東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

第15回 田布施町社会福祉大会に出席

2024年10月24日 | イベント,行事

 先日、西田布施公民館で田布施町社会福祉大会が開かれました。たまたまその日空いていましたので参加を予約していました。当日表彰されるらしいことは分かっていました。玄関を入ると何と胸にリボンを付けることになりました。表彰される方々を見ると知っている方ばかりでした。子供や福祉関係のボランティアを永くしておられる方々です。
 私の表彰の理由は10年間福祉委員をしたことのようです。高校卒業後40年間田布施町を離れてすっかり故郷を忘れていました。しかし、この10年間の活動で何とか地元に溶け込めたかなと思っています。ありがとうございます。

            福祉関連の活動で表彰された方々


 福祉委員として活動は常日頃お年寄りの様子を見守ることなのですが、それほど忙しくはありません。介護などの必要な方や亡くなった方がいれば民生委員に届け出るくらいです。
 大変なのは地区でお年寄りの世話をする事でしょうか。オレンジカフェ(認知症予防カフェ)でのお話、生き生きサロン(敬老イベント)のお世話、今月末のお年寄りを連れての史跡散歩、そして来月お年寄りを連れて周防大島にミカン狩りに行きます。私自身がお年寄りなのでしょうが、お世話になる立場にならないように精進しようと思います。

    入口でリボン      恥ずかしながら     災害現場の報告
  

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新しい稲わらをいただく間に、神花社のお祭り詣で

2024年10月18日 | イベント,行事

 毎年のことですが、小中学校時の同級生宅から電話がかかってきて稲わらを頂くことになりました。この日たまたま、この地区のお社(神花社:通称じんがさー)のお祭りがありました。5月にこのお社に小学校の児童達を連れて来たことがあります。年に一度のお祭りなので稲わらをいただくついでにお参りさせていただきました。
 ちょうどお祭りが始まる直前にお社に着きました。宮司さんの祝詞が始まってから終わりまでおつきあいしました。来年小学生を連れてくる時は、今回のお祭りについてお話をしようと思います。ちなみにこのお社の眼下に小学校を一望できます。

           井神、助政地区のお社(神花社)のお祭り


 お祭りが終わると、稲わらを集めていた田んぼに戻りました。そして、同級生に稲わらの結束や運び出しを手伝っていただきました。そして、無事に稲わら三抱えを車に入れました。これで、今年来年のわら細工の材料が充足しました。いつもながら稲わらをいただき感謝します。なお、今年もお米30kg買うことにしました。

    稲わらを回収した田んぼ        車に入れた稲わら三抱え
 

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生き生きサロン(敬老イベント)の催しをお手伝い

2024年09月18日 | イベント,行事

  息子からプレゼントされた敬老旅行が終わると、今度はまさに敬老の日、地区の生き生きサロン(敬老イベント)で敬老する側にまわりました。今回は歌の講師(AYAKO先生)をお招きしての敬老会でした。私は歌を一人で聞くのが好きで、一緒に歌うのは全くダメです。そのため、車を駐車場に案内したり、お年寄りを公会堂に案内したり、お弁当を受け取って配るなどのお手伝いを主にしました。
 私は室内の敬老よりも室外での敬老の方が合っています。ちなみに、10月/末にお年寄りを史跡案内しながらウォーキングします(保健センター主催)。

       歌の先生に指導されながら、昔の懐かしい歌を合唱


 歌が終わり先生をお見送りすると、お年寄り間で昔を懐かしくお話しし合いました。それが終わると、今回の敬老会を主催したお世話係の紹介です。私を含めて一人一人自己紹介しました。次に、お弁当を各人に配りました。そして楽しいお昼の時間となりました。最後にお楽しみ抽選会がありました。次回11月の生き生きサロンはミカン狩りの予定です。
 お年寄り達が帰った後、公会堂内を掃除してから解散となりました。お世話された方々、お疲れ様でした。

  早朝の敬老会準備      配る前のお弁当     楽しいお昼の時間
  

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笠間市 石切山脈,笠間焼き,海軍航空隊記念館などを散策

2024年08月11日 | イベント,行事

 笠間市を散策しました。花崗岩採掘場,お蕎麦屋さん,道の駅かさま,焼き物展示場,そして筑波海軍航空隊記念館などです。笠間市内を散策していると面白いJR駅を見つけました。宍戸駅です。長州藩毛利家の家老を務めた宍戸氏の出身地です。笠間市で宍戸家の始祖地に出会うとは思いませんでした。
 さて最初に日本最大級の花崗岩の採掘場である石切山脈に行きました。最近観光化された場所で、採掘場跡に溜まった広大な池が有名になりました。池は青く恐ろしいほどの深さでした。池を見下ろす場所に彫刻家の作品が数多く野外展示されていました。

           花崗岩の採掘場跡に溜まった広大な池


 笠間市は笠間焼が有名で、たくさんの販売所や陶芸体験所がありました。また笠間市は栗の生産地でモンブランが有名とのことでした。そのため、道の駅かさまでモンブランアイスを食べてみました。アイスクリームの上にモンブランがのっていました。猛暑でしたのでとても美味しかったです。なお、座った椅子が栗の形にデザインされていました。

   石の彫刻展示場      道の駅かさま      栗の形の椅子
  

 最後に訪れた海軍航空隊記念館、これまで知らなかった記念館です。ロケット特攻兵器である桜花を開発したり隊員の訓練をしていた海軍航空隊司令部があった場所です。昔の建物がそのまま残されています。昭和の香りがする懐かしい造りです。また、永遠のゼロなどが撮影された場所でもあります。
 この記念館内を見学していると、グアムの博物館(Pacific War Museum)を思い出しました。また、亡き父親の戦争体験を思い出してしまいました。

     笠間焼の販売所の一つ    海軍航空隊記念館内(エンジンや模擬魚雷)
 



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土浦市の亀城公園,土浦城,市立博物館,そして夏祭りを楽しむ

2024年08月10日 | イベント,行事

 土浦市内を散策してきました。最初土浦駅から歩いて30分位の場所にある亀城公園に行きました。そして、公園内にある土浦城と博物館を訪れました。その後土浦市内の夏祭りを楽しみました。
 土浦は霞ヶ浦に接しているため少しは涼しいのかと思いきや猛暑でした。江戸時代は亀城公園傍まで霞ヶ浦が来ていたそうです。しかし、今は4km以上離れています。歩きながら、噴き出る汗をタオルで拭きました。あまりに暑いためか亀城公園内には誰もいませんでした。城内を散策するとすぐに公園内にある博物館に入り涼みました。

        あまりの暑さで誰もいなかった亀城公園と土浦城


 博物館内で機織り体験や見学ができるとの事でしたが、それは7月末まででした。残念!館内展示を見学しましたが、田布施町郷土館のように縄文・弥生・古墳時代の遺物はあまり展示されていませんでした。
 二階に、その昔霞ヶ浦で使っていた船の模型が展示されていました。江戸時代は船による輸送や漁業が盛んだったようです。ワカサギ漁に使っていた帆船が今は観光船となっています。
 博物館を見学後、市内の夏祭りを楽しみました。飾られた沿道には、山車,焼きそば,タコ焼き,金魚すくいなどたくさんのお店が並んでいました。土浦駅前にある市役所には高校生向けの演台がありました。夕方に高校生が出演するようです。あまりに暑いので、市内の喫茶店に寄って涼んで帰りました。

お休みだった機織り体験   霞ヶ浦の船の1/2模型   土浦市内の夏祭り
  

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高塔地区 令和6年度牛頭天王社祭の準備

2024年04月29日 | イベント,行事

 牛頭天王社祭の準備をしました。去年の牛頭天王社祭は雨で野外のイベントは中止でしたが、今年も祭の当日は雨との予報です。しかし、雨と分かっていても準備を粛々と進めました。ポン菓子器、綿あめ器、丸テーブル、いす、テントなどを社会福祉協議会から借りました。そして会場の高塔公会堂に持ち込みました。
 高塔以外の地区はお祭りをしているとの話を最近聞いたことがありません。地区独自にお祭りをするのは今や珍しいとのこと。今年は高塔地区で7人の新入小学一年生を祝います。新入祝い後、植樹祭、くじ引き、音楽会などを楽しむことができるささやかな地区のお祭りです。末永く継承したいお祭りです。

       高塔公会堂にてお祭り前日の準備、最初にテントを三張


 お祭り準備は三回に渡って進めました。一回目は準備やお祭り手順の確認、二回目はお祭り用具の借り入れと持ち込み、そしてくじ引き品の仕分けなどです。三回目はお祭り前日です。神棚へ鯛などのお供え品や備品などのセッティングをします。お祭りは始まってしまうとすぐに終わりますが、その何倍もの準備時間がかかります。準備された方々ご苦労様でした。

 社会福祉協議会の備品   麻郷倉庫の備品出し    くじ引き品の仕分け
  

 お祭り前日、最初に大型テント三張を高塔公会堂前に立てました。大きく重いのでたくさんの方々が手伝いました。その後、テーブルや椅子のセッティングをしました。
 その後、当日配布するポン菓子を作りました。ところが、圧力が上がらなく困りました。そこで、圧力計を取り外したりお米を入れる入口の対圧力シールを調整したりしました。それで何とかポン菓子を作ることができました。明日は雨との天気予報ですが、新一年生を迎えて地域の方々が楽しめるお祭りになると思います。

大型テントを三張立てる   調整したポン菓子製造器   ポン菓子に甘い赤蜜
  

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一年ぶりの田布施さくら祭り

2024年04月08日 | イベント,行事

 去年の田布施さくら祭りは交流館付近が会場でした。そのためか、交流館近くはすれ違いもできないほど混雑していました。たまたま帰国していた娘達とさくら祭りを楽しみました。川辺には隙間がないほど人が座っていました。仕方なく、図書館からかなり下流で休憩しました。
 今年は会場が役場より北側にある詩情公園に移ったため、交流館付近はそれほど混んでいませんでした。桜をのんびり楽しむことができました。

       役場近くの詩情公園はどこも混雑、お店はどこも行列


 5年前の田布施さくら祭りでは、郷土館として織物体験コーナーを出展しました。スタッフが足りないため田布施農工高校の生徒さんにボランティアで手伝ってもらいました。私は子供達に簡単な織物を教えました。そして、我家から持ってきた運搬車(郷土館号)に子供達を載せて公園内を回りました。コロナ惨禍の前のことです。

  桜並木と田布施役場     少年少女合唱団     たくさんの出店
  

 ボーイスカウトコーナーに立ち寄りました。今は活動していませんが、私は東京で20年位前に指導者の一人でした。田布施町のボーイスカウトには、指導者として活躍している同級生がたくさんいます。その一人と話し込みました。近年入隊する子供が少なくなっているそうです。そのため解散した隊も少なくないとか。柳井市も一つの団だけが残っているとか。 

   賑やかな子供向け玩具のお店       田布施川ではカヌー体験
 

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しばらく使っていなかったゲートボール場を整備

2024年03月11日 | イベント,行事

 史跡巡りメンバーのうちゲートボールをする仲間が田布施町のスポーツセンターのゲートボール場を使うことになりました。かつて山口国体があった頃、田布施にもゲートボールをするグルーブがあったようです。今はないそのグループが残して行ったゲートボール場を使わせてもらうことになります。
 しばらく使っていなかったためコート全体に草が生えていました。私も少し関わりがあるため草を抜いたりしてゲートボールができるように整地しました。レーキ,網,,手箕,そしてクワなどを持って行きました。最初は肌寒かったのですが、作業していると汗ばんできました。心地良い疲れです。

        ゲートボール場の草を抜いたりしながら整地する方々


 耕運機を持ってきてコートの表面を草ごと削る方もいました。クワで削ると時間がかかりますが、耕運機を使うと一時間程度で削ることができました。その削った表層の土を網を使って濾しました。そして、雑草の根っこなどを選別しました。
 四月からゲートボールの練習に使うそうです。その準備として、この三月に整地したり良い土を入れて固めたりします。私はゲートボールをしないのですが、時間が空いたら見学や応援に来ようと思います。

  耕運機を運び入れる   クワなどで地面を削る   綺麗になったコート
  

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第25回田布施スポーツまつりを楽しむ

2023年10月01日 | イベント,行事

 明日は10月と言うのに、とても暑かったのですがスポーツまつりを楽しみました。開会式が終わると、かわいいチアダンスグループ(ドリームドール)によるチアダンスの披露がありました。20年以上前、私の娘がチアリーディングをしていたため懐かしく見させていただきました。
 ラジオ体操後しばらくして、私はウォーキングに参加する方々をお連れして名所旧跡を案内しました。とても暑かったため適度に休憩を取りながら歩きました。

       かわいいチアダンスグループによるチアダンスの披露


 私が担当したウォーキングは、1時間程度の近距離・短時間の史跡巡りです。山崎原遺跡,浮島神社,江良碧松句碑,新川寮,そして憲兵駐屯跡地を巡りながら説明をしました。
 浮島神社は通称ひねきり明神と言い、女性の縁付きが良くなる(良い結婚相手が見つかる)変わったお祭りが行われていました。結婚が難しい現代、必要なお祭りかも知れません。

 開会式:ご祝辞を賜る    チアダンスの披露    みんなでラジオ体操
  

 憲兵駐屯地跡では、戦時の大刀洗飛行場の戦略物質集積所,知覧,特攻隊などとの関係もご説明しました。
 戦時中、大刀洗飛行場はたびたび米軍の空爆にさらされていました。その避難場所として、田布施町麻郷の今の高塔・旭地区に戦略物質が集積されていました。当然ながら立ち入り禁止で、周りに鉄条網が引かれていました。そして、駐屯していた憲兵が厳しく監視をしていました。田布施から平生に伸びる長い直線道路、戦争が長引けば簡易飛行場になったかも知れません。

ウォーキングに参加の方々(浮島神社)    賑やかなスポーツまつり全景
 

 ウォーキングが終わるとスポーツまつり会場で休憩をしました。お昼でしたので、焼きおにぎり,焼きフランクフルト.そしていただいたおはぎとお団子を食べました。とにかく汗が噴き出る暑さでした。
 私が知っているたくさんの方々に出会えた楽しいスポーツまつりでした。ありがとうございました。暑い中、スタッフの方々に感謝です。

         ウォーキングで歩いた1時間ほどの史跡コース

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敬老の日 高塔地区ふれあいサロン会(懐かしい歌声の集い)

2023年09月19日 | イベント,行事

 敬老の日でした。おおむね80歳以上の方を招いて高塔ふれあいサロン会がありました。当日敬老のお祝いが子供達から贈られてきた古希の私ですが、その私もふれあいサロン会では福祉委員として敬老会のお手伝いをしました。今回のふれあいサロン会は、A先生をお招ねきして懐かしい歌声の集いです。なお、私は歌は苦手のためもっぱら屋外にいました。そして、駐車場係やお弁当やお茶の受け取りなどの係をしました。
 今回の高塔ふれあいサロン、来ていただいた方々にたいへん喜んでいただけたようです。

        歌の先生の指導の元、懐かしい歌を皆さんと唄う


 高塔ふれあいサロン会は、コロナ惨禍をはさんで久々のサロン会でした。今から4年前、コロナ惨禍前にバスで日帰り旅行をしました。今回は高塔公会堂で歌の先生の指導の元で懐かしい歌を中心に歌いました。唱歌、童謡、昭和のヒットソングなどを歌いました。

敬老会開催の高塔公会堂    参加者の受付を開始    歌声広場の始まり
  

 ちなみに、私個人が講師として生き生きサロンに招かれてその地区の歴史についてお話をしたことがありました。旭新川ふれあい生き生きサロンを皮切りに何ヶ所もの地区の生き生きサロンに出かけました。もちろん、高塔公会堂でのふれあいサロンで高塔の歴史や言われを講演したこともありました。
 しばらくは福祉委員を続けることになりそうですので、今後も高塔ふれあいサロンのお手伝いをしようと思っています。高塔の福祉委員の方々、お疲れさまでした。

   各班の福祉委員の方々の紹介      福祉委員の方々、お疲れ様
 

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遅ればせながら郷土館のお雛様を片付ける

2023年04月26日 | イベント,行事

 3月下旬~4月中旬東京に帰省するなどして忙しかったため、郷土館に飾ったお雛様を片付ける時間がありませんでした。ようやく片付ける時間ができました。
 お雛様は3月中に片付けるのがよいそうですが、このお雛様を購入した方のお嬢様たちは全員嫁いでお孫さん達もいます。お嬢様達を見守り続け終えたお雛様と言えるでしょう。

        仕舞い方に悩みながら、片付けている途中のお雛様


 今回片付けたお雛様は郷土館に今年寄贈されたものです。孫娘に引き継いでもらいたかったそうですが、家が狭くて置けないと断られたそうです。お雛様にとっては悲しいことですが、今の日本の現状では仕方がありません。我家のお雛様も同じ憂き目にあっています。今はコンパクトな団地サイズのお雛様が好まれているようです。

   仕舞ったお雛様     赤い毛氈を仕舞う    解体した七段の棚
  

 さて、お雛様を仕舞うにあたって一番困ったことは、どの箱にどのように仕舞うかです。説明書が無いので、仕舞われた姿を想像しながら箱に収めました。仕舞い方に悪戦苦闘した後、お雛様,毛氈,七段の棚などを無事に片づけることができました。来年2月に再び披露できたらと思っています。

    最後に七段の棚を片付け       無事に箱に仕舞ったお雛様
 

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山口ウール展示2022に向けて作品を提出

2022年11月26日 | イベント,行事

 毎年恒例の山口ウール展に出品する作品を提出してきました。雨でしたが、小降りになった頃を見計らって行きました。山口ウール展では、山口県で飼われている羊の毛を使った作品が展示されます。
 私は今回、小さめの羊毛座布団を製作してみました。山口県の二ヶ所で飼われている羊の毛を使っています。一頭は田布施農工高校で飼われている羊(茶々丸)です。二頭目は海田ファームで飼われている羊(きなこ)です。去年までは単糸に紡いだ羊毛を使って作品を作りましたが、今年は双糸にして作ってみました。私以外の方のは素晴らしい作品ばかりです。そのため、少しばかり恥ずかしいのですが一つの区切りとして出してみました。

        岩国の展示会場、いろいろな作品が展示されている


 展示会場は二ヶ所で、最初は岩国の錦帯橋に近くです。次に防府南端の中浦地区に移動します。防府会場では、飼われている牛や羊の見学会があるなど和気あいあいに開催されます。岩国会場は一昨年、そして防府会場は去年と一昨年行きました。しかし、今年はいろいろ忙しいため行けそうもありません。
 私は基本、1作品/1年です。来年は趣向を変えて簡単な服でも織ってみようかと思っています。まずは必要量の毛糸を紡ごうと思います。そのため、羊の毛を入手して,洗浄して,紡いで・・・と、やることは少なくありません。来年10月頃完成するようスケジュールを組もうと思います。

    錦帯橋近くの展示会場        南米デザイン風の作品など
 

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第1回レクスポ大会 史跡探訪ウォーク約3kmの引率

2022年10月27日 | イベント,行事

 私としては珍しくご高齢の方々を引率しました。田布施スポーツセンター(TAIKOスポーツセンター田布施)から3km程度の史跡巡りウォーキングです。今回に備えて歩くコースの選定のため二度も下見しました。引率したのは老人クラブの方々ですが、古希を迎える私も立派なお仲間でしょうね。一緒に歩いた方々の中に知っている方がおられました。そのため、個人的にも楽しいウォーキングでした。そして、秋の日差しと涼風を浴びながらのんびり歩きました。

        田布施川の土手をのんびり歩きながら浮島神社に向かう


 今回の催しは第1回レクスポ大会(めざせ健康長寿)です。三つの部門に分かれて軽いスポーツをします。一つ目は私が引率した歴史探訪ウォーク約3km、二つ目はレクリエーション&ちょうどええ体操、そして三つ目は健康ウォーク約4.5kmです。私が担当した歴史探訪ウォークでは17人の方が歩きました。そして、近隣の史跡を巡りながら解説しました。

 会場のスポーツセンター    三部門の受付    会長、町長さんの挨拶
  

 歴史探訪ウォークで歩いたのは主に新川地区です。訪れた史跡は、①山崎原遺跡、②恵比寿神社③新川と古川、④新川寮、そして⑤浮島神社です。それぞれ5分程度の解説をしました。そして、1時間位歩いてスタートしたスポーツセンターに戻りました。
 ご高齢の方が多いので、なるべくなごやかに笑いが絶えないような面白いお話を選んで解説しました。例えば、浮島神社での、今ではセクハラとなるお尻をつねる奇習を面白くおかしくお話しました。「この神社の前でお尻をつねってもらえば、良い伴侶が見つかり結婚間違いなし」・・などなど。

    訪れた庄山の恵比寿神社      ひねきりの奇習があった浮島神社
 

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須金フルーツランドと鹿野周辺を散策(1/2)

2022年10月17日 | イベント,行事

 時期遅れの10月中旬、須金フルーツランドと鹿野方面の散策に行ってきました。ブドウなどの果物はもう買えないだろうと思っていました。ですが、ふれあいプラザ須金にかいたファームコーナーがありピオーネが置いてありました。即刻購入しました。
 須金フルーツランドに来た理由は、かいたファームさんの羊に一年ぶりに会うためです。10月上旬に閉園とのことでしたが、たまたまご主人が草刈りをしておられました。ご厚意により羊さんに会うことができました。ありがとうございました。ところが、つい一週間ほど前に羊さんに悲しいことがあり、今はきなこ一頭だけとのこと。仔細を聞いて悲しくなりました。かいたファームを去る時、きなこがべーべーと悲しそうに鳴いていたのが耳に残ります。

         一頭だけになった羊のきなこちゃんを見つめて


 実は、かいたファームさんには誰もいないのではないかと思っていました。そのため、羊さんを遠目に見るだけにしようと思っていました。ところが、ご主人がおられた上にご厚意もあり、ブドウ園の扉を開けていただき羊さんを一年ぶりに見ました。その扉は新しくなっており、上に電線が通っていました。お聞きすると猿除けとのこと。猿は柵に登って侵入してきますから。また、一部に自動の草刈機を導入したそうです。家庭用のルンバのような機械なのでしょう。省力化のための機械のようです。

  ふれあいプラザ須金  かいたファームコーナー   果物外の商品も物色
  

 羊のきなこちゃんを見ながら、ご主人にブドウ園の経営などについてお聞きしました。その時、私が子供の頃に家が酪農を経営していたことをお話しました。父親が乳牛1頭から始めた酪農は、最後30頭位にまでに規模を拡大しました。当時、子供の私はいやいやながらも乳牛の世話をしていました。
 ところが、経営拡大すると人を雇ったり機械化したりせざるを得ず、経費が収入を恒常的に上回るようになりました。そこで、酪農を続けるか止めるかで家族内で葛藤がありました。経営を続けるために農協に出資依頼した人もいたようですが、酪農失敗で財産を全て取られた人がいたと聞きました。我家は早めに酪農から撤退しました。傷口が広がらなくて良かったと思います。

     かいたファームに到着       一人ぼっちのきなこちゃん
 

 お米や牛乳は、どうあがいても単価(米価や乳価)を上げることが難しいのです。そのため、規模を拡大しないと経営がなりたちません。ところが、牛乳でも単価が高いジャージー種に転換した上で、より単価が高いアイスクリームに転換した牧場主に成功した方がいます。須金フルーツランドは、先人の苦労の上でブドウや梨などの品種改良したりブランド化したことで、単価向上を図り生き残ることができたのではないかと思います。
 これらのことは日本全体に言えると思います。単価引き下げだけでは必ず大手企業に負けてしまいます。スイスの時計やフランスのワインのように、ブランド化が生き残る方法の一つだと思います。例えば、時計の機能だけならば100円ショップの腕時計で十分です。しかし、30万円の腕時計はもはやブランドの塊で宝石です。

   鹿野に行く途中、採石場を見学     ダンプの動きや砕石を見学
 

 かいたファームさんを出ると、鹿野方面に向かいました。舗装されているものの狭い山道を通りました。採石場から出入りする大型トラックと時々すれ違いヒヤヒヤしました。その採石場で車を止めて、巨大な働く車を見学しました。専用の巨大なダンプが200m位の高さの山頂まで急坂を登っていました。その他に、シャベルカーなどの車がせわしなく行き来していました。その後、両側の山が迫るような山道をしばらく走っていると鹿野に着きました。

          訪れた須金フルーツランドや鹿野周辺

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わら細工民具「ほぼろ」製作講習会のための準備(5/5)

2022年04月18日 | イベント,行事

 ほぼろの製作で、みなさんが一番興味を持たれるのは底の編み方です。編物と言うと針と糸を使いますが、ほぼろの場合は先端が曲がっている特殊な鈎針を使います。使う糸は縄です。本来ならば、ほぼろを作る前に自分で縄を編んで準備しておかなければなりません。現在、自分の手で縄を編める方はほとんどいません。縄の編み方も講習に含めても良いのですが時間が足りません。そのため、今回は縄の代わりに麻紐を使います。また鈎針ですが、ほぼろを作る人がいない今は当然ながら売っていません。そのため、太い釘を加工して人数分を自作しました。

      ほぼろの製作講習会のため、参加者人数分を自作した鈎針


  鈎針に加工する太い鉄丸釘をDIYのお店に行って探しました。購入してくるとさっそく加工しました。最初に釘の頭をグラインダーで取りました。次に釘胴の頭側をバーナーで真っ赤に熱します。冷めないうちにハンマーで平らに叩きます。いわゆる鍛造加工です。「真っ赤に熱する-叩く」を何度か繰り返します。次に、叩いた中心にセンターポンチで印を打ち込みます。

  加工する前の釘の頭    釘の胴を鍛造加工    左:縄を通す昔の鈎針
  

 最後にドリルで中心に穴を開けます。麻紐が通る直径の穴を開けました。径3mm位でしょうか。最後にバリを取って完成です。「釘頭を取る-鍛造加工-センターポンチ加工-ドリルで穴あけ-バリ取り」。これを釘の本数繰り返しました。今回は、13本の釘を加工しました。腕が疲れました。これでほぼろを作るための道具の準備が終わりました。講習会当日はタープを二枚張ります。事前に配置を考えながらタープを張る練習をしておこうと思います。

  麻紐を通する穴をドリルで開ける   穴を開け終わった釘、あとはバリ取り
 

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