ここは我が家のちょっと南、大門川の脇を通って少し上がったところ。
近所にはいたるところにアジサイが咲いていて、瀬谷区の花に指定されている。
上の場所から下を見ると静かな庭があってアジサイが花盛りだ。
表へ回ると立派な玄関から人が入っていく。
ここは「あじさいの里 白鳳庵」と言って、
個人のお宅の庭をアジサイの季節だけ開放しておられる。
なお、この門柱は1873年に横浜税関の門として作られ、
のちに神奈川県庁の正門として使われていたものだ。
広い庭は雨でも見て回れるように整備されている。
アジサイ(ユキノシタ科)
庭の中を流れる大門川の向こう側は竹林で、
その左上が最初の写真の場所だ。
たくさんの品種が植えられているが、庭なので名札はない。
これはオタフクというものかもしれない。
普通のアジサイは萼片とその中心の小さな花でできた装飾花ばかりに見えるが、
装飾花の奥に咲いている両性花もある。
また装飾花の中心の小さい花はいつも蕾のようだが、
花が咲くこともある。
これはガクアジサイの場合も同じのようだ。
沢山の株があるといろんな形態が見られて面白い。
庭には灯篭や石塔が配置され、オオバギボウシやハンゲショウも見られた。