 14:11:06 | 近所

ガクアジサイ(ユキノシタ科)
とうとう関東地方も梅雨入りした。
夕方から出かけるので、やんでくれるといいのだが。


カシワバアジサイ(ユキノシタ科)
昔は家と川の間にアジサイをいっぱい地植えしていたが、
今は鉢植えのガクアジサイと去年ご近所から頂いたカシワバアジサイだけだ。
八重でないのとガクの数が少ないので、豪華さはない。



ヤマアジサイ(ユキノシタ科) 園芸種 クロヒメ
近所のアジサイは、もう少し見ごろを待って、ヤマジサイを見る。
このクロヒメは茎まで紫色をしている。


シチダンカ(サワアジサイ)
ヤマアジサイのガクが細長く八重になっているのが珍しい。


オオアマチャ
アマチャやオオアマチャもヤマアジサイの変種の一つ。
葉が甘茶になる。
4月8日の花祭りにお釈迦様にかけるので知っている。
甘くて薬用にもなるらしいが飲んだことはない。


ヒメシャラとシャラノキと99%

2006-06-08 19:22:14 | 近所

ヒメシャラ(ツバキ科)
きのう、姫のつく植物の話をしたばかりだが、
ご近所にヒメシャラが咲いていた。
シャラよりヒメシャラのほうが早いのかなと思っていたら・・・


ナツツバキ(ツバキ科)夏椿、シャラ、沙羅の木
大和の県税事務所の近くに、ナツツバキも咲いていた。
シャラは5cmぐらい、ヒメシャラは2cmぐらいの大きさで、
どちらも一日で花姿のまま落ちる。


ナツツバキは蕾もなかなかよい姿だ。

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姫であるために、チョコレートダイエットというのもあるそうだ。



この前70%とか85%のチョコレートがあるらしいと話していたら、
きょう妻が、リンツの99%CACAOを買ってきた。
私はダイエットの必要性をまったく感じないが、
ひとかけら食べてみた・・・美味しい。
甘さはほとんどないが、案外なめらかな舌触りで好みだ。
妻は不味いと言ったので、一人で食べることにする。



ウメモドキの花

2006-06-08 08:58:08 | 近所

この前、鎌倉で見た花で名前の分からないのがあった。
鎌倉、ちょっと見
ウメモドキではないかと教えてもらったので、
近所のウメモドキを見てきた。
たしかに同じで虫もいっぱい来ていたが、
鎌倉では花弁が4枚で、こちらの花は5枚だ。


ウメモドキ(モチノキ科)
しかし、もっとよく見ると花弁が4枚のものもあった。
花弁の枚数はバラエティがあるようだ。
この前エゴノキの花(これは合弁花)の花冠の分かれ方を調べたら、
その場所では75%ぐらいが4枚だったが、3~6枚に分布していた。


クロガネモチ(モチノキ科)
これはウメモドキと同じ科の花だが、花弁は4~6枚とされている。
中央の花は6枚、その右隣は5枚、
左の虫が止まっているのは二つの花がくっついたまま咲いてしまったようだ。

どちらも雌花で、近くで雄株を探したが見つからなかった。
しかし去年の秋には、ちゃんと赤い実がなっていた。



姫は可愛い

2006-06-07 09:36:11 | 近所
植物の中には頭にヒメとつくものがたくさんある。
小さい、可愛いものがそう呼ばれる。


コバンソウ(イネ科)小判草 タワラムギ
近くに出来たマンションのフェンス際にコバンソウが出てきた。
昨年はいっぱい見たが、今年はきちんと草取りされたので数が少ない。


ヒメコバンソウ(イネ科)姫小判草 スズガヤ
鎌倉で見たヒメコバンソウは名前通りかなり可愛い。
小判ではなく鈴、これぞ鈴生りか。


ザクロ(ザクロ科)石榴、柘榴
すぐ近所のお宅は去年分譲・新築されたが、このザクロの木は残った。
花弁が落ちると星型のガクが目立つようになり、
いずれ独特の形の実になる。


ヒメザクロ(ザクロ科)姫石榴
写真では分かりにくいが、木も低く花も小さい。
去年、これがザクロの仲間(変種)と知るのに時間がかかった。


2005.11.10撮影
名前が分からなかった理由の一つは、花を秋に見たからだ。
実がどうなるか注目していたが、いつの間にか消えていた。


ザクロ・五彩榴・・・付録
大船植物園にザクロのいろんな種類を集めている一角があった。
柵があって撮りにくかったが、一枚だけ載せておこう。
葉絞りという白いザクロも咲いていた。

近所で木を見つける

2006-06-06 08:57:06 | 近所

ハクロニシキ(ヤナギ科)白露錦、イヌコリヤナギ園芸種
私の住んでいる瀬谷には林や造園用の植木畑が多いので、
どこかほかで見た花や木をひょっこり近くで見つけることがある。
先日、鎌倉の黄梅院でハクロウヤナギ(白露ヤナギ)というのを見たが、
多分このハクロニシキではないかと思う。
新芽は緑色だが、次第に展開する葉は斑入りになり白っぽいクリーム色になる。


タイサンボク(モクレン科)
昨年、三渓園で咲いているよと教えられたが、
木の上の方でよく見えなかった。
この花も木の上の方に咲いていたが、離れた小高いところから見た。
モクレン科には珍しく常緑だ。


ホオノキ(モクレン科)
五月に相模原公園で見たホオノキも近所に何本かあることが分かった。


すでに実の形になり始めたものも見られる。
コブシなどと同じような集合果で、夏には赤く秋には黒くなる。


センダン(センダン科)
昨年の旅行の時、広島や山口でセンダンの実を見た。
先日行った金沢自然公園にも植えられていたが、まだ咲いていなかった。


ところが区役所から瀬谷市民の森まで歩く機会があり、
これまで一度も通ったことのない道でセンダンの花を見つけることが出来た。
芳香で虫を集め、秋にはびっしりと実をつける。



梅雨を前にして

2006-06-05 09:43:30 | 近所

ブタナ(キク科)
梅雨を前にしてしばらく晴れが続いている。
去年の秋(タンポポは夜ねむる)、カントウタンポポを観察した原っぱに、
黄色い花が群生している。
タンポポに似ているが、茎が枝別れして複数の花をつけているので、
ブタナと思われる。


ブタナの間にはシロツメクサの小さな花が咲き、
遠くの木にも白い花が房になっているように見える。


クリ(ブナ科)
近くへ行くとクリの長い花序がいっぱい下がっている。
この近所は栗の木が非常に多いところだ。


オシベばかりの小さい花が、
あたりに独特の香りをふりまきアブやアリを引き寄せている。


枝先の花序の根元付近に雌花がつくが、
数が少なく探すのに苦労するほどだ。


新芽のころに、この果実のようなものが出来る。
クリタマバチによる虫コブだ。
これがつくと、その枝は伸びないし花も咲かない。
たくさんついているわけではないので、秋にはイガグリが見られそうだ。


鎌倉、ちょっと見

2006-06-04 08:27:45 | 近所

居士林(円覚寺)在家修行者の座禅道場
長年近くに住みながら、あまり鎌倉のお寺を訪ねたことがない。
京都にいるときは日常的なことであったが、
こちらへ来てからは仕事にかまけてしまった。


バイカウツギ(ユキノシタ科)
急に思い立って行った円覚寺は、平日でも人が多かった。
公開されている塔頭の中には、花で有名なところもある。
バイカウツギが咲いていた松嶺院もその一つで、草木の花が豊富だ。
キョウカノコ、ズイナのほかオオヤマレンゲ、イワタバコ、ヤマアジサイなども。


キョウカノコ(バラ科)
白花も咲いていた。
シモツケソウとは葉が違うらしいが詳しくは知らない。


ズイナ(ユキノシタ科)
ズイナと書いてあったがコバノズイナかもしれない。


一歳ズイナ(ユキノシタ科) 
これは松嶺院から奥へ進んだ黄梅院に咲いていた、
ヤマジサイと一歳ズイナ。一歳の由縁は何だろうか。


境内の聖観音堂の向こうは深い緑に、何かが煙っている。


セッコクとかハクロウヤナギとかも見られたが、
頭のすぐ上で蜂たちの羽音が聞こえる。


小さいが赤い可愛い花がたくさん咲いていて、蜂を集めている。
この木の名前は・・・分からなかった。
そのうちふいと分かるかもしれない。


ユキノシタ(ユキノシタ科)
鎌倉には雪ノ下という地名がある。
その由来は、源頼朝の食事に雪を出すための貯蔵庫・雪屋があったとか、
ユキノシタが多く生えていたからとか、言われている。
たしかに、あちこちでユキノシタが多く生えている
これは明月院の近くの石垣のようなところで見かけた。


ナツロウバイ(ロウバイ科)
この時期ユキノシタ科と言えばアジサイだが、
有名な明月院ではまだ少し早かった。
それを承知で、このナツロウバイを見るために訪れた。
境内のあちこちで見ごろだ。


ロウバイの仲間は、どれが花弁でどこまでがガク片か区別が難しい。
内側の花弁は黄色く、外側は蕾のときのピンクが次第に白くなる。

来週はアジサイを見る人でにぎわいそうだ。


花の構造

2006-06-03 08:02:24 | 近所

トケイソウ(トケイソウ科)時計草
トケイソウは常緑の蔓植物だが、その構造はかなり面白い。

一番先端にある黒紫色のものがメシベで、
3本に分かれて時針・分針・秒針のように見える。
オシベはほとんどが5本だが、6本のこともある。

雄しべの下にはたくさんの細い糸状の副花冠がある。
副花冠は4列あり、中心部のものは雌しべの根元に沿い、
その外側にごく短いものが1列、
そして外側に長いのが2列(100本以上)ある。
長いものは根元が濃紫色、中程は白色、先端は青紫色となっている。


蕾が開き始めたところ。


まだ花弁が開ききっていない。
このときオシベの葯は花粉を上に向けている。
しばらくすると回転してメシベにソッポを向く。自家受粉防止であろうか。


花弁は10枚のように見えるが5枚が花弁で、5枚は萼片だという。
メシベが3裂するから時計だが、上の写真で4裂、この写真では5裂している。
100mの世界記録を測る時計のようだ。

こんな複雑なのに一日花とはもったいない。


ニゲラ(キンポウゲ科)
細い葉がモジャモジャのニゲラもメシベの下にオシベがある二段構造だ。
そして、このオシベがメシベに向かって立ち上がっていくという。
いつか経過観察してみたい。


ヒレハリソウ(ムラサキ科)鰭玻璃草 鰭張草 コンフリー
トケイソウほどではないが、ヒレハリソウも面白い。
右上の方の花で分かるように、花序の先が螺旋状になる。


こちらは白花。


女の子の可愛いワンピースのような花を、
失礼千万にも下から覗いてみると、
メシベの周りに円錐のような付属体が目立ち、オシベはその間にひっそりしている。


大きな葉の葉柄は茎にそっていき翼になっている。
このヒレと玻璃(はり:水晶)に見立てた白花からヒレハリソウと呼ばれたとか。