東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

干し芋試作の成果

2004年12月29日 | 田舎暮らし

 先日、干し芋を試作したとの記載をしましたが、その後3週間ほどして目的の干し芋ができました。しかしながら、できあがったものは売っているものとだいぶ違うものになりました。①甘味が劣ること:市販の干し芋より甘味は落ちます。しかし、暖めるとほくほく感があり美味しくなる。蒸した直後のような味。②粘りが少ないこと:芋の表面付近は粘りがあるが、中心部は粉状で硬い。市販の干し芋は全体にやわらかい。

      一番左が市販の干し芋、そのとなり三つが試作した干し芋


 カビがあまり出なかったことは正解でしたが、売りものの干し芋よりだいぶ劣ることが分かりました。いろいろその原因を調べると、使った芋の種類に一番の原因があることが分かりました。売りものの干し芋はタマユタカという品種で芋全体に粘りがあるのに対して、ベニアズマというほくほく感のある粉質の芋であることが、美味しくない第一の原因です。

     カビが散見される試作干し芋             内側が白い試作干し芋
 

 たまたま今月の「BE-PAL 1月号」と言う雑誌に干し芋の比較が出ていますので、興味のある方は読んでください。来年は干し芋用品種のサツマイモを作ってみたいと思います。なお、関西方面では、蒸した芋はすぐカビでしまいますので、干し芋とは生の芋を薄く切って乾かしたものを言います。乾いたパリパリの芋を粉にして水を混ぜて、きんとんのようにして食べます。地域によって作り方が違うのですね。写真で、上が試作したベニアズマの干し芋で、中心付近は粉状になっており表面付近が粘り気があります。下は市販されている干し芋で全体的に粘り気があります。

               上が試作したベニアズマの干し芋、下が市販の干し芋


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耕耘機を再修理

2004年12月28日 | 田舎暮らし
 今日は曇り空の中で故障中の耕耘機の再修理をしました。先日キャブレターを掃除したので点火系統が悪いのではないかと思い、プラグをさらにきれいに掃除しましたが動かないので困りました。いろいろ調べているとどうもガソリンが霧化しないことに気が付いて再度キャブレターを分解しました。今度はフロートなど先日より広く掃除しました。そうすると先日掃除したジェットニードルの周辺に微細な管がもう一つあってそれが詰まっていることに気が付きました。さっそく針とキャブレタークリーナーでゴミをとりました。するとやっと耕耘機は動くようになりました。来年からは、また耕耘機二台で耕せるようになります。修理できてホッとしました。ところで、春菊、ホウレンソウ、小松菜、山東菜が見事に育っています。冬霜にあたっていっそう美味しくなっています。年越しの煮物に使ってみたいと思っています。

                  再度キャブレターを分解修理した耕耘機と私


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しめ縄講習、一年を振り返って

2004年12月27日 | 田舎暮らし
 毎年恒例のしめ縄作りをしました。冬の風は冷たかったですが、日差しが強かったため日向ぼっこしながら田んぼを見下ろす場所でしめ縄を作りました。最初は藁(わら)をたたいてほぐし、水で湿らせてから始めました。一年ぶりのしめ縄作りのため、思い出しながら作りました。

         藁をたたいてほぐす                    藁の根元を固定
 

 通常の縄ないは二重らせんですが、しめ縄は三重らせんのため、ほどけないようにしながら巻いていくのが大変です。ほどけないように稲束を三つに分けたそれぞれの束を左手で持ち、右手でそれぞれの束を反時計周りに巻きます。その反時計周りに巻いた束同士を、今度は時計回りに巻きつけていきます。

                    三つに分けた藁を三重ラセン状に巻き上げる


 作り方を口で言うのは簡単ですが、ほどけないように三重に巻いていくのにはちょっとしたこつがあります。あれこれ楽しく世間話をしながらしめ縄を作っていきました。これでお正月のしめ縄の完成です。

        巻上げが終わった藁                  藁をカットして完成
 

 今年を振り返ると、度重なる台風被害、日照り、スズメ食害などで特にお米が大不作でした。このため、例年の量のお米の収穫ができませんでした。しかしながら、別所小学校の米作り体験支援(来年1月は作ったもち米で餅つきをします)、高校生ごはんCUPなど、けっこう忙しい一年で不作を補って余る以上に地域に貢献できて充実していたのではないかと思います。来年も地域に貢献できる活動ができればと思っています。自然に関わる活動をしつつ、時に子供達や若者の歓声を聞いていると身も心も清らかになるような気がします。

                しめ縄を完成して上機嫌のYさん


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耕耘機のキャブレター分解清掃

2004年12月23日 | 農機具,工具
 一ヶ月ほど前から動かない耕耘機一台を修理しました。プラグからはちゃんと火花が飛んだので電気系統は正常です。するとキャブターが怪しいので、吸気系の装置を分解してみました。するとキャブレターのジェットニードルと呼ばれるガソリンを霧化する部品がガソリンのタール状物質で詰まっていました。キャブレタークリーナーできれいにしてまた耕耘機に取り付けました。よし、動くぞと思っていたらぴくりとも動きません。変だなあと思っていたらどうも燃料が変なことに気が付きました。どうもガソリンではなく石油が入っているようです。この9月10月と脱穀機のエンジン用に石油ばかり買って入れました。このため、だれか間違ってその石油を入れたのかも知れません。

      キャブレターのフロート                キャブレターの燃料給油口
 

 現在、使っている農機具の燃料は三種類あります。ガソリン、混合ガソリン、そして石油です。特に混合ガソリンにガソリンを入れると、必ずその農機具は廃品になってしまいます。今度時間が空いた時にまたその耕耘機を修理・調整しようと思います。ところで、毎年恒例のしめなわ作りですが、私の都合になってしまうのですが27日にしたいと思います。しめなわのほかに、わらを使った鍋敷も作りたいと思っています。27日都合が悪くて28日なら参加できる方がいれば、27日と28日の両日をしめなわ作りにしようと思っています。

             分解清掃したキャブレター、キャブクリーナーで綺麗に
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タマネギの草取りと縄ない

2004年12月21日 | 田舎暮らし

 ちょっと肌寒い一日でしたが、暇な時間をみてタマネギの草取りと縄ない作業をしました。乾燥気味の畑なのでタマネギはやや小ぶりの成長をしています。ついでにホウレンソウや小松菜を今日のおかずのために収穫しました。

                        草取りをした小ぶりのタマネギ


 縄ないは足踏み縄ない機を使ってしました。いろんな草やわらを使って縄にしてみましたが、雨にさらされたわらは丈夫な縄になりません。むしろ草本科の雑草(例えばヒエ)の方がいい縄になるようです。来年は稲刈りをした後、雨にさらさないようにすぐ小屋に取り込もうと思います。

                      縄を編んだ足踏み縄ない機

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麦が順調に成長

2004年12月16日 | 田舎暮らし
 今年は例年になく暖かい日が続いています。そのため、麦が順調に生長しています。ただ、成長が良すぎると後で強力な寒波が来たときに霜柱などで麦の根が浮き上がって枯れることがあります。根が地下深く張っていればそのようなことが無いのですがちょっと心配です。エンドウ豆なども早蒔きするとこの時期に成長が良すぎることがあり、年を越した時に寒波で枯死してしまうことがあります。麦もエンドウも冬を越すためには地上は小さく根はしっかり張っておく必要があります。

                     順調に成長している麦


 さて、来年はメロン栽培に挑戦してみようと思います。何年か前に露地栽培で作ったことがありますがうまくできませんでした。路地栽培はなかなか難しいものです。メロンは特に雨に弱いため、今回はビニールハウスかビニールトンネルで栽培してみようと思います。そのための農業資材も揃えようと思います。以前、台木にスイカやキュウリなどを接木した経験を生かして、メロンを台木に接ぐこともやってみようと思います。なお、3月始めの苗作り開始前に、冬の間に堆肥をきかせた土作りから開始しようと思います。

                      適度に分げつして混んできた麦
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畑の耕耘,ごはんCUPテレビ放送

2004年12月15日 | 田舎暮らし
 今年トマトやナスなどを植えた畝とサツマイモを植えた畝を耕耘しました。暖かい日差しの中でのんびりと耕耘機を動かすのはとても気持ちが良いものです。

                      暖かい日差しをあびて耕耘


 12月は田んぼも畑もあまり作業がありません。あるとしても、来年に向けての田んぼ整理や麦踏みぐらいでしょうか。草取り、農機具の修繕、小屋の整理、林の下刈りなどが中心になります。農作業で忙しくなるのはジャガイモの植付けが始まる2月からです。

                 今後の農作業の予定を考えながらのんびりと耕耘


 今後の予定は次のように計画しました。12月26日:畑内通路やお茶の木周りの除草など。12月27日,28日:しめ縄作り。1月9日:麦踏み,堆肥を施肥,雑木林下草刈り。1月15日:宮武の谷戸の雑木林下草刈り。1月16日: 農具および農業機械整備。1月23日 田んぼの粗起こし。1月30日:田んぼの粗起こし。2月6日:落ち葉はき。2月13日:春夏野菜の準備(畑の耕耘とビニールトンネル作り)。2月20日:ジャガイモの植付け準備。2月27日:ジャガイモの植付け。ところで、「ごはんCUP」のテレビ放送ですが次のように決まりました。日程:平成16年12月19日(日),時間:午後5時00分~午後5時59分,チャンネル:NHK総合テレビです。

                     日差しをあぴて、美味しそうな野菜

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干し芋(サツマ芋)試作

2004年12月10日 | 田舎暮らし
 毎年サツマイモをたくさん収穫しながら、持って帰る人が少ないため大量の芋を腐らせていました。このため、せっかく収穫したサツマイモを生かすために干し芋にできないか試してみることにしました。コンロ,蒸し器,皮剥き器などを持って小屋に行きました。しかし、とても寒くてしかもポツリポツリと小雨が降ったため中止しました。せっかく準備したので、家で干し芋を作ってみることにしました。そのため試作する量のサツマイモを掘りあげて持って帰りました。

                       掘りあげたばかりのサツマイモ


 とにかくホクホクせずあめ色のように蒸すことを心がけました。そのためじっくり時間をかけて蒸しました。しかし、サツマイモの品種が良くないのか大きな芋ほど中心部がホクホクする芋になってしまいました。小さい芋はあめ色で粘りがある芋に蒸しあがりました。※蒸した直後の芋は美味しいですね。干すのがもったいないほどでした。とにかく、試作なので駐車場にタオル(筵が一番良い)を敷いてその上に蒸した芋を並べてみました。干し芋が出来上がるでしょうか、それとも腐ったりカビが生えるか。今後いろいろ試行錯誤してみようと思います。

             蒸した後、乾燥させるためにタオル上に置いたサツマイモ
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野菜収穫と宮ヶ瀬湖畔などを案内・実踏

2004年12月08日 | 田舎暮らし

 私と同じ介護関係の仕事をしているKさんが畑を訪れました。以前にも訪れたことがありましたが、今日は新しい拠点を設けるための相談とのことでした。毎日飲む薬が欠かせないなど彼女はやや健康に不安があるようですが、一人で仕事をこなすなど明るくてとてもバイタリティにあふれています。今回、パンフレットに掲載するためのポートレイトを数十枚撮影してあげました。

   田んぼ山際の落葉の広場         畑の近くの柿林
 


    笹が生える山際           笹が生える山際の小道  
 

 私は大手電機メーカーを退職後介護関連の仕事をしていますが、彼女は以前マッサージ関連の仕事をしていて、今はケアマネージャの仕事をしています。これからケアプランに特化した仕事をする拠点を作るとのことです。畑で野菜を収穫したり田んぼを散策したりしながらそれらの話をしました。

          私の作った野菜を楽しそうに収穫するKさん


   稲の切株に囲まれて         稲刈りが終わった静かな田んぼ
 

 彼女は仕事をする傍ら専門学校に通って建築士の資格も取得しました。建築士の資格を取った理由を尋ねると、「将来自分が理想とする介護関連の施設を、自然にあふれた故郷近くに設計・建築をしたい。」との夢を語ってくれました。

   宮ヶ瀬湖を望む丘           近くのアイスクリーム店
 

 畑や田んぼを散策後、彼女が作る拠点で一緒に仕事をする人を連れて行きたい箇所の候補の一つとして宮ヶ瀬湖を紹介しました。そして、その他の推奨ルートなどを案内・実踏しながら談笑しました。生まれ持った病のため健康がすぐれない彼女、ぜひ夢を実現して欲しいと思います。

            宮ヶ瀬湖を背景に

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干し芋とカブトムシ幼虫

2004年12月07日 | 田舎暮らし
 サツマイモをいくつか収穫しました。毎年のことですが、サツマイモを収穫しながら腐らせる芋が少なくありません。サツマイモの利用方法をいろいろ考えてみました。その結果、初の試みとして明後日干し芋を作って見ることにしました。サツマイモを蒸すか煮て包丁で適度の厚さにスライスして干してみることにします。腐らないように干すには、寒いこと、空気が乾燥していること、乾くまで雑菌がつかないことなどの注意が必要だと思います。ともかく小屋の中に藁を敷いてその上に蒸した芋を置いて乾燥させてみようかと思います。うまく干し芋ができたらいいなと思っています。

      堆肥を積んでいるYさん         堆肥場から出てきたカブトムシの幼虫
 

 サツマイモ掘りの後、堆肥を畑にばらまく作業をしました。堆肥場を掘っていると、中から丸々としたカブトムシの幼虫が出てきました。いつのまにかカブトムシが産卵していたのですね。ちょっとうれしくなりました。このまま作業をするとスコップで幼虫を傷つけるかも知れないので作業を中止しました。しばらくは幼虫のためにそっとしようと思います。

                   堆肥を畑にまいているYさん

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サツマイモと初霜

2004年12月06日 | 田舎暮らし
 昨日の日中は異様な暖かさでしたが、夜はとても寒く朝には初霜がおりました。今日の朝、畑に行ってみると初霜にあたってサツマイモの葉が枯れていました。こげ茶色に変色して縮れたように枯れていました。サツマイモの葉はとても霜に弱いため、初霜がおりたかどうかを観測する目安になります。

                   初霜にあたって枯れたサツマイモの葉


 サツマイモ以外の作物では里芋の葉も霜に弱いので同じように初霜が分かります。逆に小松菜などの冬野菜や麦の葉は、元気に青々としてきます。その理由は、葉が凍らないように成分が濃くなるためだとか。だから、霜に何度か当たったホウレンソウは味が濃くて美味しいのでしょうね。

                  元気に青々としている小松菜などの冬野菜
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足踏み縄ないと雑草取り

2004年12月03日 | 田舎暮らし
 畑の小屋で収穫後の稲藁を足踏み縄ない機を使って縄にしました。何も考えずにただ足を交互に踏む一方で、両手で藁を二つのラッパ型入り口に差し込む単純な作業です。何も考えずにひたすら縄を編むので、あっと言う間に時間が過ぎていきます。

            収穫後の稲藁を、足踏み縄ない機を使って縄にする


 こうやって空いた時間に縄を編めば、楽に来年使う量の縄を作れます。縄を編んだら次に、小松菜など冬野菜の間に生えた雑草を取りました。日差しを浴びての静かな時間でした。

       日差しを浴びての草取り               だいぶ成長した野菜たち
 
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耕耘機の調整と畑の除草

2004年12月02日 | 田舎暮らし
 12月になりました。日中は暖かくても夜はだいぶ冷え込むようになりました。さて、田んぼの作業はほぼ終わったので、畑の除草と耕耘をしました。ただ、その前に耕耘機の調子が思わしくなかったので、調整をかねてキャブレターとプラグの掃除をしました。キャブレターは特に問題なかったのですが、プラグは黒くススで汚れていたためきれいにしました。

          バーナーでプラグを赤熱化してすべてのススを燃やしきる


 きれいにする方法はいろいろあります。応急的には布で磨くかヤスリで磨く方法がありますが、今日はバーナーでプラグを赤熱化してすべてのススを燃やしきって直す方法をとりました。直射日光が当たっているのでプラグ先端に当たっているバーナーの炎は見えません。このため、炎が他に燃え移らないように最新の注意をはらいます。
 
      耕耘機で除草と耕耘                   除草した麦畑
 

 耕耘機などの農機具は、いったん故障するととても厄介です。修理に出すと費用もかかるし時間も無駄になります。農業をするには農機具をある程度修理できる技術が欠かせませんね。技術が無くても、直せる人が身近にいることが必要です。自家用車と同じで、せめて点検できる程度の知識は必要です。この時期、農作業は一段落しますので、小屋の整理整頓や農機具の収納と修理調整など、そして来年作る作物の予定をのんびり考えようと思っています。

                         除草し終わった麦畑で
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