東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

温室で育てたビオラ、花壇へ移植

2020年03月07日 | 建設,工事,修繕

 1月に小型の室内温室を入手しました。そして、試しにビオラの種まきをしました。すると、今月初めにそれなりの苗に育ちました。つぼみが付いていないので、どんな色の花が咲くかまだ分かりません。そこで、花壇に植えてみることにしました。ただ、いきなり花壇に植えても寒さで枯れるかもしれません。それなりの対策をして移植しました。

       種まき後1ヶ月半、育ったビオラの苗


 ビエラの苗を植える位置は、去年から決めていました。ポットから優しく苗を抜いて植えました。その次に、冬ならではのことですが、苗の上に笹の葉を何束か掛けました。霜対策のためです。1週間ほどすれば苗は冬の気候に慣れると思います。苗が元気のようであれば、掛けた笹の葉を取り除きます。さあ、どんな色で花を咲かせてくれるでしょうか、楽しみです。

  ボットから抜いたビオラの苗      苗の上に笹の葉を掛ける
 

コメント

電子回路に必須のアナログテスターを修理

2020年01月19日 | 建設,工事,修繕

 電圧値を測定する時にはデジタルテスターで良いのですが、電圧の変化をリアルタイムで見る時にはアナログのテスターが欠かせません。ラジオ修理などにいつも使っている愛用のアナログテスターが壊れてしまいました。接触が悪いようでメーターがふらつくのです。どの場所の接触が悪いのかそのテスターを分解してみました。すると、測定するコードの根本が切れかかっていました。

       切れかかっていたコードの根本を修理


 切れかかっているコードをいったん切断しました。そして、コードを新しくむき出しにした両端を半田付けしました。その後、ビニールテープで絶縁しました。この修理でメーターがふらつくことが無くなりました。古くさいアナログテスターなのですが意外にも役に立ちます。特に役立つのは、電圧の変化をメーターの振れ方で測定できることです。このアナログテスターとデジタルテスターの違いを知って使うことが大切です。

 切れたコードの根本  コードを半田付け   ビニールテープで絶縁     
  

コメント

田布施町郷土館、石臼の修理(目立てなど)と調整

2019年12月29日 | 建設,工事,修繕

 4年ほど前に石臼の取っ手を修理しました。その後、石臼の製粉能力が落ちてきたように思います。今回久しぶりに石臼を修理(目立てなど)して調整し、製粉能力を回復することにしました。石臼が日常的に使われていた明治・大正時代は、数年に一度必ず修繕していました。当時は石臼を修理できる職人がいましたが、今そのような方はいるでしょうか。30年以上前に山梨県の雑穀などの山村農業調査中に古老から石臼の修理方法を学びました。また、店をたたんだ古い鍛冶屋さんから、石臼の目立て用金槌をいただきました。まさか今、その技術を郷土館の石臼修理に生かすことになろうとは思いもよりませんでした。石臼の修理は次の工程で行います。

   石臼をひっくり返して上臼と下臼を分離、付着した粉を掃除機で吸引


 最初、石臼が置いてある台に散らかる粉を掃除します。今回は掃除機でその粉を吸引しました。その昔は、刷毛で粉を寄せるようにして取り除きました。続いて、下臼の上に乗る上臼を取り外します。重いので注意して外します。下臼には製粉途中の粉が残っていますので、同じようにして取り除きます。粉を取り除くと、下臼の中心の芯棒を取り外します。

石臼周りの粉を取り除く   上臼と下臼を分離    下臼の芯棒を取り外す
  

 これからが石臼の修理の一番難しい所です。それは摩耗した上臼と下臼の溝を再生する工程(目立て)です。石臼用の金槌(無ければロックハンマーで代用可)で、溝に沿って軽く打ちます。リズミカルに軽く叩くようにすることが肝心です。打っていると、極小の石粒が顔に飛んでくることがあります。そのため防護メガネが必要です。グラインダーで溝を掘った石臼を見たことがありますが、もうその石臼は使い物になりません。グラインダーなどの道具を使うことは厳禁です。

   下臼に残った粉を取り除く        下臼と上臼の溝を再生
 

  溝の再生ですが、石臼の中心部はやや広く深くします。逆に石臼の周辺部はやや狭く浅くします。そうすることによって、石臼の周辺部に押し出された粒はより細かく製粉されます。石臼によっては周辺部に溝がないものがあります。つまり、溝が無くなり石の重みでより細かい粉になります。石臼は何年も使っていると溝などがすり減ります。すり減った石は粉に混じります。昔の人はその混じった石を粉と一緒に食べることによって、自然にミネラルを摂取していたのかも知れません。
 なお、上臼と下臼は逆方向に溝が彫ってあります。上臼が回転することによって上臼と下臼の溝の交点が外側へ外側へと移動します。つまり、交点にある粒が外側に押し出されるのです。そのため、石臼を逆に回すと、粒は製粉されず石臼の中心部に集まってしまいます。そのような原理を頭に入れながら金槌を叩いて溝を再生します。

       石臼の溝の方向と溝の深さと幅、※上臼と下臼の溝方向は逆


 溝の再生は無理な姿勢で1時間以上かかり大変ですが、とても大切な工程です。日本語の「辛抱する」はこの作業「芯棒する」から来ているのかも知れません。溝の再生が終わると、上臼がずれないように、また軽やかに回るように芯棒の高さを調整します。それが終わると、上臼を下臼の上に注意深く載せます。
 再生したばかりの溝ですので、回転させると再生前よりも重く感じます。小麦などを入れて製粉すると、製粉された粉が一種の潤滑になります。そうなれば、子気味良く石臼が回るようになります。製粉されることを確認して修理は終わりです。約半日かかった石臼修理でした。少々疲れました。

  芯棒の高さ調製      小麦を試しに製粉   製粉されることを確認
  

コメント

草刈機の故障を緊急修理(プライマリーポンプの交換)

2019年07月19日 | 建設,工事,修繕

 動かなくなった草刈機、草刈りが再開できるように緊急に修理することにしました。エンジンがかからなくなった故障です。以前起きた同様な故障を思い出すと、始動ロープの切断、微細なごみによるニードルの詰まりなどがあります。プライマリーポンプを押すと押した指先がガソリンで濡れるため、今回はプライマリーポンプの故障のようです。2年前にも同様な故障がありプライマリーポンプを交換したことがあります。まずは、キャブレターを分解してプライマリーポンプを取り外してみました。

     茶色に変色して、ひびが入ったプライマリーポンプ


 耕耘機のエンジンと比べて、草刈機のエンジンのキャブレターはとても小型です。プラスドライバーなどを使いながら、慎重にキャブレターを本体から取り出しました。そして、そのキャブレターに付いているプライマリーポンプを外しました。外したプライマリーポンプを指に挟んで空に透かして見ました。すると、頭頂部に無数のひびがあることが分かりました。そのひびからガソリンが漏れているのです。これはもう、交換しか修理の方法がありません。さっそく新品のプライマリーポンプを買いに行きました。値段は税込み516円でした。やれやれ、小さな部品なのに高価だこと。

取り出したキャブレター  外したプライマリーポンプ    購入した新品ポンプ
  

 新品のプライマリーポンプを取り付けると、キャブレターを元のように草刈機本体に取り付けました。そして、プライマリーポンプをしこしこ指先で押すと、ガソリンが正常に入り始めました。始動ロープを2,3回引っ張るとエンジンがかかりました。修理完了です。中断していた草刈りを短い時間ですが続けました。ところで、農機具の修理を専門業者に出すと、とてもコストがかかります。耕耘機稲刈機(バインダー),チェーンソー,草刈機程度は自分で直します。場合によってはトラクターも修理します。たまに修理を頼まれることがあります。 

左:正常なポンプ,右:故障したポンプ     修理完了の草刈機
 

コメント

とても古く、壊れた骨董アイロンを修理

2019年07月09日 | 建設,工事,修繕

 放課後学習成器塾の手仕事教室ではアイロンが2台以上必要です。しかし、手持ちのアイロンは1台しかありませんでした。そのため、とても古い骨董品のアイロンを購入しました。数百円でした。購入したものの「安物買いの銭失い」の諺どうりとなってしまいました。電源100Vを通じても、温度は上がらないし、通電ランプが光りません。このまま燃えないゴミにするのは、しゃくに障ります。そのため、分解して修理することにしました。2日がかりで直しました。

          修理を終えて、これから組み立て直すアイロン


 そもそも、このアイロンはコードがポロポロでした。下手をすれば漏電してしまいます。そのため、コードを新品に取り換えました。さて、アイロンのネジを回して取っ手が付いたカバー部を取り外しました。このアイロンはサーモスタットで温度を調節していました。規定温度に達すると、サーモスタットが切れて温度が下がります。そして、規定温度以下になると再び通電して温度が上がるのです。

  取っ手部を外すネジ     取っ手部を外す   取っ手部と下部を分ける
  

 まず温度が上がらない原因と思われるサーモスタットを調査しました。そして、ドライバーで何度も回していると錆が取れたのかカチンと音がして動作するようになりました。電源を入れると通電して、温度が上昇しているのが分かりました。この時、ランプが光って通電していることを知らせるのです。しかし、ランプが切れているらしく全く光りません。光らないランプを調査しました。このランプはネオンランプで、どこかで断線しているようでした。半田こてを使ってランプを外すと、ランプの壊れた線がポロリと取れるではありまんせんか。たまたま保管していた正常なネオンランプと交換しました。

  温度調節するサーモスタット       光らないネオンランプ
 

 ネオンランプを交換すると、通電中は光るようになりました。サーモススタットが正常に動作するようになったため、規定の温度になるとサーモスタットが切れて通電しなくなりアイロンの温度が下がります。そして温度が低くなると再び通電して温度が上がりました。通電ランプも正常に、通電中は光り、通電が切れると光らなくなりました。このランプの光が切れることがアイロンが使える合図なのです。この古い骨董アイロン、燃えないゴミにならずに済みました。

  ランプの壊れた線    通電すると光るランプ  組み立て直したアイロン
  

コメント

夏に備えて、愛すべき昭和レトロな扇風機を掃除

2019年05月16日 | 建設,工事,修繕

 これからの夏に備えて、昭和レトロを含む2台の扇風機を綺麗に掃除しました。扇風機をしまう秋に綺麗にすべきでしたが、さぼってしまい今日になってしまいました。古く昭和レトロな扇風機は、家内の亡くなった母親にいただいたものです。本体に東京芝浦電気と記名されています。今の東芝のことです。おそらく昭和20年代に製造された扇風機だと思います。レトロながら今でも涼しい風を送ってくれる貴重な扇風機です。

       左は20年位前に購入の扇風機、右は昭和レトロの扇風機


 最初に昭和レトロな扇風機の掃除をしました。この扇風機は、プロペラだけプラスチック製で他はすべて鉄製です。スイッチもレトロで、ボタンスイッチではなくロータリースイッチです。止,1,2,3の4段階です。面白いのは、扇風機の背後に柱に掛けるための突起が付いていることです。柱に扇風機を掛けて上から風を送ることができるのです。壁掛け扇風機になるのです。

 ロータリースイッチ     壁掛け用の突起      注油するための穴
  

 さらに面白いのは油をさす穴があることです。今の扇風機は注油が必要ないモーターを使っていますが、当時のモーターは定期的に油をさす必要があったのです。油をささないでいるとモーターが発熱します。そのため、油をささず使い続けていると運が悪いと発火することがあるのです。私は定期的に油をさして、この愛すべき昭和レトロな扇風機を今でも使っています。

   プロペラ以外はすべて鉄製        濡れたタオルで丁寧に掃除
 

 ところで、20年位前に購入した扇風機も並行して使用しています。その新しい扇風機も掃除しました。この扇風機はもちろん注油の必要がありません。また、1/fと呼ばれる揺れるような涼風を送ることができます。涼風の時はとても静かです。そのため、仕事中は昭和レトロな扇風機を使い、寝る時は静かなこの扇風機を使っています。パソコンやテレビは10年もしないうちに使えなくなったり壊れてしまいます。新製品ほど壊れやすいなんて、電化製品は進歩ではなく退化していると思います。

 プロペラを取り外し     ガードを取り外し    掃除後組み立て
  

コメント

またまたズボンの膝に穴が、アイロンを購入して修繕

2019年02月21日 | 建設,工事,修繕

 去年の8月自分流にズボンの傷んだ膝を修繕しました。お気に入りのズボンでしたので使い過ぎたようです。同じ個所近くにまたまた小さな穴が開いていました。それに加えて、熱圧着した当て布の淵が外れかかっていました。洗濯時に強くこすれたのでしょう。半年程度で再び破れてしまったのでがっかりです。直し方も悪かったのでしょう、気落ちしました。あーあ!

            熱圧着専用の当て布をアイロンで熱圧着


 破れた箇所を見ると、8月に修繕した箇所近くです。今考えれば、広く当て布を当ててミシンで縫えばよかったようです。長年使用したズボンは膝周辺がこすれて広く生地が薄くなっています。布をケチってはいけないことに気が付きました。さらに、熱圧着は一時しのぎであるにすぎないようです。
 ちゃんと修繕するためにはミシンで縫うしかないことが分かりました。ところで、私が使っているミシンは1本糸でしかも往復縫いができないのす。ズボンの修繕に適していません。再度膝が破れることがあれば、ズボンを修繕できるミシンを購入しようと思います。


 当て布の隣に穴が開く    裏返して観察      やむなくアイロンを購入
  

 前回修繕した時、友達にアイロンを借りました。また借りるのもどうかと思って一番安い千円台のアイロンを買いました。そして、熱圧着する当て布も購入しました。しかも、ズボンの表から当てるものと、ズボンの裏から当てるものを購入しました。表から当てる布はズボンと色が違うので目立ちますが、生地が厚いため丈夫そうです。色違いはみっともないので、このズボンは農作業専用に使おうと思います。ウォーキングなどの外出用には使わないようにしようと思います。

   ズボンの表から当てる布       熱圧着するも、色の違いが目立つ
 

 ズボンの裏から当てる布は、柔軟性はありますが薄いので長持ちするか心配です。しかし、表から当て布が見えないので見栄えは悪くありません。中温にしたアイロンを30秒程度押しつけると、あっけなく熱圧着が終わりました。断捨離大好きな家内はすぐに捨てて新しいものを購入します。私は修繕してでも使い続けたいのです。例えば、息子が中学生時代に来ていた服を20年位着続けています。一番古いものは、私が高校時代に使っていたナップサックです。かれこれ50年位使い続けているでしょうか。

   膝にあいた穴      裏側から当てる布    修繕した二つのズボン
  

コメント

筵(むしろ)織機の修理・調整

2019年01月21日 | 建設,工事,修繕

 昔はどの農家にもあったと思われる筵織機、各地の資料館を探してもなかなかありません。そのため、どのように操作して筵を織っていたのか分かりません。私が子供の頃に祖母が筵を織っていたのを見ていた記憶だけが頼りなのです。田布施町郷土館に展示されている筵織機、展示されてから約30年動かないまま年を重ねています。この筵織機を動かせるよう奮闘しています。

        約30年動かないまま展示されている筵織機


 一度には修理できないため、まずは部分部分ごとに動きを確認しました。最初に藁を筵織機に引き込む竿(シャトル相当)を確認しました。右のバーを踏むと、左側で止まったままの竿は右にスライドします。スライド後、竿の先端に付いた短い突起に藁を引っかけます。その直後、右のバーを離すと藁ごと竿が左にスライドします。竿は織機のシャトルに相当する部分です。一応機能しているようです。

 右:竿,左:筬,綜絖   藁をひっかけた竿      藁ごと移動した竿
  

 続いて、筬と綜絖に相当する部分の動きを確認しました。筬相当部分は引き込まれた藁を押さえる棒です。綜絖相当部分は、経糸相当の経縄を一斉に交互に前後方向に動かします。油が切れているのか、バーを動かしてもスムーズに動きません。ただ、全身を使ってて操作することだけは分かりました。両手両足を使うのです。相当に熟練しないと使いこなせません。近日中に筵が織れるように修理・調整しようと思います。

    経縄に引き込まれた藁       筬相当部分を落として藁を押しつけ
 

コメント (1)

上下スクロール故障のマウスを修理

2019年01月18日 | 建設,工事,修繕

 10年位前に購入したパソコンと付属していたマウスの調子が悪くて苦慮していました。パソコン本体はキーボードが壊れました。数ヶ所のキー、押しても入力できないのです。強くたたかないと入力できません。一度そのキーの部分を分解掃除しましたが、すぐに元にように入力できなくなりました。そこで、新しいキーボードを購入してUSB端子に挿入して使っています。困ったのはマウスです。上下スクロールできないのです。ダメ元でマウスを分解しました。

       上のカバーを壊すようにして外したマウスの内部


 ところが分解しようにもネジがありません。強引に壊して外しました。ネジではなく接着されているようです。問題のホイールを外してみると積年のゴミがギューギュー詰まっていました。上下スクロールは、受光素子でホイールの回転を検知しているようです。ゴミが検知用の光を遮断していました。ゴミを取って元に戻しました。半ば壊したので、接着剤を使ってカバーなどを再固定しました。パソコンにつなげると、上下スクロールが直っていました。

   ホイールを外して内部を観察      ホイールに積年のゴミが詰まる
 

コメント (2)

郷土館の壊れた掃除機、修理不能

2018年10月04日 | 建設,工事,修繕

 昨日郷土館のお掃除をしている方から、「床掃除をする掃除機が壊れてしまった。」と連絡がありました。掃除機の故障を直したことがある私は、どんな故障がおきたのか確認しました。すると、電源スイッチを入れると、掃除機全体が揺れて、ゴロゴロ音が出て、そのうち焼けたような臭いが漂ってきました。これは明らかに異常です。すぐに電源スイッチを止めました。

          異常な振動、ゴロゴロ音、臭いがする掃除機


 駄目元で、どうにか直せないか分解してみることにしました。掃除機は構造が簡単なので容易に分解できました。全体を見たところ、それほど錆びたり汚れた箇所がありません。これまで綺麗に使ってきたのでしょう。最後にモーターを取り出してチェックしてみました。モーターを露出して電源スイッチを入れると、やはり異常な音と臭いがしました。永い間使ったモーターの故障のうち、比較的多い原因はブラシの摩耗です。

  全体的に綺麗       内部を次々に分解    最後にモーターを露出
  

 しかし、このモーターはブラシが減っていませんでした。すると、残る原因は一つと思われます。異常な振動、ゴロゴロ音と言えばベアリングです。ベアリングの玉が壊れた可能性があります。これはモーター交換しかありません。製造元はHITACHIです。HITACHIのOBである私としては、「モーターのHITACHI」が泣きます。モーターを取り寄せれば、おそらく1~2万円程度はかかると思います。この掃除機の販売価格3万円程度を考えれば、購入した方が近道かも知れません。

    モーターを取り出して露出       ベアリングの故障と推定
 

コメント (2)

古い東芝製カーラジオAR-109(日野コンテッサ搭載)の修理(2/x)

2018年08月22日 | 建設,工事,修繕

 修理中のカーラジオの症状は、電源スイッチが不安定で、入ったり入らなかったりするとのこと。今回は電源関連の調査をしつつ、電源スイッチのON/OFFを確認しようと思います。通常ならばラジオの背面などに回路図があるのですが、このカーラジオはありません。そのため、まずは電源部の回路図を作成することから始めました。

         カーラジオの電源周辺部、普通のラジオより複雑


 私の回路図の書き方なのですが、最初、カーラジオの現物通りに絵取ります。次にその図を元に回路図を書きます。この作業は石碑の翻訳作業に似ています。最初石碑を読み下し文にし、次に誰でも読めるように現代語訳します。回路図が出来上がると、回路図から順序立てて故障個所を探索します。今回は電源スイッチがおかしいことが分かっていますので、最初にスイッチを調査しました。

   ラジオの現物通りに絵取った図      左の図を回路図化
 

 問題の電源スイッチですが、ボリューム兼用のプッシュスイッチです。端子にテスターを当てたまま、スイッチを何度か押しました。すると、スイッチが入ったり入らなかったり不安定であることが確認できました。よく見るとスイッチを固定しているハトメがぐらぐらしています。運転中にラジオを聞きたい時、電源が入ったり入らなかったりしたらとてもイライラします。このような故障は直すのが困難です。交換するボリューム部品が今では手に入らないからです。接点復活剤を使っても直らない場合は、スイッチを分解して清掃するしかありません。あるいは秋葉原で同等のボリューム部品を探すしかありません。

  テスターを当ててスイッチの検査      ハトメが緩んでぐらぐら
 

コメント

ズボンの膝の破れを自分流修繕

2018年08月18日 | 建設,工事,修繕

 先日、お気に入りのズボン(緑)の膝に穴が開いてしまいました。ズボンを修繕したことがない私は、近所に住むEmさんに修繕をお願いしました。すると、巡り巡ってSさんにズボンが渡り修繕していただきました。ありがとうございました。ところが、そのズボンの膝にまたまた穴が開いてしまったのです。時を同じくして、別のお気に入りのズボン(茶)も膝に穴が開いてしまったのです。寿命なのでしょうか。

ズボン(茶)の膝に開いた穴   特殊スティック糊     アイロンで熱圧着
  

 私としては、またSさんに修繕をお願いするのは、申し訳なく気が引けます。そのため、自分流で修繕してみることにしました。修繕に使う同じ色の布を買うため、柳井市にある手芸店に行ってみました。ついでに、いろいろ相談してみました。すると、ミシンも無く手芸能力ゼロの私に特殊スティック糊を勧めてくれました。補修用布の裏側にスティック糊を塗った後、破れた個所にその布を当ててアイロンで熱圧着するのです。

     一度修繕した箇所を解糸        切り取った布を当ててみる
 

 こんな器具があったのですね。あんちょこな器具ですが、手芸能力ゼロの私にはピッタリでしょうか。Etさんにアイロンを借りて、ズボン(茶)で熱圧着の練習をしました。そして次に、Sさんに修繕していただいたズボン(緑)の破れを熱圧着してみました。広めの布をうまく熱圧着できました。

 特殊スティック糊を塗る   アイロンで熱圧着    Sさん修繕部分も熱圧着  

 こうして修繕を終えたのですが、あんちょこ糊で修繕したことに何か不満がありました。そんなことを思っていた時に、レトロな古い手回し式ミシンがあることに気が付きました。持ち運びが簡単で、下糸不要な手で回すミシンです。そのミシンで熱圧着部分を縫って補強してみました。

           熱圧着部分を手回し式ミシンで縫う

 最初ズボンの筒を入れるのが難儀しましたが、ちゃんと縫えました。ただ、往復縫いができないのが残念です。ズボンを何度も回しながら破れた箇所を縫いました。苦労して自分流で修繕した二つのズボン(緑,茶)、数年は使えそうです。※後でミシン糸が白だったのは後悔

   破れた膝部分、二ヶ所          手回し式ミシンで縫う
 

コメント

小枝を刈る電動バリカンを修理

2018年08月10日 | 建設,工事,修繕

 庭木の小枝を剪定したり、ちょっとした雑草を刈る時に使う電動バリカン。その電動バリカンの修理を頼まれました。刃が古くなったため、自分で新しい刃に交換したとのこと。しかし、刃を交換しても小枝を刈れないとの相談でした。その電動バリカンを実際に作動させてみると、上刃と下刃の動きがおかしいことに気が付きました。上刃がスルスルなのです。これでは刈ることができません。

  本体から刈刃を取り外して調査       生き返った電動バリカン
 

 電動バリカン本体から刈刃を取り外して、新しい刈刃がちゃんとが取り付けられているか調べてみました。すると、部品が二つ無いことに気が付きました。一つは刈刃を固定するネジ、もう一つは回転部を往復運動に変えるギヤ軸のワッシャです。工具箱にあったワッシャを、代わりにはめてみたらぴったり。大正解でした。小枝をバリバリ刈れるようになりました。直って良かった!

          修理した電動バリカンで小枝を刈る

コメント

とても古い手回し式蓄音機の修繕

2018年07月22日 | 建設,工事,修繕

 とある集会所で生き生きサロンの下準備をしました。その時、手回し式蓄音機の音がふらふらすることに気付きました。目いっぱいゼンマイを回しているのですが、音程が安定しないのです。ハンドルを回し続ければなんとか安定します。おそらく蓄音機内部の調速機が不安定なのでと思います。一番の理由は油切れです。機械部分を取り外して油を差すことにしました。

          調速機が不安定で音が乱れる手回し式蓄音機


 まずは機械部分を外すことにしました。この蓄音機を分解するのは初めてですが、子供の頃に蓄音機を何度も分解したことがあるため、内部構造は分かっています。ネジを外して機械部分を優しく外に取り出しました。そして、高速に回転する調速機部分に油を差しました。回転が遅くなりがちなウォームギヤ部分にはまんべんなく差しました。

    ターンテーブルを取り外す         高回転する調速機に油を差す
 

 もう一ヵ所、蓄音機の蓋を閉めた時に固定するハトメが緩んでいました。ペンチなどを使って、そのハトメを正常な状態に戻しました。これで蓋がきっちりと固定できるようになりました。手回し蓄音機などのような古い機械を修理できる人はどこを探してもいません。自分で修理するしかありません。私の楽しみの一つは、古い機械やラジオの修理です。古いものが生き返ると、気持ちが晴れやかになります。

  内部を箒で清掃       壊れたハトメ部分     蓋を固定するボタン
  

コメント

昭和の歌や音楽を、昭和の真空管アンプで聴きたい(3/x) 修理日誌

2018年07月03日 | 建設,工事,修繕

 前回までは電源トランスの電流が何らかの原因で短絡することによってヒューズが飛ぶ現象が分かりました。今回は原因があると思われる電源部を調査しました。そこで発生原因と思われる初段増幅真空管ヒータ用の抵抗とコンデンサを調査しました。その抵抗とコンデンサには焦げ跡があるため明らかに怪しいのです。その抵抗とコンデンサを外しました。

焦げたコンデンサと抵抗  コンデンサと抵抗を外す   外したコンデンサと抵抗
  

 半田ごてとニッパを使って、その抵抗とコンデンサを注意深く外しました。そして、両者をテスターを使って測定しました。すると、ドンピシャリ異常があることが分かりました。まずは抵抗ですが、正常ならば300Ωのはずが∞でした。つまり焼け焦げて断線状態だったのです。また、焦げ跡があるコンデンサは、なんと抵抗値が0でした。つまり短絡していたのです。

      コンデンサ(AとBの間)の抵抗値を測定すると、なんと抵抗値0


 焦げ跡がある短絡コンデンサを取り外して、真空管アンプの電源100Vを入れました。すると、B電圧用の電解コンデンサ端子に正常な410Vの電圧が発生しました。もちろんヒューズは飛びませんでした。それまでは50V位に昇圧するとヒューズが飛んでいました。これでヒューズが飛ぶ一番の原因がコンデンサの短絡であることが確定しました。抵抗が熱くなり焦げた時、隣接していたコンデンサも焦げたようです。これはあきらかに抵抗のW数ミスと部品配置ミスです。昭和30年代、こんなミスがあったのですね。

 コンデンサを外して電源100V入力      正常なB電圧410Vを確認
 

 そこで、最初の修理をしました。まずは、焦げていた抵抗300Ωを正しいものに交換しました。交換が必要と想定していたため、あらかじめ新しい抵抗を購入していました。その抵抗を取り付けました。一方、コンデンサが短絡しているとは想定していなかったため、コンデンサは今度秋葉原に行った時に購入しようと思います。まずは原因を究明できたことは収穫でした。今後は、古い部品を次々に交換する作業に入ります。さらにその次は、音質を重視した修理に入るつもりです。修理完了はまだまだ先です。

 焦げて抵抗値∞の抵抗   短絡していたコンデンサ   正常な抵抗に交換
  

コメント