横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

都心でも野草が

2006-08-15 18:58:26 | 近所

これは豊かな森の中の池。
実は東京都心、目黒の自然教育園の中だ。
ここにはいろんな野草が自然のままにある。


イヌヌマトラノオ(サクラソウ科)
池の周りにはさまざまな植物が見られる。
オカトラノオが丘や高原で咲くのに対して、
沼地や湿地で咲くヌマトラノオという花がある。
イヌヌマトラノオはオカトラノオとヌマトラノオの自然交雑種だそうだ。


花の一つ一つはオカトラノオによく似ている。


ナガボノシロワレモコウ(バラ科) 長穂の白吾亦紅
これは初めて見た。湿地に多いらしい。


白いのに吾も紅とは面白いが、花が咲くと赤紫の葯が目立つ。


ワレモコウ(バラ科) 吾亦紅
これは大和市の泉の森の池の傍に咲いていたものだ。


これから野原などで見かけることも多くなりそうだ。
こちらの葯は黄色い。


キンミズヒキ(バラ科) と ミズヒキ(タデ科)
園内あちこちで、ミズヒキに続いてキンミズヒキが咲き始めていた。


キンミズヒキという名前だが、もうひとつ水引らしさを感じない。


ダイコンソウ(バラ科)
近くにやはりバラ科のダイコンソウの花と実があった。
この実もヒッツキムシになって運ばれていくのだろう。