東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

この夏も、伝統わら細工民具「ほぼろ」の製作講習会を開催

2024年06月20日 | ふるさと

 その昔、田布施では「ほぼろ」と呼ばれていたわら細工民具のかごが作られていました。そして、広く使われていました。今、そのほぼろを作ることができる方がほとんどいなくなりました。数年前に郷土館などでほぼろの製作講習会を始め、今回で第12回となりました。今は(12月に延期)との4回/年開催しています。田布施町の広報に載せたこともあり、町外から習いに来る方もおられます。なお、製作しなくても興味のある方は見学自由です。

 開催日時: 7/29(月) 10:00~15:00 開催場所:田布施町麻郷公民館
 製作内容:ほぼろ猫ちぐら(猫の家)ポシェットペットボトルケース
      リュック買物籠円座などです。
 募集人数:8名(先着順) 参加費無料
 持ち込み:霧吹き、ハサミ、昼食、飲物
 申し込み:田布施町麻郷公民館

              2022年春のほぼろ製作講習会

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久し振りに麻郷小学校の運動会を見学

2024年06月03日 | ふるさと

 昨日久し振りに麻郷小学校の運動会に行ってみました。8年前の運動会の時はとても人が多かった記憶があります。しかし、今回の運動会は思っていたより人が少なかったです。聞くと子供の数が少なくなり、それに比例して保護者や祖父祖母の数が減っているからだとのことです。それだけ少子化が進んでいることを実感しました。
  駐車場が混んでいるだろうと歩いて小学校に行きました。ところが、十分に車を止められるスペースがありました。8年位前と雲泥の差です。行きは鳥越を通って運動会に行きましたが、帰りは一人のんびり麻郷団地を歩いて帰りました。

           運動会の最後、白組紅組の点数が公表される


 私の孫は2~5歳ですので、あと数年で小学校に入学します。その時は必ず運動会に参加してみようと思います。私の同級生達もほとんどが孫が小学生位です。その昔、私の祖母は背中にむしろを背負って運動会に毎年来ていました。運動会に来ていた祖母の気持ちが少しは分かる年齢になりました。
 ところで、私が小学生の頃、運動会は体育の日(10月10日)でした。ところが、いつしか10月から9月になり、9月から6月になりました。開催時間は午前・午後から午前だけになりました。さらに、メニューも集団競技が減ったように思います。例えば行進、体操、騎馬戦、障害物競争などです。また、幼稚園児の遊戯もありました。昭和に育った私としては少々残念ですが、やむを得ないことなのでしょう。

  紅組白組のテント    紅組白組の点数(途中)  5,6年生のフラッグリレー
  

 私の子供の頃、運動会は二種類ありました。今回のような児童が競技する運動会に加えて、地域対抗の運動会がありました。地域別に徒競走やパン食い競争など競うのです。また、仮装行列もあったように思います。いわば小学校は地域を巻き込んだイベント会場でした。少子化で全国の小学校が統合されていますが、それは地域力の消失を象徴しているような気がします。

 5,6年生による旗演技「僕らの夏だ」   運動会を見守る保護者や地域の方々
 

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久し振りに、たぶせ少年少女合唱団の第21回定期演奏会

2024年03月21日 | ふるさと

 コロナ惨禍などのため、たぶせ少年少女合唱団の定期演奏会をなかなか見ることができませんでした。たぶん6年ぶりにその定期演奏会を見ることができました。懐かしいメンバーがたくさん歌っていました。
 見ることができなかった年数分、子供達は成長していました。合唱団を卒業した子、小学生だった子が高校生に、赤ちゃんだった子が小学生にと、みんな成長していました。しばらくぶりに会うとすっかり背が高くなり、顔も童顔から少女の顔に成長していました。ハイハイしていた子は小学校低学年生になっていました。私の孫達もどんどん成長している一方で、どんどん年老いていく私がいます。

      田布施のマスコットのたぶちゃんらぶちゃんの歌、初披露


 用事があったため開幕に少し遅れて会場の西田布施公民館に行きました。ところが駐車場は満杯でやむなく田布施西小学校まで戻って駐車しました。歌を聞いたのは第一部の途中からでした。その後、田布施のマスコットであるたぶちゃんとらぶちゃんの歌、お菓子の夢の歌、そして恒例の新作オペラ「たぬきばやし」を鑑賞しました。子供達に加えて、知り合いにたくさん出会いました。久し振りに楽しかった午後のひと時でした。

 会場の西田布施公民館     お菓子の夢の歌    新作オペラたぬきばやし     
  

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オレンジカフェ(認知症カフェ)で認知症予防療法(回想法) 2/2

2024年01月29日 | ふるさと

 田布施町の高齢者生き生き館で開催されたオレンジカフェで、2回目のお話をしました。ところで、デイサービスなどでもそうですが、参加するのは女性ばかりです。このような集会に行くのは男性は苦手なのでしょう。また世間のお世話にならないというプライドが邪魔をしているのか、社会とのつながりが下手なのでしょう。
 前回と同様にお年寄りが若い頃に体験した出来事,品物,はやり歌などをクイズ形式で次々に懐かしく思い出していただきました。一番笑顔が出たり顔がほころんだのは昭和20~30年代の童謡や歌謡曲でした。みなさん、歌詞がなくても覚えているのか楽しそうに歌っていました。

        たくさんの高齢者の方が楽しんだオレンジカフェ


 今回、私が持ってきたのは昔使われていた蓄音機です。そして、私が音が出るように修理した電蓄です。これらは常に油を差したり、音を拾う針をメンテナンスしておく必要があります。いつでも使えるように、郷土館に勤務時に時々メンテナンスしています。
 ところで、蓄音機はレコードを聴く前に手でゼンマイを回さなければなりません。なかなか面倒な機械です。昭和初期のSP盤レコードを聞くことができます。電蓄は、真空管やモーターを使ってレコードの曲を流します。今は聞くことができない童謡や昭和30年頃の流行歌を流しました。参加した皆さんの青春時代に聞いた曲ばかりです。みなさん自然に口ずさんでおられました。

  曲を聴く前に手回しする蓄音機     真空管が使われている古い電蓄
 

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オレンジカフェ(認知症カフェ)で認知症予防療法(回想法) 1/2

2024年01月21日 | ふるさと

 先日、麻里府公民館でオレンジカフェ(認知症カフェ)の催しがありました。認知症に関わる方々が来て、お菓子をいただいたりお茶を飲みながら元気になる催しが行われるようです。どういういきさつか、私がお話をすることになりました。
 せっかくなので、以前精神を病む方や認知症の方が入院していた病棟で働いた経験を生かしてみました。それは、回想法と呼ばれる認知機能を改善したり認知症を進行させないと言われている療法です。体の老化を防ぐ百歳体操の認知機能版でしょうか。お年寄りの方々に楽しんでいただいて、認知機能の老化防止に少しでも役立ったのではないかと思います。次回は高齢者いきいき館の予定です。

  昔の思い出,文物,出来事,歌などを、楽しく謎解きして認知機能改善

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麻郷の郷社高松八幡宮に歩いて初詣

2024年01月03日 | ふるさと

 普段の日なら、バイクか車で神社に参拝します。お正月の二日目、歩いて麻郷の郷社高松八幡宮に初詣しました。子供の頃は車なんて我家にはありませんでした。歩いて初詣していました。その時を思い出して往復約1.5時間ほど歩いて初詣でした。6km位の歩きだと思います。
 当初、他の神社も初詣しようと思っていましたが、左膝が少しばかり重いので止めました。一昨年のお正月は30km歩いて、八幡八幡宮,石ノ口八幡宮,そして八尋石八幡宮などを初詣しました。この春か、来年の正月に40kmばかり歩いてみたいと思うのですが、古希を過ぎた年齢ではもう無理でしょうか。

         お正月二日目の高松八幡宮、数家族が初詣


 朝8時過ぎに出発しました。朝早かったのか、車にほとんど出会わずのんびり歩くことができました。鳥越の麻郷神社を通り、麻郷公民館に向かって歩きました。そして、麻郷公民館と麻郷郵便局の間から緩やかな坂道を登りました。じきに西円寺に着きました。ここで立ったまま息を整え、一気に高松八幡宮向かいました。

   鳥越の麻郷神社     西円寺を横に見て    交通安全のお札を得る
  

 高松八幡宮の鳥居をくぐると拝殿に向かって小石が敷き詰められた参道を進みました。正月二日目なのですが、初詣する方が以前より減っていることに気が付きました。拝殿に着いた時、二家族しか初詣していませんでした。寝正月や草取りしないで元旦に初詣すれば賑やかで良かったかも知れません。

   江良碧松歌碑      静かな麻郷小学校    高塔の祇園牛頭天王社
  

 拝殿内で交通安全のお札を購入しました。その後、拝殿横の古い寄付者名簿を眺めました。鬼籍に入った方々の名前を懐かしく思い出しました。亡き父親の名前も記載されていました。
 高松八幡宮を出ると、江良碧松歌碑を見た後麻郷小学校前を通り、麻郷団地を抜けて旭地区を通って高塔に入りました。そして、高塔公会堂横に移転した祇園牛頭天王社に初詣しました。そして10時ちょうどに我家に帰りました。歩いた距離は6km位で、ちょっと歩き足りない気がしました。その後、クラフト小屋で籠作りをしました。

         麻郷の郷社高松八幡宮に歩いて初詣したコース

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今年最期の郷土館勤務、Xmasツリー他を片付ける

2023年12月25日 | ふるさと

  Xmasツリーとサンタの家を郷土館に飾っていました。今日12/24は今年最後の郷土館勤務日でした。私しかXmasツリーを仕舞うことができません。そのため、Xmas当日の今日、Xmasツリーとサンタの家を倉庫に仕舞いました。世の中、Xmasケーキを食べて祝うのでしょうが、婆様と二人暮らしの私にはケーキはありません。しくしく。
 そう言えば、去年孫達とオンラインXmasを祝ったことを思い出しました。家族が国内国外と離れていると、オンラインで祝うそんな時代になりました。

        郷土館に飾っていたXmasツリーとサンタの家


 Xmasツリーを仕舞っていると、このツリーの購入日が1994.12.24と記述してありました。ピッタリ、今から29年前の今日のことです。小学生だった子供達と購入しに行ったように思います。レジ前がずいぶんと混んでいた記憶があります。今では、孫達がXmasを祝う年齢になってしまいました。やれやれ、時の経つのは早いものです。

 購入日1994.12.24   仕舞う途中のサンタの家  仕舞われたツリーなど
  

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わら細工講習会(ほぼろの製作)の準備(1/4)

2023年08月08日 | ふるさと

  8/20と8/27に麻郷公民館で伝統わら細工民具ほぼろの製作講習会を開催します。8月の町広報に出ます。この講習会は小規模のを含めて7回目となります。前回は観光協会の芝生で開催しました。
 この7回目講習会の準備に取り掛かりました。まずは、材料であるわらの事前加工をしました。本来ならば製作直前にわらを叩いて柔らかくするのですが、すぐにわらを使えるように事前加工しておきました。今回は足踏み脱穀機でわらのはかまなどを取り除き、車でわらをひいて柔らかくしておきました。

          車でひいて柔らかくしたわらを袋に詰める


 私が子供の頃、木槌でわらを叩いた柔らかくしていました。しかし、私は車に引かせて柔らかくしています。たくさんの方々に講習するためには多量にわらが必要です。いちいち木槌を叩いていては時間が足らないのです。
 さらに、はかまを取るために私は足踏み脱穀機を使っています。千歯こぎを使っている方もいます。最後にわらの高さをそろえるため押切りを使います。

  脱穀機ではかま取り    庭帚で綺麗に清掃    わらを車の後ろに敷く
  

 わらを車の後ろに敷くと、車をわらの上で前後に動かします。わら全体が柔らかくなるように、何度かハンドルを左右に少しきって車を振ります。柔らかくなった頃を見計らって車を車庫に収納します。そして、柔らかくなったわらを袋に詰めます。これでわらの事前加工が終わりました。次は参加者人数分の編み台をそろえ、それに使う必要数の駒を用意します。

 車を前後に動かしてわらを柔らかく    わらを下に見ながら車を動かす
 

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四年ぶりの祇園牛頭天王社祭 2023

2023年04月30日 | ふるさと

 コロナ惨禍が明けて、いろいろな祭りなどが再開されています。私の住む田布施町の、とある地区の祇園牛頭天王社祭も四年ぶりに再開されました。元々は地区の小高い丘にあった祇園牛頭天王社、去年丘から公会堂横に移りました。
 移るにあたって地区内の同意で少しもめたようです。丘に登ることができない高齢者のことを考えればやむを得ないのではないかと思います。今回は雨の中の神事でしたが、無事終了して良かったです。お世話された方々、ご苦労様でした。

           公会堂内で祇園牛頭天王社神事が進行中


 神事が終わった後、招いたコーラスグループを前にして参加者が歌ったりクイズを楽しみました。その後、綿菓子を楽しんだり私の担当である余興店を出しました。しかし、大雨でしかも風が吹いていたため、テント内に雨風が吹き込んできました。そのため、早々にお店を畳みました。

招いたコーラスグループ    私のお店グッズ一式   片付け中の綿菓子器
  

 祇園牛頭天王社祭では、その年の新一年生を祝います。11年前は7人10年前は7人9年前は12人7年前は8人5年前は11人4年前は2人、そして3年前は3人の新一年生を祝いました。しかし、今年度は0人でした。我地区も少子高齢化に入った感があります。
 神事後のコーラスや余興が終わると会場を綺麗に片付けました。そして、最後に反省会やお昼休憩となりました。この神事に協力したり参加された方々お疲れさまでした。

   雨の中、神事会場を片付ける      片付け後、反省会やお昼休憩
 

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田布施町郷土館 お雛様(七段飾り)を飾る

2023年02月15日 | ふるさと

 12月にクリスマスツリーなどを飾ったと思ったら、もうぐ3月です。そこで、去年郷土館に寄贈していただいたお雛様(七段飾り)を同館に飾りました。飾った場所は、民具を集めた昭和の趣がある畳の小部屋です。
 郷土館にやって来たお雛様達は、とある方の娘さんが小さい頃に購入したものです。その後、その娘さんが嫁いだ後に誕生した孫娘に引き継ごうとしたそうです。しかし、お孫さんが住んでいる家が手狭で引き継げなかったそうです。そのため、郷土館に安住の地を見つけることになったお雛様達です。

     畳が敷かれた昭和の趣がある部屋に飾られているおひな様達


 郷土館にやって来たお雛様達、私はその飾り方がさっぱり分かりません。そもそも我家には雛人形がありませんでした。私の妹には買ってもらえなかったのです。それだけ我家は貧乏だったのです。そのため、お雛様を飾っていた近所の家まで出かけて見させていただきました。私が子供の頃、お雛様を飾っている家はそうありませんでした。そもそも私が通っていた保育園にもありませんでした。

 七段の棚を組み立てる   アイロンで伸ばす毛氈   毛氈を七段に被せる
  

 大きな箱の中から、箱を数個取り出して雛人形を飾りました。最初、七段の棚を組み立てました。組み立て終わると七段の棚に毛氈を被せました。そして、一段目に金屏風,ぼんぼり,そしてお内裏様とお姫様を飾りました。二段目に三人官女、三段目に五人ばやし、四段目には右大臣や左大臣と思っていたら警護の二人の武官(検非違使?)、六段目に三人上戸、最後の七段目に御籠・重箱・牛車を飾りました。郷土館に来館された方々に、これらのお雛様を楽しんでもらえたらと思っています。
 飾り付けをしていただいた方々、ありがとうございました。

 お雛様を置けるように毛氈を整える    上段から順番にお雛様を据える
 

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厳冬期の今、風が無い時にたき火で体を暖める

2023年02月08日 | ふるさと

 まだまだ寒い日が続いています。そんな時はたき火をして暖まるにかぎります。延焼しては困るため、風が無い時にひっそりとたき火を楽しみます。キャンプなどでは薪を燃やしますが、私は草刈りや下刈りで出た枯草や枯れ木を燃やします。
 最初の火付けには丸めた新聞紙を使い、次に段ボールを燃やし、続いて枯れた竹を燃やし、最後に枯れ木を燃やします。火に勢いがつけば、あとは何でも燃やせます。なお、火の用心として水道からパイプを伸ばして水を常に出せるようにしています。

          枯草や枯れ木を燃やして体を暖める


 キャンプで火を燃やす時は、すぐに薪が無くなってしまいます。しかし、我家では数え切れないほどの枯れ木があります。その枯れ木を切って薪割りすることに時間と労力がかかります。そのため、我家の周りの山や林に枯れた木々がたくさん放置されています。風呂焚きや暖房に枯れ木を使わなくなって以降、たくさん枯れ木が余っています。もったいない限りです。暖炉を設置してみたいものです。

   燃える段ボール    水の噴射をテスト    どんどん燃えるたき火
  

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わら細工ほぼろ(わら籠)の製作講習会の準備

2023年01月09日 | ふるさと

 わら細工民具ほぼろ(わら籠)の製作講習会をするのですが、その準備に追われました。一番気を使ったのは、当日の天候に合わせて会場を変えることと寒さ対策です。雨,曇り,風の場合は室内で講習します。しかし、部屋はやや狭い上にコロナ対策として窓を開けなければなりません。一方快晴の場合は、日当たりが良い麦畑を会場にします。どちらにしても、簡易かまどでお湯を沸かしたり暖をとれるようにしようと思います。
 すぐに講習に入れるように、あらかじめわらを叩いて柔らかくしておくなどの準備をしました。また、一人一人に配れるようにわらを束ねておきました。さらに、わらを編むための駒には麻紐を事前に巻いておきました。歴史,藍染め,工作,裁縫などの講習をしていますが、講習そのものよりもその準備に時間がかかります。集まる10人位の方々に講習会を楽しんでいただけたら幸いです。今回、Sさんにお手伝いをしていただき助かっています。ありがとうございます。

          人数分用意したほぼろを編むための馬と駒


 今回の講習会の準備、数日前から少しずつ始めました。わらを選んで加工してすぐに編めるようにしたり、駒を扱いやすいようにセットしておくなどです。そして、一番困ったのは寒さ対策です。天気が悪ければ室内で開催します。しかし、コロナ過で窓を開けざるを得ず室内と言えども寒いです。一方、天気が良ければ麦畑傍の日当たりが良い場所にします。とにかく、どんな天気でも対処できるようにプランしました。前日すべての用具を会場である高塔公会堂に移動しておきました。明日8:00頃の天候を判断して会場を決めます。それがほぼろの製作講習会のスタートです。

  わらを柔らかく加工    駒に麻紐を巻く     サンプルのほぼろ
  

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伐採した樹を薪割りし、簡易かまど焚いて暖まる

2023年01月07日 | ふるさと

 曇り空で寒いためたき火をしようかと思いました。しかし、風があるため簡易かまどを出して暖を取りました。去年伐採した枯れ木を切って、久しぶりに薪割りをしました。子供の頃は風呂たき当番だったため、難なく薪割りできました。しかし、今は薪割りする機会が減ったためか狙った箇所に斧が振り下ろせません。なんとか薪ができたため、簡易かまどで焚きました。
 明々後日、わら細工ほぼろの製作講習会をします。天候が良ければ屋外で、天候が悪ければ室内で講習する予定です。両箇所共に寒いと思いますので、希望者がいれば薪割りでもしてもらおうかと思っています。薪割りだけでも体が温まりますし、薪を焚いた炎で暖を取ってもかまいません。また、お湯を沸かして暖かいお茶でも提供できたらと思っています。

         薪割りした後、簡易かまどで薪を焚いて暖をとる


 薪にした枯れ木は去年の冬に伐採したものです。その幹や枝をチェーンソーで長さ30cm位の長さに切りました。太い幹はそのままでは焚けません。斧で割って薪にしました。伐採した樹は余るほどあるため、全てを薪にすることはできません。薪割りする前の状態で農作業小屋に保管しておこうかと思います。保管しておけば、来年もその次の年も薪に不自由することは無くなります。

    伐採した幹や枝を切り出す     太い幹や枝を斧を使って薪割り
 

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風が止まる夕方、のんびりたき火

2023年01月01日 | ふるさと

 風がおさまる夕方、伐採した樹の枝や枯草を燃やしています。2週間に1度位の間隔で燃やしているでしょうか。燃やす場所は、周りに燃えるものがない空き地の中心です。そこに直径2m深さ30cm位の穴をスコップで掘ります。その穴に枯れ木などを放り込んで燃やすのです。枯草や小枝はすぐに燃え尽きるのですが、太い木はなかなか燃え尽きません。
 メラメラ燃えている間、いろんな事を考えます。年がらなのか、どうしても昔の思い出に浸ります。これまで過ごしてきた人生で、進学や就職などの判断は正しかったのだろうかとか・・幼児の頃、少年の頃、青年の頃・・・・果てしなく思い出します。そのうち炎が小さくなって、再び枯れ枝を放り込みます。そして、再び思いに浸ります。

       穴を掘って、その中に枯れ枝などを放り込んで燃やす


 木の枝や枯れた竹は長いまま燃やします。端が燃え尽きると、まだ燃えていない箇所を穴に押し出すようにして燃やします。今の時期は枯草がたくさんあり、冬までに伐採した樹もたくさんあります。それらを冬の間に燃やし尽くします。たき火をすると体が温まります。これは冬でしか味わえない楽しみでしょう。たき火の暖かさを子供達に伝えたいものです。

   燃えはじめは紙で    だんだん火を強く   真っ暗になる前に火を消す
  

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郷土館もクリスマスの飾り付け

2022年12月19日 | ふるさと

 クリスマスが近づきましたので、郷土館もクリスマスツリーなどを飾りました。去年と同じように、30年位前に私が購入したツリーと最近友達からいただいたサンタの家を飾りました。
 最初倉庫にある箱からツリーを取り出して組み立てました。そして、ツリーに飾り物をぶら下げ、雪に見立てた綿を置き、電飾を巻きつけました。電飾は古すぎて一部の電球が切れていました。そのため、最近購入したLEDランプを取り付けました。続いて、サンタの家をやはり倉庫から持ち出してツリーの横に置きました。来館者に少しでもクリスマスの雰囲気を楽しんでもらえたとらと思います。

         郷土館内に飾ったクリスマスツリーとサンタの家


 私が子供の頃にもクリスマスツリーを飾りましたが、今のようにクリスマスツリーセットはありませんでした。そのため、毎年クリスマスツリーを自分で作りました。クリスマスが近づくと、山に入って手ごろな大きさの杉かヒノキの樹を探しました。しかし、なかなか良い樹が見つからず、あちこちの山を探し回ったことを昨日のことのように覚えています。
 良い樹を見つけると、その樹を伐採して山の麓にある我家まで持ち帰りました。そして、大き目の植木鉢に突き刺しました。その後、飾り物や電飾を取り付けました。このように、クリスマスツリーを作るのが当時の私の務めだったのです。

   電池式LED電飾のスイッチON     ツリーに飾り物や綿を載せる
 

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