東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

羊(きなこ)の毛を紡いだ毛糸、かせくり器に掛けて長さを測る

2021年11月03日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 空いた時間を利用して紡いできた毛糸がボビンいっぱいになりました。この毛糸は、かいたファームにブドウを買いに行った時にいただいた羊(きなこ)の原毛を洗浄してから紡いだものです。紡いだ毛糸の長さを測る意味で、かせくり器に掛けてみることにしました。すると、かせくり器円周2.3m x 巻き数 115 = 265mの長さでした。今後、もう一巻分の毛糸を紡いで双糸にしようと思います。羊毛用品種であるコリデール種の羊(きなこ)の毛は、とても紡ぎやすくてよかったです。

      ボビンいっぱいに紡いた毛糸、足踏み紡ぎ器から取り外す


 ちなみに、265mの毛糸を経糸128本に使うと考えると、265 / 128 = 2,1m つまり、2,1mの長さの布を織ることができます。双糸にすると考えると、もう一個のボビンいっぱい分の毛糸を紡ぐ必要があります。さらに、横糸も双糸にすると考えると、横糸用にさらに二個のボビンいっぱいに紡ぐ必要があります。つまり、今後三個のボビンいっばいの毛糸を紡げば良いことに相当すると思います。今後も仕事の合間をみながら、のんびり時間をかけて紡ごうと思います。

 ボビンいっぱいの毛糸    かせくりに掛ける   そろそろかせくり終わり
  

 さて、かせくり器に掛けた165mの毛糸を外しました。外したときに毛糸がばらばらにならないように、赤い毛糸で二ヶ所を結んでおきました。後は、羊の名前、羊の飼われている場所、長さ、単糸、紡いだ人の名前、日付などをラベルに書いて結び付けておこうと思います。この紡いだ毛糸をどう加工しようか考えています。織機で織るか,編み機で編むか、どんな色に染色しようか、さらに、タペストリーにするのか,襟巻きにするのか,服にするのか,座布団にするのか・・・・などを考えるのは楽しいものです。

    解けないよう赤糸で結ぶ      出来上がった一巻分の毛糸(単糸)
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする