横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

真夏の水辺

2006-08-08 08:42:54 | 近所
昨日は猛暑だった。
いつから降っているのだろうか。
明け方から強い雨で雷も鳴っている。


ジュズダマ(イネ科) 数珠玉
しかし相変わらず暑いので、水辺の花を載せることにした。


蓮やホテイアオイなどの華やかなものだけでなく、
水辺にはジュズダマのような地味な花も咲く。


ジュズダマの玉は苞鞘(ほうしょう)と呼ぶらしい。
ジュズダマは雌雄同株で、苞鞘を貫いて下がっているのは雄性花穂だ。
雌性花穂は苞鞘の中にあるので見えない。


サンカクイ(カヤツリグサ科)
ミソハギを背にして、サンカクイが茎の先に小さい長卵形の花序をつけている。
写真ではほとんど分からないが白く細い花が咲く。
茎の断面が三角なのが特徴だが、イグサの仲間ではない。


花序の脇から苞葉が細長く伸びて、先端は尖っている。
このことからサギノシリサシの別名があると言う。


お尻を刺されては大変とコサギがすたこら逃げ出して、
カルガモ親子に紛れ込もうとしているようだ。


この親子は前に見た家族かどうか分からないが、8羽ぐらいいた。
ここまで成長すれば危険な時期を乗り切ったのだろう。


アオサギは、いつ見ても一人悠然としている。