蕎麦畑の近くから境川の対岸をふと見ると、
何か白いものがふわーっと広がっている。
センニンソウ(キンポウゲ科)
橋を渡ってぐるっと回ってみると、
そこには甘い香りがふわーっと広がっている。
蜜蜂が集まるのもよく分かる。
ほかの草木にからんでフェンスの両側に蔓を延ばしている。
前に見た生垣の一部に這っているのとは大違いの様相だ。
一部は川のほうに向かっている。
秋に仙人の白い髭が伸びたときは、どんな光景になるのだろうか。
虫眼鏡で見るとオシベとメシベの色も淡く、遠目には真っ白に見える。
仙人も過密都市に住むかと、ふと思った。