東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古代米で作ったしめ縄

2006年12月31日 | イベント,行事

 去年までは大晦日の一週間ほど前にしめ縄を作ってお正月の準備をしました。しかし、今年は仕事などでが忙しかったため、今日しめ縄を作ってお正月の準備をしました。

                製作中の古代米しめ縄


 毎年うるち米のわらでしめ縄を作りますが、今年は背が高い古代米のわらを使いました。背が高いので長めのしめ縄になりました。完成したしめ縄は夕方玄関の門にくくりつけておきました。今年は素人っぽいしめ縄に仕上がりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒い!!冬の高速道路でバイクは辛い

2006年12月08日 | 農機具,工具

 群馬県の伊勢崎市に所要でバイクで行ってきました。いつもならば電車か車で行くのですが、今日はバイクで行ってきました。しかしながら、これがとんでもなく辛かったです。最初天気が良かったので、冬であることを忘れてしまい、手軽なバイクで行ったのが間違いでした。あきる野のインターから圏央道に入ったら、冷たい風が前方から突き刺さりとてつもない寒さでした。以前、バイクで盛岡まで東北自動車道で行った時は、ハンドルを握る手やシートに座るおお尻が痛かったにもかかわらず、夏だったので途中雨が降ってぬれたにもかかわらず寒さはまったく感じませんでした。むしろ、風が心地よかったほどでした。
 あまりの寒さで、関越自動車道に入ってから寄居PA(パーキングエリア)に入って暖をとることにしました。バイクを降りると寒さで足が凍り付いてがくがくしていました。その足でよろよろと食堂まで歩きました。そして、熱いうどんを食べました。

      関越自動車道の寄居PA、バイクに乗っているのは私だけ


 寄居PAで暖を取って生き返って後、本庄児玉ICで高速道路を降りました。埼玉県と群馬県に架かる坂東大橋を渡る手前で、野積みで陳列している中古らしいたくさんの農機具を見かけました。帰るときにその農機具店に寄ってみました。すると、以前から探していたクボタ製トラクタの尾輪がありました。その尾輪はあまり使っていないらしく、ほとんど錆が出ておらず汚れもありませんでした。交渉して2個の尾輪を入手しました。
 まさかこんなところで尾輪を手に入れるとは思っていなかったので、その尾輪をそのままではバイクに積んで持ち帰ることができません。店の人に聞いて、近くのDIYスーパーに行って袋やロープを購入しました。そして、バイクの後ろに縛り付けました。

      入手した尾輪を袋に入れる、尾輪は鉄製で2個だとかなり重い


 袋に入れた尾輪をバイクの後ろに積みましたが、鉄の車輪が付いた尾輪はバイクに乗せるととても不安定です。高速道路で落ちないように頑丈に縛り付けました。高速道路ではバイクといえども時速100Kmを超えることがあります。振動もすごいし風も相当なものです。荷物がばらけないように、帰りは注意しながら平均時速80Kmで走るようにしました。ただ、圏央道に入ると一部一車線のところがありました。そこを通るときは、後ろからトラックに迫られるようにしながら緊張して走りました。

   荷物が落ちないように、ロープで頑丈にバイクに縛りつける


 こうして持ち帰った尾輪ですが、トラクタのロータリーに付けてみるとピッタリ合いました。よかったよかった。尾輪にはいろんなサイズがあります。もしサイズが合わなかったら、震えるような寒さを苦労してバイクで運んだ甲斐がありません。ただ尾輪を止めるピンがないので、今後はピンを入手するかネジを加工してピンにしようかと思っています。
 それにしても寒かった。冬の高速道路はバイクで走るところではないですね。寒い思いをしましたが、探していた尾輪を手に入れることができて少しは気持ちが楽になりました。

       丸い鉄車輪の付く尾輪は、ぴったりとトラクタのロータリーに合う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの秋葉原と部品購入

2006年12月07日 | パソコン,電子機器

 久しぶりに秋葉原に行って部品を買ってきました。この街とは20年以上にわたるお付き合いです。以前は電化製品や無線機などの電子部品を売る街だったのに、今はパソコン部品,フィギュア,そして萌えのメイドさんの町に変身してしまいました。

         秋葉原駅前の看板、以前と変わらない賑やかさ


 最初に向かったのは、ラジオデパートというラジオや無線部品を主に売っている場所です。私が昔から通っている場所で、よくパーツを買いに行きました。パソコンをあまり扱っていないので、以前のように賑やかさはありませんが、つい寄ってしまいます。
 次にラジオデパートの裏側にあるとおりに行って目的の部品を購入しました。熱伝対の8チャンネル温度計測データロガーを買う予定でしたが、売り切れなのかありませんでした。このため、熱伝対ではない別の相当部品を購入しました。購入した後、ちょいとパソコン街に行ってみましたが平日なのでそれほど人通りもありませんでした。寒いこともあってか、今はやりの萌えのメイドさんの姿もありませんでした。

       萌えのメイドさんのいる通りも、今日は人がまばら


 購入したのは、25カンデラのLED,鉛蓄電池を充電(フローティング充電付き)するための半導体部品,そして8チャンネルのADコンバータです。このADコンバータのデータをパソコンに取り込むことで8箇所の温度を同時に計測することができるようになります。ただし、8個もの温度センサーを自分で組み立てて、計測装置を半田付けしなければならないので完成するには半年ぐらいかかりそうです。
 LEDはほうれん草などの植物育成用に、ADコンバーターは温室や気温などの観測に使おうと思っています。これらはすべて手作りしなければならないため、時間と手間がかかります。これらの市販製完成品を買うと何十万円もします。これらの装置を安く手に入れるためには自分で作り上げなければなりません。

   25カンデラの超高輝度LED       蓄電池充電のための半導体部品 
 

 8チャンネルADコンバータのコンバータ精度が10ビットしかないため、温度に相当させると約0.5℃の精度しかありません。しかし、とにかく安いのでアマチュアには最適なADコンバーターです。パソコンのExcelと連動させることができるので、その温度変化を表で見たり,比較したり,グラフで見ることもできる優れものです。ちなみに2チャンネルの市販品は3万円もします。この8チャンネルの部品は、たった6,500円でした。ただし、すべて手作りしなければなりませんが。

         8チャンネルADコンバータを作るための半導体部品


 秋葉原に帰るときに駅ガード下の部品街に行ってみました。この部品街は昔と変わらず、とても賑やかでした。会話のなかに中国語や英語が飛び交っていて、この街も国際的になったものです。また、日曜日になれば小学生などの子供が部品を買う姿もみかけます。初老の人も部品を買いに来ています。秋葉原は老若男女や外国人も出入りするとても賑やかな街になりました。

          相変わらず賑わう秋葉原駅ガード下部品街

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最後、お米(古代米)の脱穀作業

2006年12月01日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 このところの天候不順や仕事の多忙で、なかなか田んぼに行けませんでした。しかし、今日は仕事も休みで晴天でしたので、久々に田んぼに行きました。そして、先日高校生達と稲刈りした古代米(赤米)を脱穀しました。今年最後の脱穀作業です。去年までならば11月中に終えていた作業ですが、稲刈りが遅れたこともあって伸び伸びになっていました。
 まず、古い脱穀機を回す発動機を動かすためのお湯を作りました。脱穀する稲を積み終わる頃にはお湯が沸いたので、さっそく発動機の冷却水口に注ぎ込みました。発動機が温まった頃、ガソリン数CCをスポイトにいったん入れて、発動機の吸気口付近の蓋を開いて注ぎ込みました。そして勢いよくクランクを回すと、発動機が黒い煙を吐き重い音を響かせながら回りはじめました。急いでクランクと脱穀機のプーリーを平ベルトでつなぎました。これで、脱穀できるようになりました。今年最後の脱穀作業開始です。

        始動した発動機の回転を最適に調整


 発動機を暖めるお湯が沸くまで、一週間ほどはさに掛けて干した稲を脱穀機まで運んで積む。二日前の雨でやや湿り気が残っていましたが、いつ休みになるか分からないので今日脱穀することにしました。

      はさに掛けて干した古代米を脱穀機隣に集積


 古代米は野生に近いお米なので、とても背が高く稲束を脱穀機口に入れるのが一苦労。稲束を揃えるようにして穂側を脱穀機口に入れる。

         稲束を両手で揃えながら、脱穀口に穂側を入れる


 普通の稲は稲束が短いため、脱穀するときは稲束を片手で持って、束全体を回転したり左右に振ったりしながら回転ドラムに穂を当てることができます。しかし、古代米は長いため両手でしっかり持たないと穂をすみずみまで回転ドラムに当てることができません。また、稲ワラの量がとても多いためワラゴミが多量に出ます。時々脱穀機右のレバーを引いてゴミを排出しないと回転ドラムがワラゴミだらけになってしまいます。

        稲束を両手で持って脱穀機の回転ドラムに当てて脱穀


 晩秋の季節真っ盛り、時々吹く風で山から落ち葉がひらひらと舞い落ちてきます。遠くの田んぼを見ると、落穂をスズメ達がついばんでいました。今日から12月、これから厳しい冬がやってきます。とりあえずすべての稲を脱穀できたのでひと安心です。

            静かな山あいの田んぼに、脱穀の音だけが響く


 今日脱穀した古代米はノギ(籾に付いたヒゲ)がとても長い品種です。このノギのおかげかどうか分かりませんが、スズメの被害にほとんどあっていませんまでした。雑草の穂にはノギが長いものが多い理由は、野鳥に貴重な種を食べられないために進化したからではないでしょうか。

       収納袋に入る脱穀された古代米、色が黒くノギが目立つ


 今後は籾摺りと精米を経て食べられるお米にしたいと思います。今月中は田んぼや畑の整理が残っているため、新米を食べられるのは来年になりそうです。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする