春に種をまいた洋綿(茶)が収穫時期に入りました。去年は洋綿(白、緑)と和綿の3種類栽培しましたが、今年はそれに加えて洋綿(茶)を栽培しています。いろいろな綿の種類を栽培すると、種類によって収穫時期が少し違うことが分かります。
次々にはじける洋綿(茶) 収穫した洋綿(茶)
収穫した洋綿(茶)をほぐしてみると、洋綿(白)バルバゼンセや洋綿(緑)より繊維が短いように思います。綿の野生種はもともと茶色だったようです。品種改良するにつれて、繊維が長くなり色が白くなったのでしょう。この洋綿(茶)は、綿繰りをすませた後に繊維を十分にほぐさないと糸紡ぎがやや難しいのではないかと思います。今年は、染色しないでも白、緑、茶の三つの糸を紡ぐことができます。その三色を使い分けて布が織ってみようと思います。
綺麗に弾けた洋綿(茶)
もうすぐ8月も終わりです。毎年のことながら夏の果物も終わりです。スイカは葉がすっかり落ちて畑は雑草だらけになりました。その雑草だらけのスイカ畑にポツンと一つスイカが残っています。葉がすっかり落ちているので、丸いスイカが目立ちます。ダメ元でそのスイカを収穫してみました。
雑草の中にポツンとスイカ 今年最後に収穫したスイカ
そのスイカを叩いてみました。熟れていないと硬いコンコンとした音がしますが、ポンポンと響くような良い音がしました。台所に持って行き包丁で切ってみました。葉や茎が枯れていたため、傷んでいるか熟れていないだろうと思いました。ところが、二つに割ってみると綺麗に赤く熟れていました。果肉を少し取って食べると、甘いではありませんか。
中身まで綺麗に赤く熟れていたスイカ
そのスイカを冷蔵庫で冷やして夕食後に食べました。水分タップリの甘いスイカでした。売っているスイカも美味しいのですが、自分で作ったスイカはさらに美味しいような気がします。今年は自宅専用のスイカでしたが、来年は友達に差し上げるスイカも作ってみたいと思います。なお、電柵のお陰でマクワウリを一昨日2個、そして今日も2個収穫できました。9月上旬までさらに10個位のマクワウリを収穫できると思います。マクワウリが終わると、我家の夏は終わりです。
甘いスイカをたっぷり食べる 甘い匂いのマクワウリも収穫
畑を見回りながら、このところイチジクの葉の色が薄いことに気が付いていました。最初は、この猛暑と日照りで木が弱っているのかな程度に思っていました。今回、イチジクの根本を見てびっくりしました。根元に木くずがたくさん落ちているのです。「やられた!」と思いました。芯食い虫(カミキリムシ)が幹に入って食い荒らしていたのです。
色が薄く元気がないイチジク 幹の根本にたくさんの木くず
このまま放置していると、イチジクは枯れてしまいます。素人ながら大手術をすることにしました。木くずが出たと思われる小さな穴を探しました。そして、その穴を小刀でぐりぐりとこじ開けました。穴がイチジクの幹の中心部に到達すると、幹が空洞になっていることが分かりました。つまり、幹の中心部を虫が食い荒らしてトンネル状になっているのです。ご丁寧にも、トンネル上部に通気口のような穴さえ開いているのです。
穴を小刀でぐりぐりとこじ開けると、中心部の空洞に到達
幹の中心部に到達した穴から殺虫剤を吹き込みました。すると、別の穴から殺虫剤が吹き出てきました。あらゆる穴から殺虫剤を吹き込んだ後、すべての穴に殺菌剤兼癒着剤を塗り込みました。そして、その上からビニールテープでぐるぐる巻きしました。
殺虫剤を吹き込む 殺菌剤兼癒着剤を塗る テープでぐるぐる巻き
今回の大手術が成功だったかは晩秋になると分かります。枯れなければ成功です。さらに来春に元気に葉が出てくれば大成功です。なお、イチジク以外にも芯食い虫にやられた果樹がありました。それはナツメです。地上10cmの所をぐるりと円周状に食べられていました。地上10cmから上の幹や葉が枯れて倒れてしまいました。やれやれ!しかしその後,そのナツメの根元から新しい芽が出てきたのは幸いでした。
あちこちの穴を治療後、テープでぐるぐる巻きしたイチジク
11年前にバイク(フリーウェイ250ccからベクスター150ccへ)を買い換えました。その後順調に動きましたが、1年ほど前からエンジン回りが重くなってきました。急坂では、以前のように力強く登れなくなりました。地球円周4万km以上の5.4万kmも走ったので寿命なのでしょうか。時速60km出すのがやっとで、とても以前のように高速道路を走ることはできません。そのため、今回バイクを新しいものに買い換えました。
左:新規購入の新しい200ccのバイク 右:手放した150ccのバイク
古いバイクにはたくさんの思い出があります。一番多く使ったのは通勤です。手放すバイクには旧勤務地の駐車場使用許可証が貼ったままでした。また、ガソリン不足で車が使えなかった東日本大震災時では本当に役に立ちました。バイクは先日逝ったリンちゃんのような生き物ではありませんが、手放すととても寂しい気持ちになりました。これまでの11年間、本当によく働いてくれました。ありがとう。※11年以上前に乗っていたフリーウェイは、同じ機種を3代に渡って約20年間乗りました。家内や子供だった娘を、よく後ろに載せて走りました。
旧勤務地の駐車場使用許可証 新旧バイクの後ろ姿
雨が降って畑が湿ったら、秋ジャガイモ(品種:ニシユタカ)の種芋を植え付けようと思っていました。しかし、いくら待っても雨は降りません。待ちきれず、乾いた畑を耕した後に種芋を植え付けました。天気予報では数日後に雨が降るとのこと。その雨で畑が湿って秋ジャガイモの芽が出ることと思います。
品種:ニシユタカ 畝に巻き尺を張る クワで穴を掘り植え付け
秋ジャガイモは、春植えるジャガイモのように芋を切りません。植える時期が夏のため、芋がちょっとした傷で腐ってしまうからです。霜が降りる11月末に葉や茎が枯れます。その頃秋ジャガイモの収獲です。栽培期間が短いため収量は多くありませんが、掘り出したばかりの新ジャガイモはとても美味しいものです。私はジャガイモの天ぷらや肉じゃがが大好きです。
カラカラに乾いた畑、種芋を70cmごとに並べて植える
夏休み最後の土曜日、今年度最後の発明工夫工作をしました。4月後半から始めて、約4ヶ月かけた工作が完成する日です。今回、子供達一人一人に工作の出来具合を聞きました。すると、9割方は出来上がっていました。一番遅れている子供は約半分の出来上がりですが、提出日までにはなんとか完成しそうです。
最後の糊付け固定 動作の最終確認 大きな工作は廊下で制作
ほとんどの子供達は発明工夫工作だけを一つ作ります。しかし、数人の子供は四つの工作を抱えています。一つは山口県に出す発明工夫工作。二つ目は筑波に出す全国ジュニア発明工作。三つ目は小学生版ロボコンと言えるチャレンジ創造コンテスト工作。そして、四つ目は未来の科学 夢絵画です。私が子供の頃は、そもそもコンテストや発表会などはめったにありませんでした。今の子供は、スポーツに工作に大人顔負けの忙しさです。そして、その子供達を送り迎えする保護者も。
子供達,保護者,指導員で熱気あふれる工作室
今回完成させた工作は、2週間後に最終チェックをします。最初、規定の大きさに収まっているかどうか検査をします。それに合格すると、説明書をチェックします。文章が間違っていないか、読む人に分かるか、工夫した点や苦労した点が書いてあるか、この工作のどこが便利なのかなどが書いてあるかどうかをチェックします。それに合格すると、包装した後に袋に入れて山口県に移送する準備します。子供達、指導員、保護者にとって、今が工作の正念場です。
互いに工作を手伝う子供達 工作が完成し説明書を書く
近年八百屋で売られているトウモロコシは、ほとんどスイートコーンになってしまいました。甘くて美味しいのですが、昔のトウモロコシを知っている私には物足りません。子供の頃、風呂焚きをしながらトウモロコシの実をその炎であぶりながら食べました。とても硬いのですが、熱い実をかじり取りながら食べていました。噛んでいるうちに甘みが口内を巡ります。今ではそのようにトウモロコシになかなか出会いません。
硬質トウモロコシの雌穂、受粉後に実
品種「甲州」を代表とする硬質トウモロコシ、山口県ではあまり見かけません。売っていないのならば自分で栽培するしかありません。6月に種をまいて育てています。スイートコーンは、アワノメイガと呼ばれる害虫によくやられます。その害虫は最初、葉の裏に穴を開けて内部に忍び込みます。そして、大きくなるたびに葉の芯や茎に入り込みます。そして、トウモロコシの実に入り込み食害します。
天高く伸びる雄穂 葉裏に隠れるカマキリ
ところが、昔ながらの硬質トウモロコシは葉や茎が硬いのでしょうか、スイートコーンほど被害が大きくなりません。害虫にとって美味しくないのか、食害される以上に、葉や茎が伸びるからでしょうか。よく分かりません。一般的に、美味しい作物ほど害虫に弱く、美味しくない作物ほど害虫に強い傾向があります。今年も、トウモロコシを焼いて食べてみたいと思っています。
今のところ、害虫に負けず成長旺盛な硬質トウモロコシ
40年位前、山梨や長野の山深い山間地域の民俗調査をしたことがあります。山間地域はほとんどが斜面であることが多く水田ができません。そんな地域では、いろいろな雑穀を作っては食料にしていました。稗、粟、黍、唐黍(トウモロコシ)、はと麦、陸稲、モロコシ、蕎麦、そしてシコクビエなどです。山口県では粟や黍は最近まで作っていた農家がありました。稗は、記録によると江戸時代には作っていたようです。しかし、シコクビエだけは栽培の記録がありません。
独特な形の穂をしている希少雑穀シコクビエ
実はシコクビエは、古代にアフリカからアジアを経由して伝わっていたことが分かっています。古い作物である証拠に、地域によって呼び名が違うのです。正式名称はシコクビエですが、他にはカモアシ、チョウセンベイ、コウボウビエ、エゾッペイなどの名前があります。この希少な雑穀は飢餓対策として古代から山奥の山間地域で栽培されてきました。栽培されてきた地域は、人があまり住まない高知県の山奥、山梨や長野県の山奥などです。
出穂したばかりのシコクビエ シコクビエの粒
シコクビエは、雑草のオヒシバにとてもよく似ています。シコクビエが飢餓対策として珍重されていたのには理由があります。お米や麦は、一度に穂が出て一度で収穫すべてが終わります。そのため、冷害や干害があると一度にダメ(収穫0)になることがあります。しかし、シコクビエはだらだらと長期間にわたって穂が出ては熟すのです。つまり、収穫期間がとても長いので収穫の不出来リスクが少ないのです。霜が降りて枯れるまで何度でも収穫できるのです。ただし、お米に比べて美味しくありません。食べたことがありますがパサパサして美味しくありません。いわば飢餓対策に特化した作物なのです。今年もこれら希少な雑穀を収穫できそうです。
独特な形をした穂、茶色に熟すと収穫
5月初めに皆さんと種まきした和綿畑の雑草を刈っていると、和綿の実一つが白くはじけていることに気が付きました。いわゆるコットンボールです。1番最初に花が咲いたのは洋綿でした。そのため、洋綿が一番最初にコットンボールになるのと予想していました。今日の和綿収穫で、その予想が見事に裏切られました。
和綿の木にぶら下がるコットンボール
コットンボールを収穫した和綿は、根本がカラカラに乾燥していました。そのため、綿が弾けるのが促進されたのかも知れません。他の畑の綿は実はどんどん大きくなっているのに、綿が弾けません。去年の収獲時期と同じだとすると、来週から1ヶ月間綿をどんどん収穫することになりそうです。特に雨が降りそうな日は、綿が濡れないうちに収穫することが肝心です。
今後たくさんの綿を収穫できそうです。そのため、この秋は種繰りや糸紡ぎが忙しくなりそうです。
収穫したコットンボールの表側 がく側から見たコットンボール
修理中のカーラジオの症状は、電源スイッチが不安定で、入ったり入らなかったりするとのこと。今回は電源関連の調査をしつつ、電源スイッチのON/OFFを確認しようと思います。通常ならばラジオの背面などに回路図があるのですが、このカーラジオはありません。そのため、まずは電源部の回路図を作成することから始めました。
カーラジオの電源周辺部、普通のラジオより複雑
私の回路図の書き方なのですが、最初、カーラジオの現物通りに絵取ります。次にその図を元に回路図を書きます。この作業は石碑の翻訳作業に似ています。最初石碑を読み下し文にし、次に誰でも読めるように現代語訳します。回路図が出来上がると、回路図から順序立てて故障個所を探索します。今回は電源スイッチがおかしいことが分かっていますので、最初にスイッチを調査しました。
ラジオの現物通りに絵取った図 左の図を回路図化
問題の電源スイッチですが、ボリューム兼用のプッシュスイッチです。端子にテスターを当てたまま、スイッチを何度か押しました。すると、スイッチが入ったり入らなかったり不安定であることが確認できました。よく見るとスイッチを固定しているハトメがぐらぐらしています。運転中にラジオを聞きたい時、電源が入ったり入らなかったりしたらとてもイライラします。このような故障は直すのが困難です。交換するボリューム部品が今では手に入らないからです。接点復活剤を使っても直らない場合は、スイッチを分解して清掃するしかありません。あるいは秋葉原で同等のボリューム部品を探すしかありません。
テスターを当ててスイッチの検査 ハトメが緩んでぐらぐら
今年もやられました。食べようと思っていたマクワウリ、見事に食い荒らされました。事前に電柵を設置しておけば良かったのですが、暑さにかまけてさぼっていたらこの有様です。仕事から帰るとすぐに、マクワウリ畑を囲むように電柵を設置しました。
電柵の杭を打ち込む 杭に碍子を取り付け 電線を張る
私が使っている電柵は小さな家庭用です。電池8個12Vを6000Vに昇圧して電撃にしています。人が触ると痛みを感じます。獣ならばもっと傷みを感じると思います。電気なので、マイナス側は地中のアースにセットし、ブラス側は電線にセットします。
電池8個12Vで駆動 地中に埋めたアース ブラス側を電線に
電線にプラスを繋ぐとスイッチを入れました。しかし、スイッチを入れても電柵が機能しているかどうか見た目では分かりません。まさか、手で触ってみることは怖くてできません。以前、誤って触ってびっくりするほど電気ショックを受けたことがあります。確かめるには付属のセンサーを電柵に当てます。とすると、ピカピカと光ります。これで、電柵に電気が通っていることが分かるのです。
マクワウリ畑を囲むように電線を設置後、電気を通した電柵
これまで、数個のマクワウリをタヌキに食べられてしまいました。甘くて美味しい箇所だけ食べて、まだ熟れていない個所は食べ残します。そのため、その食べ残した個所が腐ってしまい、それがマクワウリの葉や茎を汚します。ここ数年、野犬がいなくなったためかタヌキなどの害獣が増えたように思います。作物栽培だけを考えれば、野犬がいたほうが好都合なのでしょうが。とは言え、野犬も害獣も共に困ったことです。
黄色く熟れ始めたマクワウリ まだ小さい未熟なマクワウリ
去年の夏休みに少年少女発明クラブで、ある子供の「目覚ましキツツキ」の工作支援をしました。目覚ましを実現するため、朝になったらスイッチが入る回路を作りました。今年は、夜になったら光る工作を支援をすることになりました。小学生がその回路を作ることは難しいため、私が回路を設計・試作することにしました。
電気断続器であるリレー 基板にリレーを設置 回路を図面化
オーソドックスに、光を感知する半導体であるCDSを使って夜を感知する回路を作ります。CDSは明るくなると抵抗値が下がり、暗くなると抵抗値が上がります。その特性を利用して回路を構成します。下の図で、夜になるとCDSの抵抗値が上がると、トランジスタ(TR)のベース電流が増えるように回路を組みます。すると、増えた電流をトランジスタ(TR)がさらに増幅してリレーのスイッチがONするようにします。なお、駆動電池は9Vの006Pを使います。
夜になって暗くなると、リレーのスイッチがONする回路
この回路の中で、どの位の暗さでリレーのスイッチがONするかはR1又はR2で決めます。そのため、いくつか抵抗を取り換えて調整しようと思います。半固定抵抗を使ってもよいかも知れません。まずは、基板の上に抵抗、トランジスタ、リレーを置いてはんだ付けしました。次週の土曜日までに完成して子供に渡そうと思います。
各素子を基板にはんだ付け はんだ付けした各素子
遅くに種をまいたキュウリを収穫しています。このところの猛暑のためでしょうか、変形したキュウリばかり収穫しています。一番多いのは、茎に近い場所は正常に太っているのに、尻に近い方は細いのです。おそらく水分が少ないので、キュウリ全体平均に水分が渡らないのでしょう。
咲いたキュウリの花 小さなキュウリ 変形したキュウリ
変形したキュウリは見た目は変なのですが、味は普通のキュウリと変わりません。収穫しながら毎日のように食べています。葉の色が薄いので、肥料分が少ないのかも知れません。特に窒素分が少ないのではないかと思います。化成肥料を水に溶かしてまいてみようと思います。ところで、カボチャとマクワウリが次々にタヌキに食害されます。今年は収穫を見込めません。がっかりです。
次々に実がなるも変形キュウリばかり、葉の色も薄い
先日、お気に入りのズボン(緑)の膝に穴が開いてしまいました。ズボンを修繕したことがない私は、近所に住むEmさんに修繕をお願いしました。すると、巡り巡ってSさんにズボンが渡り修繕していただきました。ありがとうございました。ところが、そのズボンの膝にまたまた穴が開いてしまったのです。時を同じくして、別のお気に入りのズボン(茶)も膝に穴が開いてしまったのです。寿命なのでしょうか。
ズボン(茶)の膝に開いた穴 特殊スティック糊 アイロンで熱圧着
私としては、またSさんに修繕をお願いするのは、申し訳なく気が引けます。そのため、自分流で修繕してみることにしました。修繕に使う同じ色の布を買うため、柳井市にある手芸店に行ってみました。ついでに、いろいろ相談してみました。すると、ミシンも無く手芸能力ゼロの私に特殊スティック糊を勧めてくれました。補修用布の裏側にスティック糊を塗った後、破れた個所にその布を当ててアイロンで熱圧着するのです。
一度修繕した箇所を解糸 切り取った布を当ててみる
こんな器具があったのですね。あんちょこな器具ですが、手芸能力ゼロの私にはピッタリでしょうか。Etさんにアイロンを借りて、ズボン(茶)で熱圧着の練習をしました。そして次に、Sさんに修繕していただいたズボン(緑)の破れを熱圧着してみました。広めの布をうまく熱圧着できました。
特殊スティック糊を塗る アイロンで熱圧着 Sさん修繕部分も熱圧着
こうして修繕を終えたのですが、あんちょこ糊で修繕したことに何か不満がありました。そんなことを思っていた時に、レトロな古い手回し式ミシンがあることに気が付きました。持ち運びが簡単で、下糸不要な手で回すミシンです。そのミシンで熱圧着部分を縫って補強してみました。
熱圧着部分を手回し式ミシンで縫う
最初ズボンの筒を入れるのが難儀しましたが、ちゃんと縫えました。ただ、往復縫いができないのが残念です。ズボンを何度も回しながら破れた箇所を縫いました。苦労して自分流で修繕した二つのズボン(緑,茶)、数年は使えそうです。※後でミシン糸が白だったのは後悔
破れた膝部分、二ヶ所 手回し式ミシンで縫う
収穫ギリギリ、8月になってからの枝豆の種まき。気になって畑をまわってみると、ちゃんと発芽していました。一昨日からの小雨も手伝って元気に芽が出ていました。嬉しくなります。最も遅い種まきのため、収穫するのは10月末以降になると思います。その頃は、小麦の種まき時期と重なります。枝豆収穫パーティーを開くとすぐに、小麦用の畑に転換しなければなりません。
枝豆(黒大豆)の発芽 枝豆(白大豆)の発芽 小豆の発芽
枝豆と同じように小豆も元気に発芽していました。小豆は、ソバと同じように短い期間で収穫できる貴重な豆です。枝豆と同じように10月末から12月にかけて豆を収穫できます。他の豆と違って、あんこやぜんざいなどの甘い材料に使います。そして、たまに失敗しますが自家製水羊羹にもします。豆を数時間煮てトロトロにし、少々砂糖を入れて、寒天を入れて冷まします。それだけで、美味しい自家製水羊羹のできあがりです。
元気に発芽した枝豆、今後は間引き
枝豆、小豆、そして藍の隣で、春に種を蒔いていた和綿が育っていました。あまり除草せず、しかも肥料を蒔いていないため背が低いまま花を咲かせていました。今回種をまいた和綿は、種を絶やさないための種取り用です。
アオイに似た和綿の花 背が伸びつつある和綿