東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

國木田独歩生誕150年記念 田布施町 麻里府~麻郷の関連史跡を巡りながら解説

2021年11月02日 | 歴史探訪他ウォーキング

 日曜日、田布施町観光協会や田布施町などの主催で國木田独歩史跡巡りをしてきました。参加者を先導しながら歩くのは遊歩クラブの方々です。万が一体調が悪くなった方のために、保健師さんが後に続きました。そして、國木田独歩に関わる史跡に着くたびに私が解説をしました。前夜に雨が降って心配しましたが、当日早朝なると晴れて史跡巡り日和となりました。歩程10km以上を予定通り、事故もなく体調不良になる方もおらず歩くことができました。歩けるか心配だった小学二年生も元気に歩き通しました。私も、そつなく解説することができて良かったです。

      朝8:30に麻里府小学校跡地に集合、挨拶・体操後に出発


 最初は、麻里府地区を歩きました。独歩が告白したとされる住吉神社,そして石崎家や浅海家,独歩の小説「酒中日記」の馬島を遠望しました。麻里府公民館の独歩詩碑を見た後、麻郷地区に向かって歩きました。戎ヶ下では渡船場跡で小説「少年の悲哀」の水場の遊郭などについて解説しました。その後、城山を遠望しつつ塩田跡を横にして歩きました。

  麻里府浅海家跡      惣田山招魂社石段    独歩仮寓吉見家跡
  

 惣田山招魂社(現在は麻郷神社)に着くと平生湾を望みました。続いて独歩仮寓吉見家跡に行き、独歩が何度も登った高塔山を遠望しました。それから、しばらく歩いて麻郷小学校に着きました。そして、校長室に入らせていただき、独歩と関りがある東久治の写真を見ながら解説しました。独歩が富永有隣に会見した時に同行したのが東久治で。彼はその後、吉見はる(独歩に連れられてよく散策)と結婚し、麻郷小学校の校長になったのです。麻郷小学校で休憩後、麻里府小学校跡に戻りました。参加された方々、お疲れさまでした。子供達もよく歩きました。

        麻里府~麻郷 國木田独歩に関わる史跡巡りコース

コメント
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