横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

ちいさい花、秋へ

2006-08-22 08:08:51 | 近所

ヤブラン(ユリ科)
お盆の前後からヤブランをたくさん見かけるようになった。
ランとはいうが蘭ではなく百合の仲間だ。


長い花序はたくさんの花をつける。
花序の軸も花と同じ紫色に染まっていてきれいだ。


ヒメヤブラン(ユリ科)・・多分
林の大きな木の根元に10cmぐらいの高さで、ヒメヤブランがひっそり咲いていた。
ヤブランのほどの花序ではないが花はよく似ている。


細長い葉より低いところに花が咲きジャノヒゲに似た姿だが、
ジャノヒゲの花は下向きに咲くのに対してヒメヤブランは上向きに咲く。


ツルボ(ユリ科)
やはり穂状に咲くツルボも秋の訪れを催促するように咲き始めた。


別名、参内傘(さんだいがさ)
公家が宮中へ参内するときにさしかけられた傘も、
日陰の林あたりでは使うことなく畳んであったのだろう。