東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

タマネギ畑の雑草を取り除く

2018年02月28日 | 野菜:根菜

 春が近いのか、最近暖かくなったような気がします。地面を見ると、雑草がわずかに伸びていることが分かります。3月になると、草木が元気になるとともに、鳥も巣をどこに作ろうかと飛び回ります。理由は分かりませんが、この時期の鳥は我家の窓に当たったり、誤って部屋の中に入ることがよくあります。そんな小春日和の中、タマネギの雑草取りをしました。

          椅子に座ってタマネギの雑草を取る


 タマネギは穴あきの黒マルチで育てています。黒マルチは日が当たると、その下の地面が暖まります。そのため、タマネギの育ちが促進されるようです。しかし、同時に黒マルチに芽生えた雑草の成長も促進されるのです。そのため、今の時期に雑草を取り除いておかないと、いつの間にかタマネギを追い越してしまいます。一度繁茂させてしまうと除草は困難です。

タマネギ穴に生えた雑草    雑草を取り除く     雑草を取り除いた穴


 タマネギは普通、春の終わりに茎が倒れた頃に収穫します。しかし、私は根元が太り始める時期にもどんどん収穫します。この時期は葉がまだ倒れていないため、葉も根も美味しく食べることができるのです。八百屋さんでは購入することができない葉付きタマネギです。ところで、これから3月になって一番の野良仕事はジャガイモの植え付けです。注文し忘れていたと思っていたジャガイモ「シンシア」の種芋が届きました。3月になれば早々に種芋を植え付けようと思います。

         濃い緑のタマネギ、今年も美味しく食べられそう

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楽しかった平生町大野南史跡巡りウォーキング(1/3)

2018年02月27日 | 歴史探訪他ウォーキング



 下見ウォーキングを経て決まった、今回の本番ウォーキング。春が近いのか、下見時のようには雪が降っていませんでした。そのため、とても歩きやすいウォーキングとなりました。歩いていると体がほかほかします。最初に神出古墳を訪れました。この古墳は形状が壊れています。おそらく小型の円墳ではないかと思われます。

神出古墳への登り口      祇園社の石鳥居     祇園社下の鶏小屋


 続いて、山道を通って直接祇園社に行きました。この祇園社はこの地区だけで管理されているためか小さくまとまったお社です。祇園社の下に騒がしい鶏小屋があります。お聞きすると、烏骨鶏とチャボと尾長鳥を混ぜた鶏とのことです。今回は小屋にいましたが、放し飼い中だととても騒がしかったと思います。時々イタチに襲われるそうです。ヘビに巻き付かれたことが一度あったそうです。

 蔵之本観音堂        小川に建つ石仏      大野八幡宮の参道入口


 この祇園社を管理している家は今、2軒だけとのことです。そう言えば周りには壊れた家ばかり目立ちます。平生街に近いのにどうして空き家ばかりなのか不思議です。続いて蔵之本観音堂に行きました。続いて、小川に置かれた石仏を見学しました。その昔、お坊さんがここで亡くなったとの言い伝えがあるそうです。そのお坊さんの弔うために石柱を置いて石仏としたのでしょうか。

          長い参道を進むと大野八幡宮に到着


 石仏を見学すると、大野八幡宮に行きました。たまたま、禰宜さんがおられたため、亘理南山の移築建物についてお聞きしました。しかし、何の言い伝えもないとのことでした。だいぶ昔に取り壊したか、焼けたのかも知れません。次に園田地区に入り、とあるお墓の前に行きました。一見すると祠ですがお墓です。

   椿の大木と一体化しているお墓      我々が珍しくて?出てきた小鳥
 

 このお墓は、その昔100年以上前のことでしょうか、地元のFさんが家を見下ろせるこの位置を指定して亡くなったとのこと。植えられた椿は大木となりお墓と一体化しています。究極の樹木葬ではないかと思います。今でも花を手向ける親族がいるのです。私もこのようなお墓がいいなと思います。

    お昼休憩をした弘法の大師堂(園田集会所)、椿のお墓から見下ろして

 

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毛糸紡ぎのため、羊の原毛を洗浄

2018年02月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日、羊の原毛を郷土館で脱脂しました。しかし、郷土館は給湯設備がないため電気ポットで沸かしたお湯を使って脱脂しました。電気ポットで沸かすお湯の量はわずかなものです。そのため今回、お湯がふんだんに使える麻郷公民館で脱脂作業を行いました。お湯の温度も自由に設定できるのでとても助かりました。

      原毛の汚れを取っている皆さん、脱脂のついでにゴミ取り


 脱脂作業には大きく二つの作業があります。最初に、熱めのお湯に原毛を1時間程度浸します。1時間後原毛が十分に柔らかくなると手で汚れを取り除きます。続いて、汚れたお湯を捨て、再び熱いお湯を入れます。今度は、十分に溶かした原毛用洗剤を注ぎ攪拌します。やはり1時間じっくりと浸します。しばらくすると、脱脂された汚れが溶けたり浮いてきます。1時間後に汚れた洗浄液を捨てます。

  洗浄前の原毛      給湯器から60°のお湯    お湯で汚れを取った原毛
  

 最後に洗浄した原毛から石鹸成分を洗い流します。3度ばかりお湯で洗い流しました。その間も気が付いた汚れを手で取り除きます。水で洗い流した原毛は網に入れてお湯を落とします。強く絞るとフェルト化するためしたたり落とします。ある程度お湯が取れると、原毛をほぐすようにして、天日乾燥します。このようにして原毛を脱脂しつつ汚れを落としました。天日乾燥が終わると、やっと紡ぐことができます。

   洗浄液に浸かった原毛を洗う      手で軽く押すように洗浄液を落とす
 

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移動郷土館 歴史講座 旭・新川ふれあい生き生きサロン

2018年02月25日 | ふるさと



 田布施町麻郷の旭自治会館で移動郷土館を開催しました。初めての試みでもあり、とても緊張しました。困ったのは、リハーサルでちゃんと動いていたノートパソコンです。突然Windows10が更新を始めたことです。5分待っても1%しか進まないのです。急遽Mさんのパソコンをお借りして起動しましたが、とても古いノートパソコンだったのかSDをカードを読んでくれないのです。最後の手段として据え置き型パソコンを我家から持ち込みました。開始予定時刻ちょうどに動いてくれましたが、寿命が縮みました。

      旭地区と新川地区の古代から現代までの歴史について解説


 パソコンが動いた後は予定どおり講演が進みました。最初に旭と新川地区の古代から現代までの歴史についてお話をしました。続いて、昔使った二つの機器について懐かしんでいただきました。その機器とはダイヤルがない最初期の電話機、もう一つは手回し式蓄音機です。手回し式蓄音機で懐かしい音楽を流すと、皆さん自然に口ずさんでおられました。

 来ていただいた皆さん  最初に民生委員さんの挨拶    ふるさとの歴史講演
  

 懐かしい機器のお話が済むと、幻燈を鑑賞していただきました。お題は「七匹の子ヤギ」です。幻燈とは電気式紙芝居と言ったところでしょうか。あらかじめ声優さんを決めていただきました。みなさん大いに笑っていただきました。続いて、昔の映画館でよく上映されていたフィルムによる映画鑑賞です。もともとは児童向けの映画ではないかと思われる題目です。大人でも鑑賞できます。鑑賞直後、数人の方は涙を拭いておられました。

    映写機による映画鑑賞          スクリーンに映る映画
 

 今回の移動郷土館は初めての試みでもあり、非常に緊張し疲れました。最初ノートパソコンの不調には泣かされましたが、ぎれぎり切り抜けました。今後ノートパソコンは2台、映写機も2台準備しておいた方が万全なようです。来られたふれあい生き生きサロンの方々には喜んでいただいたようで安心しました。移動郷土館は、ほぼ定刻どおりの12:05に終わりました。その後は、美味しいお弁当をいただきました。旭地区・新川地区の方々、ありがとうございました。

         歴史講演が済んだ後、楽しいお弁当タイムで和みました

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しいたけの菌を、こならの伐採木に打ち込む

2018年02月24日 | 樹木,果樹



 あらかじめ購入しておいたしいたけの菌を、こならの伐採木に打ち込みました。菌は駒状になっており、木に開けた穴に金づちを使って打ち込みます。打ち込む数は木の大きさによって適正数があります。木の表面の約40平方cmに一つの菌を打ち込むのです。多すぎれば菌の無駄に使いになり、少ないと雑菌が生えてしまいます。そのため、私は打ち込む前に適正な位置にチョークで印を付けてから打ち込んでいます。

        チョークで印を付けた位置にしいたけの菌を打ち込む


 チョークの印は私流の方法で付けています。まずは、ぐるりと幹の円周上に8cmごとにマーキングします。続いて、そのマーキング位置から幹の円柱上に20cmごとにチョークで印を付けます。これでチョークでの印付けは完了です。続いて、その印を基に特殊金づちか電気ドリルでどんどん穴を開けていきます。チョークによるマーキングは面倒ですが、正確に穴を開けることができます。このようにして約40平方cmに一個ずつ駒を打ちます。

  円周上にチョークでマーキング      幹の円柱上にチョークでマーキング
 

 穴を開けるには二つの方法があります。一つは、電気ドリルで開けます。専用ピットを装着して開けます。適正な直径で、しかも適正な深さで穴が開くのです。私はほとんどこの方法で穴を開けています。充電式のドリルではすぐに蓄電池の電気を消耗してしまいます。家庭用100Vのコードを作業場所まで引いて、100V電源の電気ドリルを使って穴を開けています。

  電気ドリルで穴開け   駒状の菌を穴に差し込む   金づちで菌を打ち込む
  

 もう一つの穴あけ方法は、穴あけ専用の金づちで開けます。チョークで印を付けた位置に勢いよく金づちを振り下ろすのです。すると、菌を打ち込むのにちょうどよい穴がすっぽり開くのです。ただし、ずれて空くことが多く穴の位置にばらつきが出ます。電気コードを引けない山奥で作業するときは、この方法でしか穴を開けることができません。

     穴あけ専用の金づち         規則正しく菌を打ち込んだ木
 

 すべての伐採木にしいたけの菌を打ちこむと、菌が育つように一年間寝かします。木漏れ日が差し込む林の中の、風通しが良く、適度に湿り気がある場所に置くのです。山まで一輪車でよいしょと運び、並べて置きます。直射日光が当たらないように遮光シートをかけてきます。風通しが良い穴あきシートです。さて、来年の今頃までに菌は元気に成長しているでしょうか。しいたけが収穫できるようになるのは再来年以降です。しいたけ栽培は気の長い農業なのです。

  山まで一輪車で運ぶ    横にゴロンと寝かせる    遮光シートを被覆
  

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干し柿(大核無)の苗木を移植

2018年02月23日 | 樹木,果樹

 12月初旬にたくさんの干柿をいただきました。そして、皮を剥いで数百もの干柿を吊しました。2月下旬になってもまだ食べつくしていません。毎日のように美味しい干柿を食べています。さすがに、干し過ぎて硬くなっていますが、まだまだ美味しく食べています。来年も同じ量の渋柿をいただけるか分かりません。そこで、渋柿の苗を何本か注文しました。

         今回植え付けた渋柿(大核無)の苗木


 注文したうちの1本の苗が届きました。その渋柿の品種は大核無と呼ばれ、種が無い大きめの渋柿だそうです。今食べている干柿にはたくさんの種が入っています。多いものは干柿一つに8個もの種が入っています。食べながら種を取るのは大変です。種が無いと思って、強く噛み過ぎて唇を噛みそうになったことがあります。種が無いのはありがたいことです。

  苗を植えた場所      スコップで穴を掘る     苗を穴に移植


 苗を植え付けた場所は、先日しいたけ栽培用にこならの木を伐採した場所です。数本伐採したため場所が空いています。日当たりも最高です。大きめの苗ですので、うまく育てば2~3年後には実が収穫できるのではないかと思います。注文した残りの渋柿は、収穫時期が後ろにずれた品種です。

     苗を植え付けた後、水やり     風で揺れないように支柱に固定

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しいたけのほだ木を伏せ場に移動

2018年02月22日 | 野菜:豆類ほか

 先日伐採したこならの木に、そろそろしいたけの菌を打ち込もうと思っています。菌を植え付けたこならの木(ほだ木)は一年ほど横にして寝かせます。しかし今、寝かせる場所に去年菌を植え付けた木が寝かせてあります。寝かせる場所を空けるため、去年寝かせた木を伏せ場に移動しました。

          去年しいたけ菌を植え付けた木を伏せ場に移動


 去年しいたけ菌を植え付けた木を寝かせた場所に行くと、雨水を通すシートが掛けてあります。そのシートを剥がすと、一年ぶりにほだ木が現れました。ざっと見て、雑菌に侵されていないようです。しいたけが成長した場所は、菌が白く広がっています。ほだ木全体に白い菌が広がれば成功です。

  ほだ木を寝かせた場所   透水シートを外す       順調に菌が成長
  

 ほだ木を移動する場所は、今後しいたけを収穫する場所になります。適度に湿り気があり、風通しが良く、あまり日が当たらない場所です。木漏れ日が落ちる明るい林が適地です。その場所を決めると、竹を切ってその場所に運びます。そして、ほだ木をX字型に立てかけられる高さになるように竹を木に結びつけます。結びつけると、次々にほだ木を運んでX字型に組みました。早ければこの秋からしいたけが収穫できると思います。

   ほだ木を組むため竹を横に固定         次々にほだ木を組む
 

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裏山の下草刈りを続行中(6/x)

2018年02月21日 | 草刈り,整地

 我家裏の下草刈りは斜面ばかりで疲れます。今回は場所を変えて、元牛舎南のけやき林の下草刈りをしました。この林のけやきは、八王子市の昭和天皇武蔵野陵(円墳)に芽生えていたけやきです。20年位前、亡き爺様が段ボール数箱に入れて田布施に持ち帰りました。芽生えたばかりのたくさんのけやきの幼苗を大切に育てて移植しました。そのけやきが育ってできた林なのです。

     八王子市の昭和天皇武蔵野陵に芽生えていたけやきの林


 20年後の今、けやきは大きく育っています。やれやれ、どうしたものかと考えています。できることは、草刈機で下草刈りをする位でしょうか。今回は、やけきの根本に育った雑木を刈り取りました。一番やっかいなのは野イバラです。巨大に育って往生しています。棘が刺さって歩くことができません。今回、この野イバラを刈り取ることに専念しました。けやき林には、野イバラを含めて困った雑木たくさんが生えています。時間をかけて刈り取ろうと思っています。

  けやきの根本に生える野イバラ      刈取りが大変な巨大な野イバラ
 

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移動郷土館、古代から現代までの楽しい歴史講演(リハーサル)

2018年02月20日 | ふるさと

 2月から、各地域を回りながら郷土の歴史や古民具などを楽しく回想していただく移動郷土館を開催します。最初に旭・新川地区生き生きサロンにて講演します。場所は田布施町麻郷の旭自治会館です。その講演のためのリハーサルをしました。古代から現在までの歴史の流れを講演するとともに、手回し蓄音機,映写機,幻燈機などの昭和初期の機器を動かします。スクリーンの位置は良いか、スクリーンに映写機の映像が明るく映るか、文字はよく見えるか、音はよく通るかなどのチェックをしました。実際に動かして確認してみました。

 旭自治会館でスクリーンの位置決め、手前は幻燈機(お題は「七匹の子ヤギ」)


 移動郷土館を考えついたのは、移動図書館はあるのに、移動郷土館はどうして無いのだろうと思ったことです。高齢化に伴って、郷土館に来館される方の数が近年減っているように思います。これまでのように地域の方を待っているのではなく、郷土館の方から地域に出向いてみようと思います。その第一歩として、旭自治会館で最初の移動郷土館を開催します。本番は24日で、今のところ30人位の方々が来る予定とのことです。笑いを含めた楽しい移動郷土館にしてみようと思います。

リハーサルした旭自治会館  スクリーンの位置決め   映写機のセッティング
  

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ボーイスカウト B-P祭のお手伝い

2018年02月19日 | 子供の育成関連

 田布施町で行われたボーイスカウトB-P祭のお手伝いをしました。B-Pとはボーイスカウトを創設したイギリス人ベーデンパウエルのことです。ベーデンパウエルは今から100年位前でしょうか、アフリカでの軍隊経験を基に,野外活動を通じての青少年育生をボーイスカウトとして体系化しました。国によってはボーイスカウトを学校教育に取り入れています。今回のB-P祭に参加したのは田布施町、柳井市、岩国市のボーイスカウトとのことでした。

          B-P祭、ビーバースカウトによる宣誓の言葉


 実は、私も東京でしばらくの間ボーイスカウトの副隊長をしていました。主に小学生対象のカブスカウトの指導をしていました。15年位前まででしょうか。その後、田布施町に帰るまで田んぼを中心とした夏場のボーイスカウトの支援をしていました。今回、久しぶりにボーイスカウトの制服でも着て参加しようと思いましたが、制服,帽子,ネッチなどをすべて断捨離好きの家内に処分されていました。B-P祭で歌った歌、誓いの言葉などを聞いてとても懐かしく思いました。ちなみに、ボーイスカウトには年齢別に、ビーバースカウト,カブスカウト,ボーイスカウト,ベンチャースカウト,そしてローバースカウトに分かれていたように思います。

  B-Pの肖像画を前に    カブスカウトの誓い    参列しているスカウトなど


 さて、今回のボーイスカウトB-P祭での私の役割は、田布施町の史跡の一つである冨永有隣顕彰碑の前で、史跡コースを巡ってやって来たボーイスカウトに説明をすることです。今年は明治150年に当たるため、明治維新と冨永有隣について話をしました。ただ、小学生が多いのでどこまで理解してもらったかなあと思いました。顕彰碑の巨大さを体現してもらうため、顕彰碑の下を一周しながら見上げてもらいました。 

       富永有隣顕彰碑を下から見上げてもらい巨大さを体現


 私がボーイスカウトにいた頃、男の子はボーイスカウト、女の子はガールスカウトとはっきり分かれていました。しかし今のご時世、女の子もボーイスカウトで活躍しているようです。そう言えば、私がボーイスカウトをしていた頃、すでに女性の隊長が珍しくなくなっていました。親からすると、男の子をボーイスカウトに妹の女の子をガールスカウトに入れるのは負担であるとの話を聞いたことがあります。確かに、1家族でボーイとガールの二つの隊に入れるのは送り迎えでも大変です。

   1時間後にやってきた次の班       さっそうと去っていくスカウト達

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100年以上前製造の古い自動織機を修理(1/x)

2018年02月18日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 先日搬入したとても古い自動織機、今日から時間をみては修理しようと思います。今回は、モーターの回転が自動織機に伝わって、織機の各部分が少しでも動くように修理することにしました。搬入後、モーターが回ることだけは確認しました。ところが、自動織機軸のプーリーにVベルトをかけてモーターに繋げるとなかなか回りません。織機内の車軸などが錆で固着しているか油切れしているようです。そこで、我家の余っているギヤオイルを注すことにしました。

         古い自動織機のあちこちに油を差す


 織機の回転軸には油を差して、往復運動する箇所にはグリスを塗ることにしました。グリスは、近くのDIYのお店で購入しました。何箇所か油を注いだりグリスを塗りしましたが、自動織機はなかなか動いてくれません。モーターを動かし始めてしばらくするとモーターが熱くなりました。過電流が流れて熱くなったようです。そのため、しばらくモーターを動かすのは止めました。そして、Vベルトを怪しいと疑いました。

油差しにギヤオイル給油     グリスと油差し    往復部にグリスを塗布
  

 Vベルトを外してみると、何十年も動いていなかったため硬くなっていました。対策として手で揉んだうえでVベルトにゆとりを持たせてみました。すると、最初ノロノロ回っていましが、10秒位経つとおもむろに回転が速くなりました。やれやれモーターが正常回転するようになりました。また、自動織機のメイン車軸も正常に回転するようになりました。そこで、綜絖部を動かすペダルを踏むと、綜絖が前後に動くようになりました。やれやれ、修理の第一段階を超えました。今後はシャトル部の修理をするつもりです。

    硬いVベルトを緩める         綜絖部を動かすペタルを踏む
 

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春を待つ木々の花芽

2018年02月17日 | 樹木,果樹

 まだまだ寒い日が続いています。しかし、あと1ヶ月後には咲く花があります。その花を探してみました。まず初めに、3月中旬頃に白い花を咲かせる梅です。もう花芽が丸く膨らんでいました。これだけ寒い日々が続いているのに、春が来るのがどうして分かるのでしょうか。1年タイマーのようなものがあって花芽を準備しているのでしょうか。

            花芽が丸く膨らんできた梅


 次にボケの木を覗いてみました。すると、梅の花芽よりも膨らんでおり、ピンク色がはっきりしていました。続いて、桃園に行ってみました。桃は梅やボケより花期が遅いので、まだまだ花芽は小さいままでした。梅、ボケ、桃、そして桜などは、葉が出るよりも先に花が咲きます。そのため、花芽が大きいのです。しかし、グミや柿のように葉が先に出る木々は、葉の先っぽが膨らんできました。

    うっすらとピンク色のボケ        まだ花芽が小さい桃
 

 一方で、花が散り始めた木があります。蝋梅です。薄い黄色の花びらが縮れ始めています。中には地面に落ちてしまった花びらもあります。寒い寒い今の時期、知らない所でひっそりと春への交代が進んでいます。

            縮れ始め落下し始めた蝋梅の花びら

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野外での火おこし・七輪・餅焼き体験

2018年02月16日 | イベント,行事



 火おこし体験支援のため田布施西小学校に行ってきました。七輪を持っている方に声がかかりました。たまたま私は焼き物を作るために七輪を2個持っていました。内側が高熱で傷んでいましたが、火おこしなどの体験には使えます。ついでに、火打石も持っていきましたが、マッチよる火おこし体験とのことで不要でした。余った竹で作っておいた火吹き竹は役に立ちました。

         火おこし・七輪・餅焼き体験をしている子供達


 さて、今回体験したのは3年生達でした。ほとんどの子は火おこしが初めてです。最初にマッチの擦り方から学びました。マッチ箱の持ち方、マッチ棒の持ち方と擦る方向などです。また、マッチで火をおこす前に、杉の枯葉を七輪内に敷き詰めておきます。杉の枯葉は、事前に子供達が集めておいたようです。子供達のマッチの擦り方を見ていると、火が怖いようです。マッチ棒に火が燃え広がる前に投げるように七輪に投げ入れていました。そのため、最初は杉の枯葉になかなか火が点きません。

杉の枯葉を敷き詰める     火吹き竹を使う      金網を載せる


 子供達を見ていて、面白いことに気が付きました。火吹き竹の使い方がバラバラなのです。ある子供は、火吹き竹に口を付けないで離して吹いているのです。またある子は、小さな穴がある口から吹いているのです。聞くと、トランペットのマウスピースと同じだと思っていたようです。確かに、トランペットは小さな穴から吹いて、大きな音が開いた口から出ますので。私も子供の頃に初めて火吹き竹を見た時、どちらから吹くか迷ったのではないかと思います。ただそれを忘れてしまい、以後当たり前のことと刷り込んでいたのでしょう。

        七輪の炭に火が点くと、金網を置いてその上で餅を焼く


 七輪の炭に火が点くと、その上に金網を置いて餅を焼きました。子供達を見ていて、これまた気が付きました。子供は炎で餅を焼くのだと思っているようでした。焼き肉をするときに炎に近づけて焼きます。そのため、餅も炎に近づけて焼こうとしているようでした。すると、餅はすぐに黒く焦げてしまいます。7割位の子供達は餅の表面が焦げていました。私の教えた班は、炎から少し離して、炎を取り囲むようにして焼きました。当然、美味しそうなきつね色に焼けました。今回の支援を通じて、今の子供達が育つ環境を少し垣間見たような気がしました。

  焼けた餅を美味しそうに食べる      炭火をバケツの水に入れて鎮火

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おうちえんの子供達が麦畑に、しいたけ用の木を伐採

2018年02月15日 | ふるさと

 おうちえんのOさんが4年ぶりに小麦畑にやってきました。小麦畑の東側に2列植えてあるこならを数本伐採するためです。伐採したこならの木を、約1mごとに輪切りにしてしいたけの原木にするとのこと。大木に育ってしまったこならの木は、私の手に余っていました。そのため、伐採していただいて助かります。

         こならの木を伐採しているおうちえんのOさん達


 伐採を始める頃、賑やかな子供達の声が聞こえてきました。おうちえんの子供達です。伐採している近くを散策するためにやって来たようです。麦畑に呼んで明るい落ち葉の上を歩いてもらいました。4月ならば畑全体に茂る麦を楽しめたのですが残念。枯死した幹に生えたサルノコシカケがあったので代わるがわる座ってもらいました。小さな子供にはちょうど良い大きさでした。

   サルノコシカケに座る子供達       伐採したこならの原木を積む
 

 伐採したこならの年輪を調べてみました。すると、伐採したこならの年齢は16歳でした。つまり16年前に植林したことが分かります。また年輪の幅を見ると、今から5年前から9年前にかけて大きく育っていることが分かりました。今から9年位前に急に太陽の光が差し始めたのではないかと思います。9年前にこの木の周りを伐採したのでしょう。さらに、9年位前にこの木は傷を負ったようです。年輪が醜く曲がりくねっていますので。

     伐採したこならの木        今回伐採したこならの年輪
 

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100年以上前製造の超古い自動織機を搬入

2018年02月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 100年以上前に製造された自動織機を郷土館に搬入しました。私のお小遣いで鉄くず代として購入しました。いずれ郷土館に寄託か寄贈しようと思っています。この超古い機械はとっくの昔に廃棄されているはずで、残っていたのが不思議なくらいです。最新型の自動織機は横糸を圧縮空気で通しますが、この織機は機械が木製のシャトルを左右に飛ばします。

         人の動きを真似て自動化した約100年前の自動織機


 この機械ができるまでは、織子と呼ばれる専門の職人が座って布を織っていました。柳井市で復活した柳井縞は、この座って織るスタイルを復活したものです。人の手でシャトルを左右に綜絖を上下に動かして織ります。この自動織機は人の動きをそのまま自動化したものです。ほぼ同じものがトヨタ産業技術記念館の繊維機械館に展示されており、今でも動作披露されています。

  複雑に入り組んでいるメカニズム     機械全体を動かすモーター(100V) 

 この機械を観察すると、あちこちで錆が出ていたり、板がひわっています。1ヶ月位雨露に当たっていたようです。シャトルを左から右へ打つ板が無くなっていました。また、綜絖も2枚しかなくやや機械が小さ目ですので小巾織り専用かも知れません。単純な構造ですので、タオルか手ぬぐいを織るための機械だったのかも知れません。直すことができれば、布幅を狭くした柳井縞を織れるかも知れません。

     綜絖も2枚しかなくやや機械が小さ目のため小巾織り専用織機かも


 この自動織機のような古い機械が日本にあまり残っていない理由があると聞きました。織機はとても高価なため、一斉に新しい織機に更新するには相当な資金が必要でした。そのため、国策の補助金制度があったそうです。ただし、その補助金を受け取るためには古い織機の廃棄証明が必要だったそうです。つまり、古い織機を積極的に壊さないと補助金がもらえなかったのです。

         シャトルを飛ばす箇所と筬(おさ)を固定する箇所


 試しに手で歯車などを回してみました。すると、やや抵抗がありますが回りました。また、モーターが正常に回るかどうかベルトを外して100V電源を繋いでみました。すると元気よく回り始めました。ただ、コードが醜く傷んでいますので新しいコードに変えようと思います。なお、私がたまたま持っていた糸巻きが、なんとこの織機のシャトルに収まりました。織れるようになるまで修理に1~2年程度かかるかも知れません。気長に直してみようと思います。自動的に布を織れるようになれば、もしかして郷土館の名物になるかも知れません。

シャトルに収まる糸巻き   Vベルトプーリーを外す    元気よく回るモーター
  

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