東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

修理中、壊れた古い足踏み糸紡ぎ機(5/x)

2020年11月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 修理中の足踏み紡ぎ機、前回は足踏み部分の木材を切り出しました。今回はその木材を組み立てて、実際に足踏みできるようにしました。足踏みミシンのように足踏みしますが、両足を交互に踏めるようにしたほうが良いのでは、とのアドバイスがありました。そのため、左足用の踏み板を改善しました。そして、左足で踏み上げることができるようにしました。すると、はずみ車がスムーズに回り、回転むらがなくなりました。次回からは、糸が紡げるように糸車を修理しようと思います。

      左側は右足用の踏み板、右側は左足用の踏み板


 各板のつなぎ目は木工用ポンドで接着しました。ボンドだけでは弱いため、木ネジで強く固定しました。木ネジを使うと、木材がひび割れることがあります。そのため、木ネジを通すための細いガイド用穴をあけておきました。ボンドが乾くまで約半日かかります。そのため、木ネジで固定した後、半日ほど待ちました。

  木工用ボンド塗布     木ネジで固定      固定された板
  

 次々に板を組み上げました。最後に足を踏む板に土踏まず用の板を固定して終わりです。半日後、足踏みできるか試してみました。すると、スムーズに足踏みすることができました。とても静かで、はずみ車もちゃんと回りました。はずみ車と糸車に糸を通しました。そして、足踏みすると、はずみ車が回ると共に糸車がくるくる回りました。これで、足踏み部分の修理は完了しました。次は糸車の修理に入ります。

   踏み板を支える板を繋ぐ       土踏まず用の板を固定
 

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ようやく紅花の種まき

2020年11月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日紅花の種を収穫した後、なかなか種まきする機会がありませんでした。今回ようやく種まきをする時間が取れました。種をまいた場所はサツマイモを収穫した畝です。サツマイモの残渣を取り除いた後、耕運機で何度も往復して耕しました。1ヵ所3粒程度の種を。30cm位の間隔を空けてまきました。芽生えた後、芽欠きをして1本/株だけ残そうと思います。
 今回種まきした紅花は花用ではなく染色用です。大株に育つと思われるため1本だけにします。花弁は大きく、しかも数多く咲きます。背も人の背丈ほど伸びます。

          30cm位の間隔を空けて紅花の種まき


 これまで紅花を育てた経験から、移植はしない方が良く育ちます。気候が寒い東北地方で多く育てられていることから、春に種をまいて育てるより秋に種まきした方が大きく育ちます。つまり冬越しした方が良く育ちます。当然ながら花も大きく数多く咲きます。来春はたくさん紅花の花弁を収穫できることと思います。

     種まきした紅花の種子       巻尺を使い、等間隔で種まき
 

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田布施コットンクラブ 藍の採種、小麦の種まき、小豆の鞘取り、どんぐり収集など

2020年11月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今週のコットンクラブは、秋らしい野外活動をしました。まずは、枯れた藍から種子を収穫しました。収穫した種は、来年の春に種をまきます。なお、並行してドライフラワー用のどんぐりも収集しました。続いて、天日乾燥した小豆の茎から鞘をもぐ作業をしました。1月の放課後学習成器塾で、収穫したこの鞘から小豆を取り出す体験を子供達にしてもらいます。小豆の鞘取り作業と並行して、小麦の種まきもしました。手押し式の種まき機や手で種をまきました。来年の夏に小麦を収穫します。やはり成器塾で、パスタやホットケーキ作りに使おうと思っています。

   みなさんと一緒に、カラカラに乾いた小豆の茎から鞘を取る


 藍の種の収穫ですが、房状のようになった殻を手ですくい取るように収穫しました。確認のためにその殻を擦ると、ゴマ粒大の黒光りする種が出てきました。藍畑はどんぐりの一種であるクヌギの下にあります。たくさんの丸いどんぐりが落ちていました。ドライフラワーやリースのするのでしよう、どんぐりやその帽子状の殻を集めました。このどんぐりは真ん丸なので、コマにしたり、笛にすることもできます。隣に綿畑があります。ついでに綿やその殻も収穫しました。

   藍の種子を収穫     どんぐりを収穫     小麦の種まき準備
  

 みなさんが藍の種を収穫している間、私は麦の種まき準備を始めました。それが終わると種まきをしました。最初、手押し式の種まき機を使って種まきしました。ところが、小麦の種に混じっていたゴミが穴が詰まってしまいました。そのため、途中から手まきに切り替えました。種まきが終わると、二人の方に土寄せをしていただきました。

    手まきで小麦の種まき        種まきが終わると土寄せ
 

 藍の種の収穫が終わると、小豆の鞘を収穫しました。去年はカメムシ大発生で収穫ゼロでしたが、今年は去年の反省をもとに、種まきを一ヶ月早めました。それが大成功で、バケツ二杯分の小豆の鞘を収穫できました。1月の成器塾の料理教室で鞘から小豆を取り出します。余るであろう小豆を、田布施コットンクラブで美味しいお汁粉にしようと思っています。野外活動が終わると屋内に移動しました。そして、密にならないように座って楽しいコットンタイムをしました。参加された方々、お疲れ様でした。

  小豆の鞘を収穫     バケツいっぱいの鞘   楽しいコットンタイム
  

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修理中、壊れた古い足踏み糸紡ぎ機(4/x)

2020年11月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 壊れた足踏み糸紡ぎ機の修理を続行しています。今回、足踏み回りの修理をほぼ終えました。ただし、忠実に再現修理したため単に板を張り付けただけでは済まなかったことです。木を強固に繋げるため相欠け継ぎ加工しました。相欠け継ぎ加工した所は三ヶ所です。そのため精密ノコギリを使って木材加工しました。ノミは使いませんでした。次回はネジと木材用接着剤を使って組み上げ、はずみ車を回転できるようにします。

           忠実に再現修理中、糸紡ぎ機の足踏み部


 私は家を建てたり机を組み立てたりするようなプロの大工ではありません。ですが、子供に教える程度の木工細工はできます。今回は、木と木を組み合わせる基礎である相欠け継ぎ加工をしました。この加工は久しぶりのことです。30年位前でしょうか、ミニチュアカーを走らせる子供向けサーキットを木工で制作して以来のことです。この加工は正確に切らないと、板と板をピッタリと組み合わせることができません。

  精密ノコギリで加工    相欠け継ぎの加工     組み合わせて確認
  

 各板を正確に切って組み合わせてみました。すると、最初は微妙に角度や位置がずれましたが、調整加工するとびったりと合いました。私は木工を中学校の技術家庭程度しか習っていません、子供の頃、いろんな木々を切ったり、割ったり、穴を開けたりなどしました。その経験が生きているのだと思います。今でも、いろんな農具を含む機械,電子製品,木工製品などを修理することがあります。元通りに治ると嬉しくなります。修理した物を届けて、家に招かれ歓待されたこともありました。また、修理のお礼として地元の名産をいただいたこともあります。私のモットーですが、修理の報酬はお金ではなく修理依頼者の笑顔です。

     板の相欠け継ぎ加工        三ヶ所の相欠け継ぎ箇所
 

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天日乾燥の紅花から種子取り出し

2020年11月13日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 少し時期が遅れてしまいましたが、今年も紅花の種をまこうと思います。去年までは園芸用の紅花(花を楽しむ)を育ててきました。しかし今年から、知人からいただいた染色用の紅花を育てています。そして、初夏にその紅花の花弁を収穫しました。収穫した花柄のいくつかは天日乾燥しておきました。その乾燥花柄から種子を取り出しました。園芸用の紅花と比べて、棘が多くしかも鋭いので取り出しにとても苦労しました。軍手をしていても棘が刺さるのです。

           取り出した染色用紅花の種子


 乾燥した花柄から種子を取り出すには、ひと工夫が必要です。棘に逆らわないように花柄を押さえます。そして、花柄の膨らみを下の方から崩します。すると、白い小さなヒマワリのような種が見えてきます。その種をかき出すように取り出します。摘まんで取り出そうとすると、指先に棘に刺さり痛い思いをします。スプーンでかき出しても良いかも知れません。取り出した種子は、園芸用の紅花より小ぶりです。

  乾燥紅花の花柄     花柄の片側を崩す     かき出した種子
  

 しかしながら、花柄を一つずつ崩していては時間がかかります。そこで、花柄だけをハサミで切り出しました。そして、木槌で優しく叩いて花柄を崩しました。これで、少しは早く種子を取り出すことができるようになりました。種子を取り出してみて、園芸用の紅花よりも取れる種子の量が少ないと感じました。そのため、今年は自家消費分の種子しか取れませんでした。染色用の紅花は東北地方などの寒い地域で多く栽培されるようです。山口県では暑くて種子ができにくいのでしょうか。今年、来年と栽培し続ければ、栽培上の対策など分かると思います。

    花柄をハサミで切り離す        木槌で花柄を叩き崩す
 

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修理中、壊れた古い足踏み糸紡ぎ機(3/x)

2020年11月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 織物と染物の歴史展示会別の足踏み紡ぎ機の修理・調整などで忙しく、壊れた古い足踏み紡ぎ機の修理ができませんでした。山口ウール展の作品作りがひと段落したこともあり、修理を再開することにしました。今回は、はずみ車を回す足踏み周りの修理をしました。長年にわたって床に置かれていたため、湿気で板がポロポロに腐っていました。そのボロボロになった板を作り直すことにしました。

      壊れた古い足踏み紡ぎ機の、足踏み周りの板を作り直し


 まずは、足踏みするために両足を置く板を作りました。DIYのお店で板を購入し、ボロボロに腐った板と同じものをノコギリで切り出しました。右足用と左足用の二枚の板です。足が滑らないように置く横板は最後に貼り付けます。正確に採寸して同じものを作りました。なお、腐った板にはめちくちゃに釘が打ってあったため、取り外しがとても困難でした。

   両足を置く板      取り外した板      新しい板を切り出す
  

 今回は主に、両足を置く板を作りましたが、次回はその板を支える支柱を作ろうと思います。その支柱は何ヶ所か窪みを入れなければなりません。精度が要求されるため慎重に作業しようと思います。まずは、はずみ車がくるくると軽快に回るようにしようと思います。それが終わると、紡ぎ部の修理に入ります。のんびりやろうと思いますので、完全に修理できるのは半年後になるのではないかと思います。

   同じ大きさであることを確認       支柱の一部を切り出す
 

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古い足踏み紡ぎ機の修理と調整(2/2) 完

2020年10月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 足踏み糸紡ぎ機の修理と調整が終わりました。古い機械でしたので、手に入らない部品がありました。そのような部品は、別の部品で代用したり自作しました。この紡ぎ機の特徴は、はずみ車と糸巻きボビンを二重の紐で回すことです。そのため、ちゃんと調整しないと紐が外れやすくなります。ところで、はずみ車に水で濡れた痕跡がありましたが、大きなひずみなどが無かったことが幸いでした。カーディングした羊毛をかろやかに紡ぐことができるようになりました。

       試しに紡いで、紡ぎ機の調整や使い勝手確認


 最初に修理した所は、はずみ車の中心軸を支える軸受けでした。二つの楔が抜けているようでした。楔のような部品はどこにも売っていません。そのため、ノコギリで板を切って適度な楔を作りました。できあがった楔を金槌で打ち込むと、うまい具合にはまりました。これで、はずみ車の中心軸がぐらつくことが無くなりました。

  自作中の二つの楔    楔を金槌で打ち込む   二ヶ所に楔を打ち込む
  

 次に直したのは、糸巻き部を支えるボルトナットです。錆びておりしかもワッシャが無くなっていたため、新たに購入して新調しておきました。続いて直したのは、足踏みの往復運動を、はずみ車の回転運動に変えるクランクシャフトです。ピンが無くなっていたため、針金で代用していましたが、ちゃんとしたピンに変えました。これで大きな修理は終わりました。糸が滑らないようにスリップ止めのワックスを塗っておきました。

  新調ボルトナット類   支柱のピンも新調    スリップ止めワックス
  

 その後、実際に糸を紡ぎながら各部を調整ししました。一番難しいのは、紐が外れない角度に糸巻ボビン部を置くことです。その角度は、糸巻ボビンの軸とはずみ車の中心軸が平行になり、かつ糸巻ボビンにかける二本の糸の中心が、はずみ車軸の中央に位置することです。ボルトナットを緩めながら、しじわじわ位置決めをします。これを綺麗に合わせると、紐が外れずにかろやかに糸紡ぎすることができます。この調整が、この足踏み糸紡ぎ機の一番のきもです。修理できて調整できたので、嬉しい気持ちになりました。

   糸巻きボビンに紐を掛ける       何度も糸を紡いで調整
 

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白綿(バルバゼンセ),茶綿,そして緑綿の収穫次々と

2020年10月29日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 しばらく綿畑に行っていませんでした。今回、少しの時間ですが綿畑に行ってみました。すると、たくさんの綿がはじけていました。そして、風で飛んだ綿が少なくありませんでした。地上に落ちたり、近くの雑草に引っかかっていました。地上に落ちた綿は土で汚れているし、雑草に引っかかった綿の多くは雑草の種が付いていました。そのような汚れた綿は、種を取り出すだけにします。来年の種まき用です。残念ながら、綿そのものは使えません。

       はじけた白綿(バルバゼンセ)を丁寧につまんで収穫


 収穫したのは、白綿(バルバゼンセ),茶綿,緑綿です。多いのは白綿です。去年までは、和綿などの綿も栽培していました。しかし、すべての綿を世話する時間で取れませんでした。そのため、今年から上記3種だけにしました。このうち、緑綿は収穫したばかりの時は緑色をしているのですが、だんだん色あせて灰色になります。そのため、緑綿と言うよりは灰綿と言った方が正確かと思います。今後綿繰りをして種を取ります。そして、白綿、茶綿、緑綿をそのまま使って、チェック模様の手ぬぐいか何かを織れたらいいなと思っています。

  白綿(バルバゼンセ)    やや繊維が短い茶綿     灰色っぽい緑綿
  

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田布施コットンクラブ 藍葉の収穫とドラムカーダー体験ほか

2020年10月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回は野外に出て藍葉の収穫をしました。今の時期は藍葉の最終収穫期です。今後は葉がどんどん枯れて収穫を見込めなくなります。さて、雑草が混じっている藍畑でしたが、雑草と一緒に刈り取りました。そして、皆さんと一緒に藍葉を一枚一枚収穫しました。収穫が終わると、Kさんが持ってきた貴重なドラムカーダーを使って羊毛をカーディングする体験をしました。ドラムカーダーが楽に効率よく羊毛をカーディングできるのには驚きました。これを欲しがる方が多い理由が分かりました。

         雑草を選り分けながら藍葉を収穫


 午後3時頃まで藍葉を収穫し続けましたが、だんだん日が傾き始めて肌寒くなりました。藍葉の収穫が終わったため、次にドラムカーダーを体験しました。綺麗に洗浄した羊毛を、手を使って極力ふんわりとほぐします。そして、ドラムカーダーのハンドルを回しながら、巻き込み口にほぐした羊毛を入れます。ハンドルを回してみると、あまりに軽いので驚きました。ハンドカーダーを使うよりはるかに楽にカーディングできるのです。これは便利です。私や皆さんにドラムカーダーを体験させていただいたKさん、ありがとうございました。なお、私がドラムカーダーを初めて知ったのは15年前のことです。その時はまだドラムカーダーの便利さに気が付いていませんでした。

 葉を取る前の藍の茎葉  収穫したたくさんの藍葉   羊毛をふわふわにほぐす
  

 ところで、今回来られた何人かの方にタマネギの苗を差し上げました。1ヶ月ほど前に種まきしたタマネギは、本畑に移植できるほど育っていました。晩生ですので、6月初旬には収穫できると思います。ところで収穫した2箱ほどの藍葉は、日が陰ってしまったため天日では乾燥できなくなりました。やむなく屋内に持ち込んで乾燥することにしました。藍葉収穫,ドラムカーダー体験,タマネギ苗掘り出しなど、今回も楽しい活動だったように思います。今回特に、私はドラムカーダーによるカーディングに感激しました。

 カーディングした羊毛の取り出し    カーディングした羊毛を再度入れる
 

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古い足踏み紡ぎ機の修理と調整(1/2)

2020年10月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 年代物の古い足踏み紡ぎ機の修理を始めました。一見したところ壊れたところはないようにみえました。よく見ると、私が持っている紡ぎ機とは紡ぎの機構が異なっていました。まずは、故障個所を特定することから修理を始めることにしました。よく観察すると、あちこちに問題がありました。時間をみてはのんびりと修理しようと思います。

   これから修理・調整する足踏み紡ぎ機(はずみ車に糸を巻く)


  最初に気が付いたのは、はずみ車に糸を巻きつけて回していた時のことです。はずみ車を手で押すようにしていると、はずみ車を足で回すための棒が外れてしました。外れないようにするピンが無いのです。ピンをすぐには購入できないため、針金を通して代用しておきました。続いて、糸巻きを支える支柱を固定する細い竹棒が一ヶ所折れていました。反対側は折れておらず正常でした。

 ピンが外れて無い      折れた細い竹棒     正常な細い竹棒
  

 次に、紡ぎ部分を支えるボルトとナットが錆びており緩めることが困難でした。このボルトを使って、はずみ車から通された糸が外れないような位置決めするのです。その微調整をする重要なボルトです。ワッシャが無くなっていたため微調整が困難になっていました。ワッシャを新たに購入して、ボルトも新調しようと思います。続いて、はずみ車の中心軸を固定する部品がぐらぐらしていました。どうもくさびが無くなっているようでした。場合によってはそのくさびを作るしかないようです。

  錆びたボルト、ワッシャが無い     くさびが無く?中心軸がグラグラ
 

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放課後学習 成器塾 手芸(ポケットティッシュケースの制作)

2020年10月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 久しぶりに小学校 放課後学習 成器塾がありました。前回は、型紙を使ってお気に入りの布を切り抜き、縫い合わせる手前で終了しました。今回は布を縫い合わせるところから再開です。当初子供達に手回しミシンを使ってもらい、すべてを縫い合わせる予定でした。
 ところが、手回しミシンの調子が悪く途中で手縫いに切り替えました。これをきっかけに、今後の手芸は基本手縫いにすることにしました。くせのある手回しミシンは私しか使いこなせないことが分かりました。
 縫い目は荒いものの、子供達は一生懸命手縫いしていました。そして、何人かはポケットティッシュケースを完成しました。

      ポケットティッシュケース(蓋と小物入れ付き)の完成


 子供達の進捗状況は一人一人違います。早い子はどんどん縫っていました。遅い子は切り抜いた布を型紙通りに折り曲げていました。今回のポケットティッシュケースで一番難しいのは、切り抜いた布を山と谷に正確に折り曲げることです。教える私も、山折りと谷折りの場所を間違えてしまいそうになりました。ただし、折り目には余裕を持たせてあるため、数mmずれても問題はありません。

   縫う前にプレス    手回しミシンで縫う    チャコで線を引く
  

 今回、どの手回しミシンも調子が良くありませんでした。これらのミシンは独特の癖があります。その兆候を知っている私は使いこなせます。しかし、癖を知らない指導員や子供達には使いこなせないことが分かりました。縫っている途中で糸が絡まったりするのです。この際、手回しミシンはやめて子供達には手縫いしてもらいました。今後の手芸も基本に戻って、すべて手縫いにすることにしました。まだ手縫いをしらない四年生には玉結びから教えました。

   調子が良くない手回しミシン     裏表をひっくり返せば完成
 

 早くポケットティッシュケースが完成した子には、いろんな色のフェルト布を渡しました。そして、「好きな形に切り抜いて、アップリケとして貼り付けたら?」とアドバイスしました。すると、いろいろな色の中からフェルト布を選んでアップリケを作っていました。ミッキーマウス型ボタンを取り付ける子もいました。開閉できるようにスナップを取り付けている子供もいました。スナップを知らない子供もいるようで指導員が縫いながら教えていました。次回でポケットティッシュケースを完成して、次の手芸テーマに進みます。

 アイロンで形を整え    アップリケ用フェルト   スナップ取り付け
  

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田布施町郷土館「織物と染物の歴史展示会」に付随して藍染め体験(7/7)

2020年10月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回で、先月から続けてきた藍染め体験が終わりです。藍染め体験の最後は、平生町の山あいにあるこびとのおうちえんでした。おうちえんはこれまで何度か行きましたので、子供達のいる古民家周辺や子供たちの様子は知っていました。やんちゃな子供達ばかりなので、教えるのは大変かなあと思っていました。しかし、皆言いつけを守って楽しい藍染め体験となりました。まずは、生葉を数枚使った叩き染めです。子供達にタデ科の藍とインド藍から好きな葉を選んでもらいました。

     作品を手に、こびとのおうちえんの元気な子供達とスタッフ


 子供達の人数が多いので、いつもの仲間にスタッフとして手伝ってもらいました。金槌やサランラップそして藍の生葉など、いつもよりたくさん持って行きました。最初何をしていいのか不思議がる子供達でしたが、だんだん分かってきたのか要領よく藍染めしてくれました。叩き方にも個性がありますね。優しくたたいたり、板が壊れるほど叩いたりと。叩き染め体験が終わると、絞り染めを体験しました。

   好きな葉を選ぶ     思い思いに叩く     並んでアイロンがけ
  

 普通の幼稚園や小学校は堅牢な校舎で、近くには規格化された運動場やプールなどがあります。こびとのおうちえんは、古民家が中心となり、その周辺にプールの代わりとなる川が流れています。運動場は古民家の裏手にある深い山です。私が育った昭和30年代は、プールが無く近くを流れる小川で遊んでいました。こびとのおうちえんに来ると、私の子供時代を思い出します。

  昔懐かしい古民家の庭で藍染め      子供達が作った藍染め作品
 


 

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羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 29/29 (完成)

2020年10月18日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 羊の毛刈りから約半年、ようやく羊毛の手紡ぎ布が完成しました。仕事や野良仕事などの合間をみてはのんびりと制作しました。紡ぎ,染色,そして織りなどの専門家ではない私でも、経糸も横糸もすべて自分で紡いだ布が完成しました。山口県産(田布施農工高校)の羊毛100%です。完成までの道のりは、下のそれぞれの作業工程をクリックしていただけたら分かるとと思います。
 羊の毛刈り原毛洗浄1原毛洗浄2カーディング足踏み紡ぎ1足踏み紡ぎ2かせくり
 染色1染色2染色3染色4染色5玉巻き経糸径テスト整経経糸染色1経糸染色2
 筬・綜絖通し1筬・綜絖通し2筬・綜絖通し3筬・綜絖通し4横糸追加1横糸追加2
 デザイン織り1織り2織り3フリンジ加工完成

         ようやく完成した羊毛手紡ぎ布


 前回フリンジ加工しましたが、私はフリンジについてあまり知りませんでした。そのため、ほとんどはKさんにやっていただきました。ありがとうございました。また、織機をお借りしたSさんもありがとうございました。今回は、手作り布をぶら下げる支柱を短く切ったり、その支柱に糸を付ける作業をしました。この糸を使うことによって、掛軸のように布をぶら下げることができます。この糸を支柱に取り付けてようやく、羊の毛刈りから約半年間かかって手紡ぎ布が完成しました。薄い彩雲のような柄にもみえるため、作品名をタペストリー「羊紡染彩」にしようかと思っています。とにかく山口ウール展に出せる作品が完成したので良かったです。

  支柱に糸を付ける    掛軸のように吊るす   野外で完成布を鑑賞
  

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田布施町郷土館「織物と染物の歴史展示会」に付随して藍染め体験(6/7)

2020年10月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 郷土館が主催する藍の生葉を使った藍染め体験が、そろそろ終盤に近づいてきました。先日田布施町のガールスカウトの方々が、藍染め体験のためやってきました。体験にさける時間が少なかったため、叩き染めだけ体験していただきました。
 私は20年くらい前に、東京でボーイスカウトの指導をしていました。主にカブスカウトでしたが、隊長や副隊長の他に子供達の親有志によって子供達を導いていました。指導者自身のための訓練があり、山中湖にある指導者養成コースに行ったことがあります。なお、この田布施に帰ってから、ほんのわずかですが田布施のボーイスカウトにご協力したことがあります。

         生葉を使った藍染め(叩き初め)を体験中


 私が指導していたカブスカウトは、主に小学低学年生が中心でした。まだ、集団活動に慣れていない子供達でしたので、それなりに大変だったように思い出します。4月に入団した子供達を最初、集団遊びを通じて挨拶や列の並び方から教えたように思います。勝手に1人遊びしていた子供も、1年経過するとそれなりに集団活動できるようになります。自分だけの時間とみんなと一緒の時間を、使い分けることができるようになるのです。基本的に、ハイキングやキャンプなどの野外活動が中心でした。この活動は、私自身も何がしか成長させてくれたように思います。そして、今活動している少年少女発明クラブや放課後学習成器塾に生きているように思います。

  綺麗に藍葉を並べる    叩いて葉汁が染みる   アイロンをかける
  

 さて、田布施町のガールスカウトの方々による楽しい藍染め体験、素敵な作品ができあがりました。藍葉の形どおりに布が染まりました。染めた布を厚めの布に貼り付けて、四角や丸の形にピンキングバサミで縁取りしました。これで、染めた布をコースターとして使えるようになりました。今回の作品に日付と名前を書けば、何年経っても思い出の作品になると思います。

  ピンキングバサミで丸く縁取り     藍染め体験をしたガールスカウトの方々
 

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羊の原毛,紡ぎ,染色,そして織り 28/29 (フリンジ加工)

2020年10月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 織機から手紡ぎ毛糸布を取り外す日が突然やってきました。その日の朝、kさんはいつものようにJR田布施駅に着いたそうです。すると、たくさんの人が駅内にいて混みあっていたとのこと。理由は、前日の台風禍による架線事故で電車が動いていなかったそうです。そのため、kさんは通勤できなくなりました。そのおかげで?kさんが駅から歩いて思いがけなく郷土館にやってきました。
 フリンジの言葉さえもよく知らなかった私です。このさいkさんにアドバイスしていただき、織機から手紡ぎ毛糸布を取り外してフリンジ加工をしました。敷物にしようか、足ふきマットにしようか、座布団にしようかなど考えていましたが、結局タペストリーにすることになりました。次回、吊り下げ加工すれば晴れて完成となります。

       羊の毛刈りから約半年、ほぼ完成のタペストリー


 最初ハサミでチョキチョキ切ろうと思っていましたが、切らないことにしました。経糸を止めていた糸を解いて外すことにしました。つまり、織れなかった経糸を全部残してフリンジとすることになりました。私はその辺のところは知らないので、言われるままに織機から外しました。段ボール織りでも切った経糸をフリンジとして加工します。ただし、フリンジとは言っても切った経糸を2本ずつ結んだだけです。単にほつれないようにしただけです。

   経糸の糸を解く     綜絖と筬から外す    取り外した経糸
  

 手紡ぎ毛糸布を織機から完全に取り外すと、机の上に広げてみました。そして、どちら側を下にするか決めました。その結果、経糸が多く残っている側を房として下側にすることにしました。そして、コットンクラブで糸巻き台を制作した時に余った丸棒を横に通して、布をぶら下げることにしました。あれこれ末端の始末をして、何となくタペストリーらしくなりました。今回いろいろアドバイスしていただいたkさん、ありがとうございました。
 次回、丸棒を短くしたりぶら下げる紐を付けたりします。そして、ようやくタペストリーの完成となる見込みです。

   上部:細い木製丸棒を通す     下部:残した経糸を房として残す
 

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