![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/92/6e0e162baf5657434aac8777a7509453.jpg)
マウスオンでシベのアップ
金糸梅や美容柳などオトギリソウの仲間はヒペリカムと呼ばれる。
花屋さんや公園などでも呼び方がいろいろで、ちょっと紛らわしいものがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7f/e73817c872a3b19ea978060801c3e544.jpg)
マウスオンで別の場所
表画像は金糸梅と美容柳。左手の方に見える小ぶりのが金糸梅。
裏画像も金糸梅と美容柳。奥の方にに見えるのが金糸梅。
何か、ちょっと違いがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6d/e85a768a673b9de8de33ce1cf246dbc7.jpg)
キンシバイ(オトギリソウ科)金糸梅 ヒペリカム・パツルム
上の表画像の金糸梅。
実はこの花をはっきり見たのは今日が初めてだ。
たしかに金糸梅の名前に相応しい花弁の形とシベの色だ。
花弁は開ききらず、ビヨウヤナギに比べて小ぶりだ。
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キンシバイ(オトギリソウ科) ヒペリカム・ヒドコート(パツルム・ヒドコート)
上の裏画像の金糸梅。
去年、金糸梅として見ていたのは、こちらの花だ。
金糸梅の園芸種らしく、公園はじめあちこちに植栽されている。
オシベは短く花弁が開いてビヨウヤナギと同じぐらいの大きさだ。
花弁に非対称のくぼみが見える。
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ビヨウヤナギ(オトギリソウ科) ヒペリカム・チャイニーズ
漢字では美容柳とか未央柳とか書かれる。未央は楊貴妃の住んだ宮殿だそうだ。
美容柳の名の通り、葉が細長い。
ビヨウヤナギのオシベはキンシバイよりもっと長く、きれいにカーブしている。
一番上のビヨウヤナギらしい花と比べて、葯の色が違うようだ。
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ヒペリカム・カリシナム(オトギリソウ科)
白と黄色のノコギリソウやカワラナデシコの手前に見えるように、
矮性・低木なので公園のグラウンドカバーに利用されるのが、
このヒペリカム・カリシナムだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ba/71e3341a049c422bd5b33cc4e6db8dc8.jpg)
ヨーロッパ原産で、ビヨウヤナギのようでもありキンシバイのようでもある。
印象としては、シベの赤いビヨウヤナギというところだ。
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ビヨウヤナギの花が終わるとオシベも花弁も落ちて、長いメシベが残る。
どんな実になるのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/bb/9b4ae15d0d876d6160d6f05ff488cd65.jpg)
ヒペリカム・ピンキーフレアー
ヒペリカムは花だけでなく、きれいな実を楽しむ品種がいくつかある。
これは多分ピンキーフレアーと呼ばれるものだと思うが、
花が終わると早くも赤い実ができはじめる。
去年も20日には真っ赤になっていた。
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金糸梅
金糸梅や美容柳の仲間は多数のオシベを持っているが、
それらは5つの束になっているという。
右側の開き始めの花で確認できる。