東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ 綿繰り,糸紡ぎ,玉巻きなど

2019年11月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 2週間ぶりのコットンクラブ、私は下手な編み物をしてみたり、箱型のチャルカで糸紡ぎしたりしました。編み物はまったく初めてで勝手が分かりません。古書店で参考書(¥100)を購入したのですが、あまりに古い参考書なのでよく分かりません。麻郷小学校の放課後学習成器塾で、田布施農工高校の羊の毛をこれから紡ぎます。その後、紡いだ毛糸を使って織ったり編んだりします。織るのはできるのですが、編み物はくさり編み以降がさっぱりです。棒編みが良いのかかぎ編みが良いのかも分からなくなってきました。来月の成器塾までには、コースター程度の編み物を子供に教えられるように練習しています。やっぱり編み物は女性に向いているのでしょうか。自信喪失気味です。

            Kさんの織物を中心に情報交換


 ところで、箱型のチャルカで糸を紡いでみました。回転数がとても速いので、細い糸がすばやく紡げます。カバンに入るほど持ち運びしやすいですし、これは便利です。手で回すスピンドルはなかなか糸を紡げず、せっかちの私には向いていないように思います。教えるだけならばスピンドルで良いのですが、たくさん糸を紡ぐにはチャルカや足踏み紡ぎ器が良いようです。ただ、チャルカは正座に近い姿勢なので腰がとても疲れます。やはり、楽に座って連続的に糸を紡げる足踏み式が私に合っているように思います。

  いろいろな種類の綿を綿繰り       いつものように糸を玉巻き
 

 コットンクラブが終わった後、数人の方にタマネギやニンニクの植え付けのお手伝いをしていただきました。私は早めに帰ってタマネギの苗を掘り出しておきました。何人か到着すると、15分程度で植え付けが終わってしまいました。数は力ですね。手伝ったいただいた皆さん、ありがとうございました。助かりました。お礼として、余ったタマネギの苗を差し上げたり、好きなだけ甘柿を収穫していただきました。
 ところで、農作業のうち小麦の種まきは、成器塾で種まき体験してもらおうと思っています。冬はすぐにやって来ます。残った紫麦,紅花,リネンなどの種まき、インド藍(葉)の収穫をどうしようかと思案しています。さらに、里芋や秋ジャガイモの収穫,シイタケの植菌,果樹や庭木の剪定,山の下草刈り,不要樹木の伐採,紙漉き調査,農機具の調整/修理など、限りなく農作業があります・・・・やれやれ。

 タマネギ苗を掘り出し    タマネギの植え付け    甘柿の収穫
  

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田布施コットンクラブ 綿繰り、玉巻きなど

2019年10月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今月になって、次々に棉から綿を収穫しています。その収穫した綿をがくから外したり、綿の種を取る綿繰り作業をしました。また、前回に引き続いてインド産手紡ぎ糸の玉巻きなどの作業をしました。ところで、私は棉畑でがくから直接綿を摘まんで収穫します。私はがくが不要ですので、去年は全てゴミとしてたき火で焼いていました。ところが、他の方々はがくごと綿を収穫していました。そして、綿をを外したがくを集めてドライフラワーアートにするようです。がくの意外な使い方を知りました。

    がくから綿を外す作業、がくは集めてドライフラワーアートに


 収穫した綿は種を取らなければ糸を紡ぐことができません。そのため、綿繰りは必須な作業です。私が持っている綿繰り器1台では、たくさんの綿の種取りが進みません。そのため、Kさんにお願いして、1台の綿繰り器をお借りしました。ありがとうございます。私のとKさんの2台の綿繰り器で綿繰り作業をしました。私は和綿の綿繰りを、Oさんは茶色綿の綿繰りをしました。

 たくさんの綿のがく    Kさんの綿繰り器      ご馳走様!ピザ
  

 ところで今回、私は和綿の種を一粒一粒取る綿繰り作業をしました。しかし、とても効率が悪くて途中で飽いできました。時間かたっぷりある昔なら良いのでしょうが、さっさと糸紡ぎ工程に入りたいところです。手で回すのではなくミシンのモーターで回せないかと考えています。整経作業もなかなか進みません。綿の栽培から布を織るまでのたくさんの工程、短くできないかと考えてしまいます。私の健康寿命は、平均であと5年程度しかありません。5年しかない?と考えると、気は焦るばかりでせんないです。※男性の平均寿命:80歳,健康寿命:71歳

     茶色綿の綿繰り作業         いつものように玉巻き作業
 

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和綿を手摘み収穫、風で地面に落ちた綿

2019年10月24日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 和綿の収穫が大忙しです。収穫しないでいると、その間にたくさんの和綿が風に飛んで地面に落ちてしまいます。落ちた和綿をよく見ると、ふわふわで比較的品質が良い綿ばかりです。収穫するには最適の綿です。しかし、注意しないと土埃が付いていたり、雑草のクズが付いていたりいます。そんな汚れた綿は泣く泣く捨てました。今回収穫した綿は和綿と茶色綿です。どう言う訳か、一番多く栽培している洋綿(バルバゼンセ)は収穫のピークがまだ来ていません。

      ぶら下がったふわふわの和綿を、掴み取るようにして収穫


 去年は、がくに付いたまま綿を収穫しました。しかし、後でがくから綿を外さなければなりません。また、がくから外すと傷んだ綿だったことも少なくありません。そのため、今年は綿だけを掴むようにして収穫しています。傷んだり変色した綿はその場で捨てるようにしています。その方が、後で選り分ける必要がありません。

  ふわふわの綿だけを選んで収穫       収穫した一つのがくの綿
 

 綿は連作に弱いのでしょうか、去年綿を育てた場所で育てた綿は、総じて収穫量が少ないのです。そもそも背が低く勢いがよくありません。それに対して、去年綿を育てなかった場所で育てた茶色綿は、次々に収穫できています。品種の違いでしょうか風に飛んで落ちることもありません。和綿の倍近く収量が多いのです。今年の夏が猛暑だった影響もあるのでしょうか。

   茶色綿を掴むようにして収穫     収穫した一つのがくの茶色綿
 

 発芽時に根切り虫に食べられて困りましたが、一定の大きさに育つと、害虫に食害されたり病気になることがありませんでした。株間を広く1mにして風通しをよくしたことが良かったのでしょうか。隣に植えている小豆のようにカメムシの被害に合うこともありませんでした。今だに、これだと思う綿の育て方を体得できない今日この頃です。

    地面に落下したたくさんの和綿、汚れていた半数位は捨てる

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周防大島 工房 ないだ織り(さおり織り)を見学

2019年10月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 ある日知人から、周防大島のないだ織りを見に行こうとのお誘いをうけました。その日はたまたま休みでしたので同行しました。到着すると、奥様方が好きそうなさまざまな手織りの織物が展示してありました。また、織物の講習もしているようで、講習を受けている方々がいました。ところで、お聞きすると「ないだ」とは「凪ぐ」から来ているそうです。そう言えば、静かな海を「凪いでいる」と」か「凪いだ」といいますから。
 また、さおり(さをり?)織りもお聞きしました。すると、元々は「差織り」のようです。つまり、通常の商業化された反物と差がある違う織り方と言う意味だそうです。一つしかできない手作り織物の意味のようです。今では手作り織物の代名詞になっているように思います。いろいろ勉強になりました。「ないだ織り」は「さおり織り」の一つで、個人ブランドではないかと思います。

          ないだ織りの講習を受けている方々


 今回訪れた「工房 ないだ織り」は周防大島の久賀にあります。道路からすぐの場所にありました。知人も初めての場所で車をどこに止めようか迷いました。迷っていると、近くに住む親切な方が出てきて「ここに止めるといいよ」とアドバイスしていただきました。感謝!車を降りて5分位歩くと、「工房 ないだ織り」がある古民家が見えてきました。

古民家「工房 ないだ織り」  玄関から工房に入る    展示中のないだ織り
  

 私も布を織ることはありますが、今は綿の収穫,綿繰り,糸紡ぎ,そして経糸作りの段階で停滞しています。展示中の織物は、規格品の反物と違い全て手作りです。反物と言うよりも美術品のように思えます。ないだ織りの講習を受けることもでき、一年間のパスポートもあるそうです。4回程度通えば元がとれそうです。何人かの方々が講習を受けながら織っていました。

          ないだ織りを感心しながらを熱心に見る


 ないだ織りではないのですが、私が興味を持ったのは小物です。ひらめのコースター,フェルト細工の花,ビーズ小物などです。放課後学習の成器塾で子供達に作らせたらどうかなあ、と思いながら見ました。また、折りたたみができる織機にも興味をもちました。私が持っている織機は、持ち運びできないのでとても不便です。また、今整経中なのですが手下げ式織機も持っています。しかし、筬や綜絖がとても使いずらいのが欠点です。学校に持って行ったり、ワークショップなどに持って行ける、この工房にあるような織機があればと思いました。

  説明を受けながら何点か購入       ユニークなたくさんの小物
 

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田布施コットンクラブの活動、織物の歴史と玉巻きほか

2019年10月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回の田布施コットンクラブは、場所を変えて郷土館で活動しました。最初、かつて田布施で行われていた綿作り,綿繰り,紡ぎ,そして織りの歴史について少しお話をしました。そして、明治頃の綿作り~反物作りまでの工程や使われた古い道具の実物を見ていただきました。また、当時田布施で織られた反物のサンプルを見ていただきました。当時、縞だけでなく紬なども織られていたことが分かります。織った反物を染めた田布施の紺屋についてもお話をしました。単に糸を紡いだり織ったりするだけでなく、その歴史や伝統も知っていただけたのではないかと思います。

          玉巻き器を使って、インド産の手紡ぎ糸を玉に


 続いてインド産の手紡ぎ糸を、いつものように玉巻き器を使って巻き取りました。また、今月収穫した和綿や茶色綿の綿繰り作業などもしました。今回三人の方が遠方から見学に来られました。もしよければ仲間に加わって、綿栽培~布作りの活動を楽しんでいただければと思います。また、本人の希望によってはワークショップや放課後学習指導などの活動も楽しんでいただければと思っています。

 右側の手紡ぎ糸を、左のように玉巻き   素手による綿繰り(綿の種を取る)
 

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藍が綺麗に開花中、12月には採種

2019年10月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 10月になって藍の花がたくさん咲くようになりました。このままいくと、12月初めにはたくさんの種を収穫できそうです。藍染めすると布が青く染まりますが、小さな花は青ではなくピンク色をしています。採種して乾燥し、来年の3月には再びその種を蒔いて藍を育てようと思います。毎年のことですが、この花を見ると、今年の藍染めが終わったこと感じます。

            小さく清楚でピンク色の藍の花

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田布施コットンクラブ 和綿と茶綿,藍の葉っぱ,そして枝豆を収穫

2019年10月01日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日の田布施コットンクラブは最初、野外で収穫作業をしました。収穫したのは、藍の葉っぱ,和綿と茶綿,そして枝豆です。藍の葉っぱは乾燥させて来年の藍染めに使います。専門的には堆肥を作るように腐らせて「すくも」を作ります。しかし、大変な作業のようでとても私にはできません。生葉はいつまでも保存できません。そこで、カラカラに乾かした藍の葉っぱにして保存します。これを使って来年藍染めしようと思います。綿は和綿と茶綿を収穫しました。また、お楽しみに枝豆を収穫して、皆さんのおやつとして食べました。

      のんびりと藍の葉っぱを収穫中、だいぶ葉が無くなる


 藍をよく見ると、すでに花が咲いています。11月頃この畑に小麦の種を蒔く予定ですので、それまでに藍の種を収穫しようと思います。種は袋に入れて乾燥保存します。来年の3月に種を蒔いて育苗し、5月に苗を本畑に移植します。藍は毎年その繰り返しです。
 11月まであと1ヶ月しかありません。藍,綿,枝豆,そして小豆の収穫を10月中に済ませる必要があります。10月初めに東京に行くため、またいろいろな行事が目白押しのため、これまた忙しい10月になりそうです。

    のんびりと和綿を収穫       藍の葉っぱ収穫はそろそろ終盤
 

 ところで、一枚一枚丁寧に収穫した藍の葉っぱはすみやかに乾燥しなければなりません。日差しが強い外で天日乾燥します。そのため、広場にブルーシートを敷いて、その上に葉っぱを広げます。しばらくすると、葉っぱは縮れるようにして乾燥していきます。乾燥にむらがないように、時々-ほうきで葉っぱの上下を入れ替えたりします。今回は、すべての葉っぱをカラカラにできなかったため、家に持ち帰って乾燥機で乾かしました。

 バケツに集めた藍の葉    ブルーシートに広げる   楽しく枝豆の収穫
  

 和綿と茶綿、藍の葉っぱの収穫が終わると、最後に枝豆の収穫をしました。枝豆を引き抜いて、余計な葉っぱや枝を取り除きました。そして、枝豆の鞘を収穫しました。その後、部屋に入りいつものように楽しく綿作業をしました。15時頃におやつタイムとして、収穫した枝豆をボイルして美味しくいただきました。
 カラカラに乾燥できなかった藍の葉っぱは、我家に持ち帰り乾燥させました。緑色だった葉は、青黒い色に変色します。乾燥させた藍の葉っぱは、なんとも言えない香ばしい匂いがします
 みなさんお疲れ様でした。次回はいつものように、玉巻きしたり、織ったり、糸紡ぎなどをする予定です。

    楽しく綿を取り出す       カラカラに乾燥させた藍の葉っぱ
 

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田布施コットンクラブ 各種藍染めほか

2019年09月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今の時期は、1年で最も藍が元気に茂っている季節です。土曜日、その藍を使って藍染めをしました。今回は2種類の藍染めをしました。一つは生葉を使った藍染め、もう一つは発酵した藍を使う、昔ながらの藍染めです。
 前者は濃薄のグラディエーションを付けたり、好みの濃さで止めることができます。後者は1度か2度で濃く染めることができます。今回は、いろいろな濃さやいろいろな布を試してみました。なお、帽子を染める方がいるとは思ってもいませんでした。ちょっとしたくすみを隠すにも、藍染めは役立つようです。

           大量の藍の葉をちぎって藍染めに使用


 今回は、三つの藍染め液を用意しました。一つは、生葉をミキサーにかけたそのままの液、二つ目はそれを濾して残渣を無くした液、三つ目は私が数年前から発酵させて作っている昔ながらの藍染め液です。
 一つ目は藍の生葉の残渣があるため、その残渣の跡が染めに残ります。残渣が絡みつくため毛糸や綿などには向きません。二つ目は残渣が無いため、毛糸や綿などの染めに向きます。一つ目と二つ目は共に染めが薄いので、濃くするためには何度も染めを繰り返し、自分が気に入った濃さで止めます。

 絞り染め前に糸で絞る    藍生葉の叩き初め     三つの藍染め液
  

 三つ目の発酵した藍染め液は蓋を開けるとやや臭いがします。通常ならば液をバットかタライに液を移します。しかし、私の藍染め液はとても少ないので、ビンに直接に布を入れて染めました。一度に一枚くらいしか染めることができません。今回一番大きな布は帽子でした。何とか押し込んで染めることができました。
 皆さん、生葉を使った藍染めよりも発酵した藍染め液の方がお気に入りのようでした。そのため来年は、梅酒を作るくらいの大きめの瓶に藍染め液を作ろうと思います。

 ビンに帽子を押し込む     水で丁寧に洗浄     布を紐にかけて乾燥
  

 今回、私は経糸を藍染めしようと思っていました。しかし、他の方の藍染めのお世話したりしていて、自分の事をすっかり忘れてしまいました。空いた時間に染めようと思います。
 ところで、そろそろ綿が収穫できる季節になりました。今回は藍染めを中心に楽しみましたが、次回は収穫したての綿を糸紡ぎしようと思います。灰色綿、茶色綿、白色綿、緑色綿を紡げば、染めなくてもそれぞれの色の糸ができそうです。他に編みや縫いなどの作業があり、これまた忙しい秋になりそうです。

  染めた布,綿,糸,帽子などを乾燥中    作業の合間に楽しいおやつタイム
 

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藍の生葉を使って、濃い藍染めにトライ

2019年09月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 一昨日、放課後学習 成器塾で染め物をしました。その時、藍の生葉をミキサーにかけて汁を絞りました。その絞った後に残った団子状の藍の生葉を、何か有効利用できないかと考えました。その藍団子には、まだまだ藍の青い色素がたくさん残っているはずです。藍団子を水に溶かすなどして藍染めをしてみました。意外に濃く藍染めできることが分かりました。

        藍団子を水で溶かすなどした後、染めたい布片を浸ける


 藍団子は生葉ですので草の匂いが漂いますが、構わずアルカリ性の水に溶かしました。この液をそのまま使っても藍染めできるとは思いましたが、このままでは薄くしか染まらないはずです。そこで、還元剤を入れました。紺屋での藍染めでは、糖分や糠などをいれて還元菌を育てます。そして、還元剤を入れたのと同じ効果にします。日本の古来からの藍染めは発酵なのです。

 絞った後の藍団子      試し布を染めてみる     藍の残渣を取り除く
  

 試しに白い布を浸して液から出すと、布が黄色く染まっているではありませんか。面白いことに、その黄色に染まった布はだんだん青く変色していきました。つまり、空気中の酸素を取り込んで藍染めされたのです。紺屋にある藍壺から布を取り出すと、やはり最初は黄色だったのが青くなります。ただし、酸素は布奥には届かないようです。青く染まった布をめくると黄色のままなのです。均一に染めるためには、何度も布の上下を入れ替えたり、めくったりする必要があります。なお、流水でも少し青くなりました。水に溶けた酸素でも青く染まるのでしょうか。

  最初は黄色に染まる   だんだん青く変色     濃い青色に変色
  

 なお、藍団子を溶かしたままでは藍の葉の残渣がたくさん液に混じっています。そのままでは、染めにむらが出ることが分かりました。そのため、網を使って残渣を取り除きました。
 布は3回位染めを繰り返すと濃く染まりました。また、田布施農工高校でいただいた羊の毛を染めてみました。やはり最初は黄色でしたが、だんだん濃い青色に染まりました。今回の実験で、藍の生葉でもなんとか濃く染まることが分かりました。ただし、生葉が手に入る夏~秋でないと染めることができません。夏~秋以外でも染められるように、乾燥した藍葉で同じように染められないか試そうと思います。

   最初、黄色く染まった羊の毛       青く変色した羊の毛
 

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ようやく今年初めて、綿(灰色綿)を収穫

2019年09月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年は8月末には最初の綿を収穫しました。しかし、今年は猛烈に暑かったためか、世話がおろそかだったためか、あるいは肥料が少なかったのか、綿の収穫が遅れています。昨日、初めて綿を収穫しました。この綿は去年Eさんにいただいた毛色が灰色の綿です。なお、多く栽培している和綿と洋綿(バルバゼンセ)はまだ収穫できません。ただ、どの綿もそのうち次々に実が割れ始めると思います。そして、収穫がピークになるのは10月ではないかと思います。綿の種類が多いので、それぞれ専用の箱を用意しようと思います。綿が収穫できるようになれば、綿繰り,カーディング,そして糸紡ぎにかける時間が増えそうです。

         今年になって初めて収穫した綿(毛が灰色の品種)


 ところで、初収穫した毛色が灰色の綿ですが、ほぐしてみると毛がとても短いことが分かりました。毛色が茶色の綿も綿毛が短いのですが、さらに短いように思います。その毛の長さは、ざっと見て犬猫の毛位なのです。それはつまり、糸紡ぎが難しい綿であることを示します。この灰色綿は野生に近いのか、品種改良途上だった綿なのかも知れません。時間が空いた時に、糸に紡いで確かめようと思います。

    畑で摘まんだ灰色綿          ほぐすと短い綿毛
 

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花が咲き始めたインド藍

2019年09月05日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 5月に種をまいたインド藍がぐんぐん育っています。主に熱帯で栽培されているらしいインド藍、日本の寒い気候ではあまり育たないのではないかと思っていました。実際、春から初夏にかけてあまり育ちませんでした。そもそも発芽率が極端に悪いのです。20粒位種をまいて、2粒しか発芽しませんでした。古い種だったのか、水をもっとやらないとだめなのか、寒いと発芽しないのか、いまだに発芽率が悪い理由が分かりません。しかし、発芽したインド藍は7月下旬からはどんどん大きくなりました。すでに私の背を追い越しました。枝の節々をよく見ると、小さな花が咲いているではありませんか。

          青い空に向かって大きく枝葉を伸ばすインド藍


 インド藍はマメ科の植物のようです。花がマメ科特有の形をしています。ただし、枝豆や小豆などと比べて花が極端に小さいです。この小さな花に花粉を媒介する虫がやってくるのでしょうか。花を見ていると、アリが来ていることが分かりました。アリが花粉を媒介してくれるのでしょうか。今のところチョウチョ類は来ていません。ちゃんと花粉が付けば、鞘が大きくなり種子が取れるはずです。もし種子が取ることができれば、藍染めができるほどのインド藍を来年育ててみたいと思います。インドでは、この葉を粉にしてヘナと呼ばれる染色剤に加工しているようです。なお、先日試したインド藍の生葉染めではごく薄く生葉藍染めできました。

   たくさん茂ったインド藍の葉       インド藍の花房とアリ
 

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箱型チャルカを手に入れるも、使い方がいまいち謎

2019年08月31日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日、糸を紡ぐためのチャルカをオークションで手に入れました。これまで、主に足踏み式の糸紡ぎ器を使っていましたが、セダンである私の車に乗せることが困難でした。そのため、車の中に無理やりねじ込んだりしたため、車輪が偏芯して使いにくくなりました。野外のワークショップやお祭りなどで糸を紡ぐことが少なくないため、小型の糸紡ぎ器がないかなあと思っていました。そんな時、小型なこの箱型チャルカを見つけました。決して安くはありませんが(¥10,000未満)、足踏み式よりははるかに安価です。一番の特長は、カバンに仕舞えるほど小型です。膝の上に載せても使えそうです。

       手に入れた箱型チャルカを組み立てて、糸を紡いでみる


 ところで、このチャルカには説明書がありませんでした。中古品なのでしょうから、説明書が入っていなくても仕方ありません。インドらしき南方系の文字が書かれていた紙にくるまれていました。使用上は問題ないようですが作り方がなんとなく雑です。車輪の一部が欠けていました。もしかして輸入流れ品かも知れません。田布施コットンクラブ会員のKさんがチャルカを持っていて、時々糸を紡いでいます。それを思い出しながら使い方を考えました。そして、いろいろ部品をいじくっていると少しずつ使い方が分かってきました。このチャルカは、糸紡ぎとは別にかせくり器としても使えるようです。

  カバンに入る大きさ     蓋を開けた状態     ハンドルを取り付け
  

 いろいろ分かってはきましたが、どうしても分からない使い方が三つありました。そのうち、三角形の部品がハンドルの取っ手(つまみ)であることが昨日分かりました。残る二ヶ所は分からないままです。チャルカの本場はインドですので、インドでは常識的な部品なのではないかと思います。今のところ、糸は紡げるので大きな問題はありません。しかし、謎の部品が気になって仕方ありません。

   かせくり器として使ってみる       先端がアルミの謎の部品
 

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各種綿が開花中、秋に綿の収穫

2019年08月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色
 夏も終わりに近づいて綿畑は賑やかです。ほとんどの綿は花が咲いています。この賑やかさだと、秋は綿の収穫で忙しくなりそうです。ところで、今年の綿作りで大失敗したことがあります。それは、和綿が芽生えた時にネキリムシの被害にあいました。全滅の株がたくさんありました。その後、その株に和綿の種をまいたつもりでした。ところが、間違えて洋綿の種をまいたようです。和綿の中に洋綿が花を咲かせていて、そのことに気が付きました。今、洋綿と分かりしだい株ごと引き抜いています。やれやれ。 
 
         特徴的な和綿の花、洋綿のようにピンク色にならず


 和綿の次に多く栽培しているのが洋綿(バルバゼンセ)です。去年と同じ畑で栽培しているのですが、育ちがよくありません。おそらく連作したための忌地(いやち)現象だと思います。去年同時期と比べて背が去年の半分程度しかありません。ただ、背は低くても花がどんどん咲いているため、綿の収獲はできそうです。今年初めて種をまいたジャンボコットン(品種不明)も順調に花を咲かせています。何故ジャンボコットンなどと言う名前があるのか、綿が収穫できてから分かると思います。他の洋綿と同じならば来年は栽培しないつもりです。
 
  ジャンボコットンの花   和綿に似た灰綿の花    洋綿(バルバゼンセ)
  

 ところで、灰綿の花が和綿の花にとても良く似ています。今まで洋綿と思っていたのですが、和綿と同じ系統品種なのでしょうか。さて、唯一花が咲いていないのが緑綿です。綿の色がやや緑色をしています。緑にむらがあるため、よくカーディングしないと均一な緑になりません。退色するようで結局灰色に近い色に落ち着きます。扱いにくい綿です。一番元気に花を咲かせているのが茶綿です。この綿は繊維が短いため、やや紡ぎに難点があります。しかし、最初から茶色が濃いので染色の必要がありません。綿の中で一番色が濃い茶綿です。

 これから花が咲く緑綿のつぼみ       元気に花を咲かせている茶綿 
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田布施コットンクラブ 藍染めと玉巻きほか

2019年08月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 8月最後の田布施コットンクラブの活動をしました。今回は、皆さんに藍染めの初歩を体験していただきました。藍染めと言うと普通、紺屋(藍染めを仕事にしている家)さんに行って白い布やシャツを藍色に染めます。一昨年のことですが麻里府で藍染めしましたが、とても紺屋のようにはいきませんでした。今回は誰でも容易にできる生葉藍染めをしました。生葉藍染めに使った藍の葉は、5月に移植した藍の葉です。生葉藍染めは、取り立ての新鮮な葉を使うことが一番のポイントです。

         生葉藍染めの作品を窓ガラスに貼って鑑賞


 藍染めする前に藍畑に行きました。藍が育っている畝は20m位です。各人散らばって一番良さそうな葉を選んで収穫しました。室内に戻ると、布の上に藍の葉を好きな形に置きます。さらに、布と葉をサランラップで覆います。そして、金づちで叩きます。葉汁が布に染みるほど強く叩きます。葉の形が出るように、葉の周辺を特に強く叩きます。叩き終えると、布を取り出して流水で洗います。葉脈などの繊維分が残らないように強くごしごしと洗います。すると、布に葉の形に藍染めが残ります。

  新鮮な藍の葉を収穫     金づちでトントン    流水で布をごしごし
   

 各人、さまざまな形に葉を置いて生葉藍染めをしました。そのため、いろいろな作品が出来上がりました。作品はハンカチにしてもいいし、コースターにしてもかまいません。生葉藍染めが終わると、前回に続いて玉巻きをしました。今回は、Kさんと私の2台の玉巻器を使いました。私は相変わらず経糸作りに専念しました。疲れた頃に皆さんと楽しく談笑しながら休憩をとりました。

    藍葉の表と裏で染めた作品       みんなで楽しく玉巻き作業
 

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倒れた緑綿、起こして支柱に結ぶ

2019年08月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 台風が過ぎ去った後、畑を隅々見回まりました。すると、桃園近くに栽培していた緑綿が何本か倒れていました。緑綿は台風が来る少し前に草刈りをしました。草に埋もれるように育っていたため、とてもひ弱に育っていました。そのため、茎がとても細かったのです。倒れた理由は、「①ひ弱に育っていた,②台風による風,③雨のため葉が重くなった」です。その三つの理由が重なり倒れたに違いありません。倒れた緑綿を起こして支柱に結んでおきました。

            倒れた緑綿を起こし、紐で支柱に結ぶ

  太い支柱を根本に刺すと、根が傷んでしまうことがあります。そのため、なるべく細い支柱を刺しました。そして、麻糸でその支柱と緑綿の茎とを結びました。結ぶときは、八の字にして、あまりきつく結ばないようにしました。茎が倒れないようになれば、すぐに支柱を取り外します。他の綿に比べてあまり世話をしなかったため、背が伸びず小さいままになりそうです。そのため、今年緑綿は収穫量が少なくなりそうです。

  地面に倒れた緑綿    根本に刺した細い支柱   支柱と緑綿の茎を結ぶ
  

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