東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

三種類の綿の育ち具合

2021年07月31日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 一昨年までは何種類もの綿を育てていましたが、去年と同様、今年も三種類だけにしました。種類が多いと保管を間違えてしまいがちになります。一昨年失敗したのは洋綿と和綿でした。両方とも白い綿の種類です。どの箱にどの綿を保管したか忘れてしまったのです。入れる前に箱に記入することを忘れてしまったためです。後で書こうと思ったのが間違いでした。今年種を蒔いたのは白綿(バルバゼンセ),茶綿,そして緑綿だけです。茶綿は種まきが遅れたため、あまり育っていませんでした。しかし、このまま育てば9月に花を咲かせると思います。

     一列に並んで育つ洋綿(バルバゼンセ)、まだまだ大きく育つ


 さて、洋綿(バルバゼンセ)はそれなりに育ち、よく見るとつぼみが付いていました。来週には花が咲くと思います。綿は栄養成長するので、まだまだ成長して背の高さ以上に育ちます。やや葉の色が茶色の緑綿もつぼみが付いていました。種まきが遅かった茶綿はまだ小さいままです。どの綿も霜が降りるまで育つため、9月以降3ヶ月は花が咲きつつ綿を収穫する日々が続くかと思います。

   葉が茶色の緑綿、つぼみが付く     草の間に育つ小さな茶綿
 

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猛暑の夏、いくつかの雑穀の穂が出始める

2021年07月30日 | 麦,穀類,雑穀

 もうすぐ8月になりますが、すでに猛暑日の連続です。日中はエアコンがないと過ごせません。私が子供の頃はエアコンがありませんでした。せいぜい扇風機でした。エアコンが無い時代、窓を開け放って風を屋内に取り込んでいました。特に北側の廊下はエアコンがなくても過ごしやすかったものです。日陰の林を通り抜けた風は恵みの風でした。その風を体で浴びながら昼寝をしたものです。冷たい廊下の板をずり回りながら寝ていました。
 猛暑の昼間、畑に出てみると雑穀のいくつかは次々に穂を出していました。これらの穂は秋に熟します。雑穀はもう秋の準備をしているのですね。

        穂を出し始めたシコクビエ、熟した実を秋に収穫


 穂が出ていた雑穀は、シコクビエ,アマランサス,そしてモロコシです。ヒエ,小豆,ハト麦などはまだ穂が出ていません。これから、秋になるにつれてすべての雑穀が穂を出すでしょう。
 数十年前山梨県を中心に山村地域を調査していた頃、毎年雑穀の収穫を手伝いに行っていました。そして、雑穀で作った手料理をごちそうになったものです。深い谷を見下ろしながら、斜面に植えられたアワ,キビ,シコクビエ,そしてヒエなどの穂を収穫した頃を思い出します。今では絶えてしまった古き良き山村文化、思い出だけが残っています。

   出始めたアマランサスの穂        細長い箒モロコシの穂
 

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春に種まきした紅花、次々に開花

2021年07月29日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 春に種をまいた紅花が次々に花を咲かせています。その黄色の花は、庭でひときわ目立ちます。今回は少量しか種を蒔かなかったため、染料にするための花びらの収穫はしません。花びらを収穫しない理由は、種子を取るためです。収穫した種子は10月末に種まきする予定です。暖かい山口県だからかも知れませんが、春に種をまいた紅花は大きく育ちません。一方、冬越しした紅花は大きく育ち花もたくさん咲きます。来年、その花びらを収穫したいと思っています。

       春に種まきした紅花の花びら、ひときわ目立つ黄色


 紅花は咲き始めは黄色いのですが、だんだんと赤色に変色します。その理由は、雨や露によって水溶性の黄色が溶けて流れてしまい、水に溶けない朱色だけが残るためです。この特性を染料に生かすと、布を黄色と朱色に染め分けることができます。花が咲き終わると、つぼみの根元が膨らんできます。そして、つぼみが枯れると根元にはヒマワリに似た種が実ります。この紅花の種子を、鳩は好んで食べます。ちなみに、この種子を絞ってサフラワー油を抽出することができます。そのサフラワー油を加工した製品の一つがマーガリンです。

   黄色の染料が溶け去り赤色に      次々に咲いては散る紅花
 

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猛暑日の朝夕、我家周りの草刈り

2021年07月28日 | 草刈り,整地

 テレビもインターネットも東京オリンピックばかりですが、我家は草刈りの毎日です。毎年の事ですが、7~8月は一年でもっとも雑草の勢いがある季節です。ほっておくと、いつの間には草は背の高さまで伸びてしまいます。かと言って今は猛暑日、草刈りは朝夕限定です。10~15時は家内で過ごしています。今は、一年で最も草刈機が活躍する季節です。草刈機が故障すると大変です。昼間は合間をみて草刈機のメンテナンスをしています。今回は我家の建物周りの草刈りをしました。

         建物南西側庭の草を刈る、汗だくで疲れる


 最初に建物南西側の庭を草刈りしました。一ヶ月ほど前に草刈りしたはずなのですが、もう膝下まで草が伸びていました。イチジク,ポプラ,ブラシの樹,ユスラウメなどが植えてある南西側です。よく歩いたり散策する通り道なので、最も頻繁に草刈りする場所です。

  膝下まで草が伸びた建物南西側      草刈り直後の建物南西側
 

 続いて、建物西側を草刈りしました。ここは、西日が当たる場所ですので、これまた雑草の勢いが良い場所です。グミ,柿,ナツメ,クチナシなどを植えています。これらの樹を痛めないように根元に生えた雑草だけを刈りました。朝夕しか草刈りできないため遅々として進みません。しかし、熱中症になっては困ります。毎日少しずつ無理せず草刈りしています。

    雑草で覆われた建物西側       草刈り直後の建物西側
 

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孫のお宮参り、コロナ惨禍で人数制限

2021年07月27日 | 家族関連

 我家の近くにある神社に、孫のお宮参りに行ってきました。予想はしていましたが、コロナ惨禍で本殿にあがることができる人数に制限がありました。長男夫婦と孫だけがあがることができました。私と家内は、本殿外に設けられた椅子に座って待機しました。本殿から戻ってきた息子に聞くと、本殿内ではお祓いや巫女舞いなどが厳かに執り行われたとのこと。一緒にお宮参りの儀式を見たかったのですが、コロナ惨禍の今は諦めるしかありません。

       コロナ惨禍のため、息子夫婦と孫だけが本殿へ


 数年後の七五三の時までにコロナがおさまっていると嬉しいです。その時は、衣装を着た孫たちと神社に来ようと思います。近々、娘夫婦に女の子が誕生予定です。息子夫婦もあと二人ぐらいは子供が欲しいとのこと。そうなると、今後10年位は孫たちを中心にした生活になると思います。
 やれやれ、私もついに爺になってしまったか!嬉しいような寂しいような複雑な気持です。

   お宮参り後の新米パパとママ      近々女の子誕生予定の娘夫婦
 

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ヘナへの肥料効果

2021年07月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年から冬越ししているヘナの鉢植えがあります。数鉢は畑に植えました。しかし、その後は根が張ってしまうためもう鉢に戻すことはできません。つまり、そのまま畑で冬の寒さで枯れてしまうと思います。そのため、何鉢かは畑に植えないで、再度冬越ししようと思っています。その鉢植えしたヘナに肥料を与えてみました。一方で、比較のためわざと肥料を与えない鉢もあります。当然ながら、葉の色や育ち方に違いが出てきました。ちなみに、この葉の色や大きさが染色に影響があるのでしょうか。

       左は肥料を与えたヘナ、右は肥料を施さなかったヘナ


 まずは、葉の色に違いが出ました。肥料を与えたヘナは濃い緑色の葉になりました。肥料を与えなかったヘナは薄い緑色になりました。葉の大きさにも違いが出ました。肥料を与えたヘナは葉が大きくなりました。肥料を与えなかったヘナは葉が小さいのです。今後はどちらが寒さに強く冬越しできるか、この冬にテストしようと思います。

    緑が濃く大きな葉のヘナ       薄い緑で葉が小さなヘナ
 

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ドラムカーダーをなんとか購入・組み立て

2021年07月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 以前から欲しいと思っていたドラムカーダー、恥ずかしながらつい購入してしまいました。初めてドラムカーダーを見たのは、16年位前のことです。私の知り合いでもある紡ぎや織りをする先生が所有していました。その時は、それほど欲しいとは思っていませんでした。次にドラムカーダーを見たのは去年です。Kさんが持ってきて、使い方などを披露してくれました。この時、初めて効率的にカーディングできることを知りました。その後、中古品を探しましたがなかなか見当たりませんでした。意を決して、先月のお給料の一部を使って購入しました。届いた後、組み立てをしました。

       組み立て前のドラムカーダー、まずは説明書を読む


 いろいろな部品が付いていました。ハンドル、ベルト、小型のハンドカーダー、固定具、多数のワッシャやナット類などでした。消耗した部品は別に注文できるようです。10年以上使い続ければどこか傷んでくると思います。その時は傷んだ部品を注文しようと思います。数人で紡いでいると、カーディングされた羊毛がすぐに無くなります。このドラムカーダーがあれば羊毛を一度にたくさんカーディングできるかも知れません。将来モーターを付けるなどすれば、さらに効率的にカーディングできると思います。

  対さな部品の数々    まずはベルトを装着    数か所のネジ止め
  

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アメリカフヨウの巨大花が開花

2021年07月24日 | 花,野草

 今年もアメリカフヨウの巨大な花が咲く季節がやってきました。このアメリカフヨウは、4年位前に種を蒔いてから育てました。当初は、いろいろな花色がありました。白、ピンク、紅などです。ところが、少しずつ数が減りました。今は、鮮やかな紅色だけが残りました。減った原因の一つが移植ではないかと思っています。去年日当たりが良い場所に植え替えしたはずでした。しかし、白とピンクの花を咲かせたアメリカフヨウは冬越しすることができず枯れてしまいました。冬越しが難しいアメリカフヨウです。

          アメリカフヨウの直径20cm位の巨大な花


 このアメリカフヨウの花はあちこちで見かけます。それも、高さが2m位に伸びて樹のように育つています。私が栽培しているアメリカフヨウは背があまり高くなりません。日当たりは良いはずなのですが、やや湿り気が強い土が良くないのかも知れません。あるいは品種が少し違うのかも知れません。冬越しが難しく、地上の樹はすべて冬の間に枯れてしまいます。たった一つ残った紅色のアメリカフヨウ、今後も大切に育てようと思います。もと株分けできるならば、増やしてみたいものです。

 つぼみも大きなアメリカフヨウ      次々とつぼみができる
 

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田布施農工高校の羊の毛を糸紡ぎ

2021年07月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 田布施農工高校からいただいた羊の原毛を次々に洗浄しています。そして、洗浄した羊毛を次々に足踏み糸紡ぎ機で毛糸にしています。細く紡いだ単糸を二本紡いで双糸にすべきなのですが、極細の毛糸を紡ぐことがまだできません。去年は単糸を経糸にして毛糸布を織りましたが、今年も単糸を経糸にして織るしかないようです。とにかく洗浄した毛糸をカーディングしつつ紡いでいます。

      暇をみては、洗浄した毛糸をカーディングしつつ紡ぐ


 糸紡ぎ機のボビンに紡いだ糸がそれなりに溜まると、そのボビンを糸紡ぎ機から取り外します。そして、紡いだ糸をかせ繰り器に巻き付けます。巻きつけた糸は、染色しやすいようにねじっておきます。経糸、横糸に必要な長さの毛糸になるまで、これからしばらくの間紡ぎ続けます。

    ボビンに巻かれた毛糸        ボビンからかせくり器に
 

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一坪田んぼに青色のトンボ

2021年07月22日 | 稲:田植え,草取り

 4月畑に穴を掘って一坪田んぼを作りました。その後、稲の苗を育てて田植えをしてしばらく経ちました。苗は順調に育ち青々としています。この育ちぐあいだと、秋に稲刈りをしてわら細工のためのわらを得ることができそうです。ところで、この一坪田んぼを観察していると、胴が青いトンボが稲の葉に止まっていました。とても綺麗なトンボでした。この一坪田んぼに卵を産みにしたのでしょうか。そう言えば、この田んぼで育っていたオタマジャクシはその後カエルになったのでしょうか。

     青々と育った水稲(コシヒカリ)、秋には稲刈りできそうです。


 オタマジャクシの他にも小さな生き物がいましたが、今は水面が濁っているため生き物がいるか分かりません。面白いことに、畑の雑草が一坪田んぼに全く生えていません。畑の雑草は水浸しでは生育しないのでしょう。そのため、今のところ除草の世話が必要ありません。
 以前、東京で水稲を作っていた頃、水田雑草に困っていたことがあります。水田の二大雑草であるヒエとコナギです。この二つの雑草には苦労させられました。しかし、この雑草は畑では育たないため、水田を一時畑に転換したりしていました。10年以上前、高校生などに水田稲作を教えていた頃を懐かしい思い出します。

 稲の葉に止まる胴が青いトンボ        順調に育っている稲
 

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洗浄した羊毛、ゴミなどを取りさらに綺麗に

2021年07月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 田布施農工高校からいただいた原毛を個人で、少しずつ洗浄し,ゴミを取り,乾燥し,そして再度洗浄するなどの工程を繰り返しています。今回は、その工程のうち一度洗浄した原毛からゴミをとる作業しました。毛糸を生産するために飼われていない羊のため、原毛にはたくさんのゴミが付いています。さらにプロが毛刈りした原毛ではありません。高校生が実習の一つとして毛刈りしました。そのため、刈り損じた毛がたくさん混入しています。そのような毛は取り除きました。

          各種ゴミを取り除いた原毛を再度洗浄


 原毛には次のようなゴミが混入しています。籾殻、木のチップ、藁、土くれ、雑草などです。また、刈り損じた短い毛、さらに羊が樹に毛をこすりつけてできたのでしょう硬いフェルト玉です。これらはピンセットや指で摘まんで丁寧に取り除きます。目が疲れる上に、とても時間がかかる作業です。これら気の遠くなるような作業が終わると、やっと糸紡ぎに使える羊毛が出来上がります。

 籾殻をピンセットで    フェルト玉を外す     最後に水洗い
  

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小学校の放課後学習 成器塾で手芸「刺し子」

2021年07月20日 | 子供の育成関連

 麻郷小学校の放課後学習成器塾は今回が3回目です。手芸も3回目で、子供達には1回目から裁縫の練習として簡単な刺し子のコースターを作ってもらっています。コースターの縁取りはミシンで縫います。そのため、私の手回しミシンを持ち込みました。
 このミシンは、言わば骨董品に近いミシンです。とても重くて、家庭科室がある3階まで運ぶのが大変です。今回ほとんどの子供達が刺し子を完成しました。コースターにするための縁取りは、私がこのミシンで縫いました。なお、この古いミシンに興味を持った子供が二人いました。私の見守りの中、その子供にこのミシンを使って縫ってもらいました。

         私の見守りの中、手回しミシンを使う子供


 刺し子を縫っている子供達を見ていて、子供にはいろいろな個性があることに気が付きます。皆よりも早く済ませて宿題を始める子供、縫い目が飛んだり縫い方がやや大雑把な子供、縫い方が丁寧で色の配色も凝る子供、また、集中力が早めに途切れるのかなかなか完成まで至らない子供もいます。など様々です。
 たまたまそのような子供が「手芸と料理」コースに集まったのかも知れません。また、これらの個性が、生まれつきのものか、これまで育った家庭環境からきているのか、保護者の興味や教育方針からきているのかは分かりません。今後も個性に合った教え方を模索しようと思います。完成していない子がいるため、刺し子を1回分延長しようと思います。

   机上の刺繍糸など    指導員と子供達    完成した刺し子コースター
  

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トゥルーシー(ハーブ)の花が咲き始める

2021年07月19日 | 花,野草

 苗を育てて花壇に植えたトゥルーシー(ハーブ)の花を咲き始めました。花の付き方や形がオドリコソウに似ています。花の色ですが、トゥルーシーは薄い紫色の花です。オドリコソウはピンク色です。花の大きさは、オドリコソウの方が少し大きいです。ちなみに、オドリコソウは花を摘まみ取って根元を吸うとほんのりと密の味がします。トゥルーシーはどんな味なのでしょうか。ブルービーがやって来るそうなので蜜はあるようです。

           トゥルーシー(ハーブ)の可憐で紫色の花 


 トゥルーシーはハーブとのことですが、近づいても香りがあまりしません。クールミントは1m位に近づくと涼しい匂いが漂います。カマで刈ったり千切ったりすると、さらに匂いがより発散します。トゥルーシーは葉をもんで鼻に近づけるとようやく匂いがします。香りが弱いのだと思います。それとももう少し経てば匂いが強くなるのでしょうか。初めて栽培するので分かりません。この匂いを頼りにブルービーがやって来るのでしょうか。

 先端につぼみが付くトゥルーシー      オドリコソウに似た花
 

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光市 峨眉山~室積の史跡巡りウォーキング下見(4/4)

2021年07月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 天満宮を出てしばらく歩くと、渡船場へ向かう十字路に着きました。その十字路傍に屋根付きのお地蔵様一体と大小四体のお地蔵様が安置されていました。どんな由来があるのか付近を調べてみましたが、ありませんでした。これらのお地蔵様を安置した時、何らかの理由があったはずです。後世のため由来を残して欲しかったです。続いて海商通りを歩いて普賢寺に向かっていると、早長八幡宮が見えてきました。参道に茅の輪がありました。その輪をくぐって本殿を参拝しました。この八幡宮のお祭りはよくテレビで放送されます。参道が綺麗に掃かれていました。そのため、今でも地元の方々が大切に守っている神社であることが分かります。

          茅の輪をくぐって早長八幡宮を参拝


 早長八幡宮を出ると、向かい側にあるお饅頭屋さんに行ってみました。ここでよくお饅頭を買いました。残念ながらお店は閉じていました。しばらく歩くと、高札場跡に付きました。ここは三字路になっており、昔はたくさんの人々が行きかっていたのでしょう。そのため、目につくこの場所に高札が建てられていたのだと思います。さらに海商通りを歩いていると、対面の松とその由来を示す石碑がありました。

 渡船場近くのお地蔵様    対面の松と石碑     海商通りの石の列
  

 その後、防陽八十八箇所霊場の一つである専光寺に着きました。このお寺は、のちに石城山で第二奇兵隊となった南奇兵隊が創設された場所です。明治維新にゆかりのあるお寺です。さらに歩いていると、光ふるさと郷土館に着きました。しかし、訪れたのが月曜日でしたので、他の博物館と同様に休館中でした。本番ウォーキングでは中を見学できるかも知れません。以前来た時、主に船に関わる資料が充実していたように記憶しています。

   明治維新ゆかりの専光寺      休館中だった光ふるさと郷土館
 

 海商通りを歩いていて気が付いたのですが、道の両脇に小さな四角の石が列をなして埋め込まれていました。五つ並んだり、七つ並んだりと海商通りの両脇に並んでいるのです。昔商家があった入口に埋められたのか、商家の区別をするために置かれたのでしょうか。石は海商通りだけに埋められているようでした。海商通りに面している家の方に聞いてみましたが、分からないとのことでした。本番ウォーキング時に光ふるさと郷土館で聞いてみようと思います。今回下見ウォーキングに参加された方々お疲れ様でした。

       今回下見をした峨眉山~室積街の史跡巡りコース

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美味しいイチジクを今年初収穫

2021年07月17日 | 樹木,果樹

 我家にはドーフィンと呼ばれる品種のイチジクの樹が一本あります。3年前、このイチジクの樹はカミキリムシに入られて枯れる寸前でした。その虫を退治するため、幹の患部を切開したり患部をテープで巻いたりして治療しました。回復後、美味しい実を食べることができるようになりました。1年に2度(初夏と秋)実を収穫することができます。今回、イチジク周辺の草刈りをしていて実がなっていることに気が付きました。いつもよりも特大の大きさでした。商品に出してもよい大きさで甘い実でした。二つに割って美味しくいただきました。よく見ると、秋に収穫する小さな実が樹にたくさん付いていました。

     特大で美味しかったイチジクを収穫、隣は秋に収穫する実


 昔、私の家には別のイチジクの樹がありました。たくさんの実がなりましたが、大きくなく甘みも少なかったように思います。野生種に近い品種だったのではないでしょうか。今回収穫したイチジクは代表的な園芸品種です。5年位前に苗を購入して植えました。枝を伸ばし大きな葉をたくさん広げているため、この秋にも美味しいイチジクの実を収穫できることと思います。我家で果物を自給できることはありがたいことです。

    先が割れ、甘い匂い           二つに割って食べる

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