東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年も遅れた小麦の種蒔き

2009年11月30日 | 麦,穀類,雑穀

 今年は稲刈りや脱穀の遅れによって麦の種蒔きがすっかり遅れてしまいました。毎年11月中旬には種蒔きを済ませるのですが、去年と今年は11月末になってしまいました。ちなみに去年は11月24日,一昨年は11月13日に種蒔きをしました。蒔き遅れると、霜柱などの影響などで枯死したり十分成長しません。

    大型耕運機で畝作り          小松菜の中間に種を蒔く畝
  

 最初麦の種を蒔く畝作りをしてから手押し式の種蒔き機で種を蒔きました。最初大型耕運機であるディーゼルエンジン耕運機で大まかに耕しました。続いて、小型の管理機で耕しました。管理機は耕運する速度が遅いのですが、耕運幅が狭いので実際に播種する畝幅に合っています。管理機で春に除草する幅を確保する種の蒔き幅を考えます。

              小松菜が育つ畝間を管理機で丁寧に耕運


 すでに育っている小松菜,ほうれん草,冬菜の間をぬって耕すには小さな管理機が重宝します。春になって小麦が育つ頃に除草しますが、このときにも耕運幅が狭い小型の管理機が役に立ちます。大型の耕運機では除草するつもりが、耕運幅が広いのでせっかく育った麦も耕してしまいますので。

   小松菜の間を管理機で耕運      手押し式種蒔き機に小麦を入れる
 

 管理機で畑を全面的に耕し終わると最初小麦の種を蒔きました。去年は高校生に手蒔きで蒔いてもらいましたが、今年は手押し式の種蒔き機で種をまきました。この播種機は打ち抜き式の株蒔き用です。昔は田んぼの二毛作によく使われていたようです。約15cm間隔に直径3cmほどの穴を開け、そこに5粒程度の種を入れる手押し式の古い機械です。この機械の上には重りを載せる箇所があり、穴の深さを重りで調整します。今回は十分耕したので重りは必要ありませんでした。硬く乾いた田んぼなどでは重りが必要です。

               手押し式種蒔き機で小麦の種を蒔く


 小麦の品種は農林61号です。日本で一番作られている品種だそうです。パン用の品種を一度作ってみたいのですが、種を売っていないので毎年この品種を作っています。小麦のほかに裸麦の種を1畝蒔きました。そして今年初めて、オート麦と言うカラス麦を蒔きました。小麦,裸麦,カラス麦を蒔き終わると、レーキを使って土を被せました。ただ、蒔いた時期が遅かったのでちゃんと芽が出るか心配です。

             麦の種を蒔いた上にレーキを使って土を被せる

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雨で中止、東京薬科大学生の脱穀

2009年11月29日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 今月24日、東京薬科大学環境グループASIATOメンバーの稲の脱穀作業を支援しました。グループは先月の学園祭後から今月にかけて代替わりして3年生から2年生にバトンタッチされ部長も変わりました。今回新しい部員が稲の脱穀作業をするためにやって来ました。

            脱穀作業をする環境グループASIATOの新部員


 前回は学園祭のために脱穀籾摺り,精米を支援しました。また来年に備えてレンゲの種蒔きも支援しました。今回は学園際後初の農作業です。学園際以降天候がすぐれず今日まで延期され続けてきました。今回も天気が優れず午後2時頃から農作業を開始しましたが、はじめてから1時間が過ぎた頃に空からポツリポツリと雨が降ってきました。

   干していた稲を竹ごと運び込む     脱穀機の後ろに干した稲を置く
 

 最初はポツリポツリと降っていた雨ですが、しばらくしてザーザーと降ってきました。これだけ降り始めると脱穀作業は延期せざるを得ません。残念ですが作業を中止することにしました。再開するのはいつになるのか分かりません。私の休日と学生さん達の休みが合い、かつ天気が良い日でないと作業できません。12月以降に再開となるようです。

           ザーザーと雨が降ってきたため後始末を開始


 稲やワラが雨に濡れてしまうと品質が下がります。いそいで、脱穀前の稲は再度竹竿に掛け、脱穀後のワラはブルーシートで覆いました。これで雨で濡れることはなんとか避けられそうです。自然相手の農業は天気しだいです。

    脱穀済みのワラを積む       積んだワラをブルーシートで覆う
 

 今日は7人のASIATOメンバーが脱穀するために田んぼにやってきました。来年の春、新一年生を募集すると思います。来年の春は新一年生を連れて農作業するために田んぼにやって来て欲しいと思います。雨の中、自炊する学生にチンゲンサイと小松菜を抜いてあげました。

             脱穀作業にやってきた7人の学生達

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絹さやえんどう豆の種蒔き

2009年11月28日 | 野菜:豆類ほか
 春野菜の種を蒔いています。時期としてはやや遅いのですが、近年は温暖化のためでしょうか、少し遅く蒔いても春にはちゃんと実ります。逆に標準どおりの時期に蒔くと、冬の間にワラで囲むなどの保護をちゃんとしないと苗が傷むことがあります。つまり、早蒔きの障害が発生しやすくなります。

                植え穴に絹さやえんどう豆の種を蒔く


 去年の種蒔き では絹さやえんどう豆といっしょにスナップえんどう豆も蒔きました。しかし、嫌地のためかスナップえんどう豆だけが育ちませんでした。このため、今年は絹さやえんどう豆だけを蒔くことにしました。個人時にも絹さやえんどう豆の方が好きです。

    植える前、しわしわの種子        植え穴に蒔いた種子
 

 ちゃんと育てぱ5月にはおいしい絹さやえんどう豆を収穫できます。さやが大きめの豆なので、野菜炒めの要領で、肉と絹さやえんどう豆だけで炒めて食べています。春の代表的な味覚です。菜の花の一緒に炒めるのも美味しいです。

    しばらく雨が降らない見込みのため、種蒔き後にじょろで水をまく
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麦の種蒔き準備作業

2009年11月27日 | 麦,穀類,雑穀
 今年は麦の種蒔きがすっかり遅れてしまいました。毎年の今頃は麦の種蒔きも終わり、そろそろ芽が出てくる頃です。早く種を蒔かないと、本格的な冬になるまでに十分な根をはらすことができません。そうなると、芽が霜柱に押し上げられて枯れてしまいます。準備として耕運機で耕すことから急いで始めました。

            麦の種蒔きを予定している箇所を耕運機で耕運


 去年は高校生に種蒔きを手伝ってもらいました。しかし、今年は一人でやらなければなりません。それに稲刈りや脱穀の遅れがそのまま麦の種蒔きの遅れにつながっています。とにかく12月になる前に種蒔きは絶対済ませなければなりません。ややあわてぎみに耕運を済ませました。

                半分ほど耕運をすませた畑
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ぬかるんだ田んぼの排水

2009年11月26日 | 稲:その他
 稲刈りや脱穀はほぼ終えたのですが、一箇所だけ稲刈りが手をつけられない田んぼの一画があります。その場所は湧き水が出る箇所に接しているためなかなか排水できません。さらに台風や大雨のため、湧き水を排水する水路(水道:みずみち)が土で埋まって排水が困難になっています。
 一度その田んぼに入って稲刈りしょうと思いましたが、ひざ下までぬかって身動きできず稲刈りどころではありませんでした。毎年冬に畦の修復を兼ねて水路を修復しますが、今年は、この秋が修復開始になってしまいました。

          排水を促すため、水路に埋まった土を掘り上げる


 まずは水路の流れを取り戻すため、水路に埋まった土を掘り出すことにしました。最初に三本クワで大まかに水路を掘り、続いて平クワで土を両脇に上げました。クワで掘っているとザリガニなどが驚いて飛び出してきました。

       ぬかるんだ田んぼ             掘り下げた水路
 

 ここの田んぼは近代化されない江戸時代さながらの田んぼです。上流から流れてくる自然水や湧き水を田んぼに入れて稲を作っています。のどかでいいのですが、ひとたび大雨になると水路が崩れて埋まってしまいます。10年ほど前には台風で土手が崩れて水路を越えて田んぼに土砂が流れ込んできました。スコップやクワを使って人海戦術で復旧に二ヶ月ほどかかりました。毎年の畦修復や水路堀りは疲れます。

               元のように掘り下げた水路
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寒空の中、大学生からインタビュー

2009年11月25日 | 農業体験

 一昨日の22日、明治大学大学院理工学研究科で都市計画を研究しているS氏のインタビューがありました。主に、ユギ・ファーマーズクラブでの学校農園の活動についてです。このインタビューのきっかけは、毎年続けている別所小学校5年生のお米作り体験です。その小学校の副校長からの紹介でした。

            Y氏と明治大学大学院生のS氏


 私もインタビューについて答えましたが、一番良く知っているY氏にも来てもらってインタビューを受けました。S氏は学校農園について調査をしているとのことでした。学校農園はほとんどが農家のボランティアで成り立っていることが多く、その農家の方の意欲が無くなったり,後継者難,農地の相続などの問題で学校農園が継続できないことがままあるとのことでした。過去30年にさかのぼっていろいろとお話をしました。S氏は来年から横浜市で同様な問題に関わる仕事をするとのこと。ぜひ、より良い住民の生活,後世に残すべき自然や農住環境を作って欲しいと思います。

        インタビュー後、S氏と歩いた田んぼのある里山環境


 S氏の研究内容とインタビュー内容(メールから抜粋):
 私は大学院の修士研究で東京都内の公立小学校にて行われている学校農園
(授業で子どもたちが近隣の農地にて栽培体験をするもの)について調べております。9月に学校宛てに学校農園の実施についてアンケートを行い、別所小学校から回答をいただき、指導にあたっているのがユギ・ファーマーズ・クラブさんであるとお伺いしました。
 研究としては、農地の利用という点と学校農園の継続性に着目しております。実際のところ、学校農園は長続きしないという例も多く、指導者(多くが農家)のボランティア精神で成り立っているという側面もあります。
 この研究を通じて、学校農園をもっと活発に、継続的にやっていくためにはどのような要素が必要かを明らかにし、各方面に提案していきたいと考えています。そこで、指導者にとってのメリットや問題点、望ましい支援体制などについて実際にお話を伺いたいと思っています。

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脱穀後の藁切り

2009年11月24日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白



 稲やタカキビの脱穀後に藁切りをしました。脱穀後の藁は毎年ほとんどは切らないでそのまま田んぼに撒いていました。今年は細かくカットして畑に撒いてみることにしました。11月末か12月初旬に麦の種を撒く予定の畑です。やせているため麦や野菜の収量がとても少ない畑です。麦の種を撒く前に、細かく裁断した藁をすきこむつもりです。

              脱穀した稲藁をカッターで細かく裁断


 使ったカッターは数年刃を研いでいなかったため細かくは切れません。3cm間隔が裁断するはずが、裁断された藁を手にとってみると3cm~10cm間隔でばらばらです。来年春頃に刃を研いでみようと思います。

          間隔3cm~10cmで裁断排出される

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もろこし(タカキビ)の脱穀

2009年11月23日 | 麦,穀類,雑穀

 先月、台風のために倒壊したタカキビ(砂糖モロコシ)を緊急収穫しました。今回収穫した穂が乾燥したため、その穂を脱穀した実を収穫しました。このタカキビは砂糖もろこしと呼ばれる品種で、晩秋には茎に砂糖分が蓄積されるためかじるととても甘いです。今回茎を折ってしたたり出た汁を舐めるととても甘かったです。去年はこの汁を煮詰めて砂糖を作りました。今年も時間があれば作ろうと思います。

              稲用の脱穀機を作ってタカキビを脱穀


 タカキビは稲用の脱穀機を使って脱穀しました。実が硬くてはぜるため、稲より丁寧に脱穀する必要があります。実が丸くて硬いためかとてもよくはぜます。脱穀機内ではねて当たるのでしょうか、稲の脱穀時よりは大きな音が出ます。

      脱穀前のタカキビの穂        脱穀後のタカキビの穂
 

 私が以前山梨県上野原の西原を雑穀調査で訪れたとき、地元ではタカキビのことを穂もろこしと呼んでいました。面白いのは穂が実って成熟すると穂が垂れます。稲穂が垂れるように曲がります。また、実を採った後に穂を束ねてほうきにします。実はもちの中に混ぜて食べていました。

          脱穀中にパチパチと音をたててはぜるタカキビの実


 今回大量のタカキビを収穫できたので、炊飯にしてみたり、だんごにするなどして調理しようと思います。うるち性なのかもち性なのかも確かめてみようと思います。ただ、脱穀しても実に皮がすこし付いているので衝突型の籾摺り機にかけて皮が取れるか確かめてみようと思います。また、循環型の籾摺り精米機にもかけてみようと思います。

     穂に付いたたくさんの実          脱穀後に実が取れた穂
 

 スズメなどの小鳥はタカキビが大好物です。このため、晩秋の頃になるとたくさんの小鳥がやってきます。稲のように網を張らないと十分な収穫は期待できません。タカキビなど雑穀類の栽培を考えると、ゴルフ練習場のような網に囲まれた農場にする必要があると思います。

        脱穀機の穀粒排出口から出るタカキビの実、下に実が溜まる

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古代米(赤米)を脱穀

2009年11月22日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 うるち米のキヌヒカリに続いて、古代米うち穂が赤い赤米を脱穀しました。このお米は野生のお米に近いのか、とても茎が長いのが特徴です。このため、脱穀機の脱穀口に穂先をそろえて入れるのがなかなか難儀です。

       茎がとても長いため穂先をかかえるようにして脱穀


 古代米は積極的に作るつもりはなかったのですが、今年は苗取りにミスがあったためうるち米と古代米が混ざってしまいました。うるち米と古代米を分けながら稲刈りしたため、稲刈りにとても時間がかかってしまいました。来年は両方の苗が混じらないように注意しようと思います。特に苗取りする人を厳選しなければと思います。

             脱穀機の左手前に脱穀待ちの古代米を置く


 田んぼが水でとてもぬかるんでいるために、そして台風のために倒れたために、未だ稲刈りできないでいる古代米があります。稲刈りするためには、周辺からの湧き水を止めなければなりません。止めるためには田んぼ周辺の排水溝を深く掘る必要があります。その作業は来月になりそうで、麦の種蒔きが終わってからになりそうです。

             懸架中の古代米を背に、脱穀進行中

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うるち米(キヌヒカリ)の脱穀

2009年11月21日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 晩秋の長雨でなかなか田んぼの農作業ができませんでした。今日、ようやく農作業できる快晴にめぐまれました。しかし、干していた稲はまだまだ脱穀するには乾燥がたりないように思いました。完全に乾燥していれば、籾の中の玄米を歯で噛むとカチンと割れます。もう一日干した方が良いように思いました。
 しかし、明日はまた天気が崩れて雨の予報が50%です。このまま干していると再び雨に当たって稲が湿ります。ますます脱穀できなくなりますし、最悪の場合穂発芽してしまいます。1番多く稲刈りしたうるち米(キヌヒカリ)を最初に脱穀しました。古代米は次に脱穀することに決めました。

             晩秋の快晴の中、うるち米のキヌヒカリを脱穀
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使い慣れた形式の耕運機購入

2009年11月19日 | 農機具,工具

 以前よく使っていた型式の耕耘機が売りに出されていたため購入しました。数年前にそれまで何年も使い続けていた耕運機が盗まれてしまったため、ずっと同じ型式の耕運機を探していました。今日まで使いにくい別の耕運機を我慢して使っていました。
 このたび、使い慣れた型式の耕運機がやっと手に入りました。この型式用に買い揃えた取り付け機器が使えるようになるため一安心です。誰でもそうでしょうが、使い慣れた農機具が一番修理しやすく体にも合っています。

              夜中トラックで運ばれてきた耕耘機

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白菜とキャベツ、巻き始める

2009年11月16日 | 野菜:葉菜
 このところの長雨で、冬野菜が一段と大きくなりました。大きく育った白菜はだんだん白菜らしく中心部が巻き始めました。あと一ヶ月後には収穫できる見込みです。肥料をたっぷり与えたのでだいぶ大きく4Kg程度の重さにはなりそうです。

                中心部が巻き始めた白菜


 白菜の隣にはキャベツを植えていますが(9月上旬に移植)、キャベツもそろそろ中心部が巻き始めました。キャベツも白菜も種を撒いて育苗した野菜です。今年のキャベツは大型に育つ品種です。何キログラム程度のキャベツを収穫できるかとても楽しみです。

            中心部が巻き始めたキャベツ、2月頃に収穫見込み
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長雨で田んぼの農作業延期中

2009年11月14日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 このところの長雨で田んぼの農作業が延期のままです。干している稲が雨に濡れて穂発芽していないかとても心配です。午後雨が止んだころを見計らって田んぼに行って見ました。すると、田んぼは薄く雨水で覆われていて農作業どころではありませんでした。

              雨水でひたひたの田んぼと濡れた稲


 雨に濡れた稲を手にとってみると穂発芽している稲はありませんでした。しかし、このまま長雨が続くと心配でする。雨に濡れるだけでお米の品質が低下するので、気が気ではありません。早く天気が回復してせめて脱穀だけでも済ませられるといいのですが。一方、雨の水を吸った畑は葉物野菜が元気良く成長していました。

             2,3日は農作業できそうもない田んぼ全景
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のらぼう菜と青虫

2009年11月13日 | 野菜:葉菜
 11月になるとだいぶ寒くなるため、畑で害虫の姿を見ることはほとんど無くなります。先月苗を植えつけたのらぼう菜はすっかり定着していますが、そののらぼう菜を一つ一つ見回っていると青虫を一匹発見しました。 その青虫には子供の頃の思い出があります。青虫の成虫はモンシロチョウです。このモンシロチョウは、私が子供の頃によく見かけたはとても身近な生き物でした。

              移植後にすっかり定着したのらぼう菜


 小学生の低学年の時、教科書にモンシロチョウの一生が書いてありました。そこで、そのモンシロチョウの子供である青虫をたくさん飼いました。畑にあるたくさんのキャベツを餌にしました。青虫は、私の子供部屋の壁や柱でさなぎになりました。そして次々とモンシロチョウになり、部屋の中をたくさんのモンシロチョウが飛び交いました。確か、窓を開けて逃がしてやったように思います。

           のらぼう菜の葉の上で、まるまると太った青虫
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晩秋、羽アリが大量発生

2009年11月12日 | 生き物
 11月の初めk快晴で暖かい日、地面が茶色に変色しているのに気が付きました。何だろうと思ってその地面をよく見るとなんだか動めいています。腰を落として目をこらして見ると、何と羽アリの大群でした。羽アリは早春によく見かけます。これから冬に入るこの時期に、羽アリが発生するのを見たのは初めてのことです。茶色の小さなアリですが、どんな種類のアリでしょうか?

              巣穴の回りを動めいていた羽アリの大群
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