横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

セミの羽化

2006-08-05 07:19:08 | あれこれ
一昨日、ゆうほたちと横浜へ野球を見に行って夜遅く帰ってくると、
小枝や草を入れた箱にセミの幼虫がいた。
ログハウスの前の土の上を歩いていたのだという。
きのうの朝起きると箱の外へ出て歩いている。
樹のかわりに障子の桟につかまらせてみたら、少しずつ上がっていく。
(サムネイルにマウスポインターをのせると、画面が切り替わります)
7:47 7:52 7:54 7:56 7:58 8:03
サムネイルで選んだ画像を表示

しばらくすると、ゆうほが「背中がふくらんで出始めている」と叫んだ。
あわてて撮影に入る。
頭からどんどん抜け出し15分ほどするとお尻だけ残してぶら下がった。
よく見ると体と殻の間にへその緒のような命綱のようなものがついている。
体も羽もうすい色で緑がきれいだ。

8:11 8:19 8:19 8:20 8:22 8:24
サムネイルで選んだ画像を表示

10分以上もぶら下がっていたが、何かが少しずつ変化している。
突如頭を持ち上げて、ゆっくり前足を殻に掛けたかとおもうとお尻が抜けた。
そして羽が伸びていく。

8:31 8:36 9:13 10:05 11:00 12:35
サムネイルで選んだ画像を表示

羽がしっかり広がり、体のいろんな白っぽい部分が茶色に変わっていく。
立派なアブラゼミの誕生だ。
さすがに、この変化には4時間以上を要している。
さらに何時間も桟にとまっていたが、夕方5時ごろに飛んでいった。

ほんらい羽化は夜に行われるらしい。
上を向いてしがみつける樹木を見つけようと歩いていたのだろう。
余計な時間をかけさせてしまった。
元気に命をつないでほしい。