東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ふゆみずたんぼ

2005年02月24日 | 田舎暮らし
 小松菜の収穫に畑を訪れました。ふと見下ろすと、先日の雨で苗場の田んぼはなみなみと水をたたえています。小松菜をのんびりと収穫していると、突然バシャバシャと苗場の方から聞こえてきました。
 首を伸ばして影からよく見ると、苗場の水の中で二羽のカラスが水あびをしていました。この寒い冬にも鳥は水浴びをするんですね。水浴びは夏だけで、体を冷やしたり体についた寄生虫などの虫を追い出すためにするのかと思っていました。だから、この冬に水浴びをするのは虫を追い出すなど体を清潔にするための水浴びとしか考えられません。
 これから春に向かっていろいろな鳥が田んぼを訪れます。大型の鳥ではサギなど、小型の鳥ではオナガなどです。また、カエルが産卵のために田んぼを訪れれます。珍しいものとしては、春先の暑い日中にミツバチが集団で訪れて畦に並びます。仲良く並んで水を飲んでいます。巣箱付近はワンワンと羽音でうるさくなります。
 今はまだ静かな田んぼですが、春が近づくにつれて、だんだん小動物や虫達でにぎやかになります。
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遥かなる自給自足生活(2)

2005年02月23日 | 田舎暮らし
最近、田舎暮らし,自給自足,農業にあこがれる人が少なくない。若い人にもそのような生活をしたいという人がいる。その理由の一つは、現代人は自分をとりまく生活や経済環境の喧騒に汲々しており、自己実現できる時間をなかなか持てないからだと思う。また、物の豊かさに希望がもてないことが分かった終末的な現代、心の豊かさやゆとりを本能的に望んでいるからではないだろうか。
しかしながら、今の生活水準を維持しつつ田舎暮らしや自給自足をすることは、物の豊かさに育った現代人にはきわめて困難だと思う。今の豊かな生活は、交通,化学製品,熱源,情報など多量のエネルギー消費そのものと言ってよい。
このため、今の生活水準を維持できる資金を継続して得る手段のない人が、田舎暮らしや自給自足をする第一歩はエネルギー消費を極力押さえることではないかと思う。物の豊かさを実現しているエネルギー多消費生活は多額の設備費と維持費を必要とするからである。
エネルギー消費を極力押さえる知恵は昔のわれわれの生活にヒントがあると思う。衣食住で欠かせない風呂,給湯,暖房などの熱エネルギー消費を考えてみよう。
私が子供の頃の熱源は、①暖房としては、まきストーブ,いろり,火鉢,掘ごたつ。その燃料は自宅近くの山で自給したまき。
②風呂は五右衛門風呂で、燃料は田んぼのわらや自宅近くの山で自給したまき。屋根の上には太陽熱温水器があり夏場はこれで足りた。
④給湯は昔はなかったが、風呂の残り湯を利用した。
機密性の高い家にすれば、山のまきを利用し、太陽熱もうまく利用すれば熱源を程度良く自給できるのではないかと思う。ただし、山を管理する技術,山に入り木を切り、まきにして、火をたきつける技術。風呂の残り湯を使うようなあまねく資源を利用する「もったいない」精神。そして、それを実現する根性,体力,時間が必要ではあるが。
このような生活を貧しいと思う人は、ガスや石油などを利用した暖房給湯機を利用するしかない。それなりの設備投資と維持費を継続して負担できる資金源が必要である。しかし、その資金源を得るために汗水して働くのであれば何のための田舎暮らしや自給自足であろうか。
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田んぼの畦修復とゴミ問題

2005年02月21日 | 田舎暮らし
田んぼの畦が一部崩れていたため修復しました。小川側に崩壊しており、くいを打ったあとに土を盛っておきました。来週は畦シートなどを張って宿根草などを植えるなどして、また畦が崩れないように保護しようと思っています。ところで、その田んぼの入り口に大量の木材が放棄されていました。クレーンなどで無理に壊した木材で移築のためではなさそうです。ここ二,三日の雨で木材は濡れていました。移築用ならばせめて雨に当たらないようにビニールシートぐらいかぶせてあるはずです。壊れたドアはガラスが割れているため、破片が田んぼにこぼれているのではないかと心配です。この大量の木材が邪魔をして、耕耘機などが田んぼに出入りできないので困っています。この付近は時々ゴミが捨てられるので本当に困ります。それに、最近この近辺で家庭菜園などをする人がばらばらに作業小屋などを建ていますが、いずれゴミになったときに誰がそれを処分するのでしょうか。世の中のゴミ処理場問題が取り上げられていますが、一人一人の無責任にも問題があると思います。せっかくの景観がだんだん悪くなっていくので困ったものです。新しいものが出ると、必ず古いものが捨てらて行き所のないゴミになります。これが本当に豊かな生活なのでしょうか。新しいものを手に入れると古いものを必ず戻すようなリサイクル社会が確立しないと、ゴミに圧迫されるマイナス社会になってしまいます。すでにそんな社会になってしまっているのでしょうが。
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福寿草と春のきざし

2005年02月19日 | 田舎暮らし
朝起きると久しぶりに雪が積もっていました。いつもならバイクで通勤ですが、今日は大事をとって電車で通勤しました。庭の紅葉の根元で咲いていた福寿草は硬く花を閉ざしていました。我が家では天気の良い日には福寿草が満開です。落ち葉をかき分けるように地面から花が突き出しています。天気がよいと太陽を目いっぱい浴びるように咲いています。この福寿草のとなりには水仙がこれまた目いっぱいに咲いています。福寿草の花が散って葉が出る頃から梅が咲きはじめます。ふきのとうも出ます。そして、クロッカスが咲き始めます。最初に黄色のクロッカス、次に紫、その次に白のクロッカス。色によって咲く順番が決まっているのは不思議です。感温性か日の長さの感じ方が違うのでしょうね。クロッカスが咲き終わる頃になると、田んぼを流れる小川でせり摘みや、土手でよもぎ取りの人が目立つようになります。私も田んぼや畑仕事が忙しくなります。
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苗場の田んぼを耕運

2005年02月15日 | 田舎暮らし
明日から天気が下り坂になるとのことなので、苗場の田んぼを耕運しました。ため池横の田んぼから耕運機を一台運ぶ途中に麦間を除草しました。今の時期はあまり草が生えていないので、比較的楽に田んぼは耕運できました。耕運が終わった後にあたりをよく観察すると、春が確実に来ていることが分かります。田んぼ横の梅はつぼみが大きく膨らんでいいます。よーく目をこらして見ると数個の白い花が咲いていました。また、小川そばの柳はつぼみを覆う殻が外れてねこ柳の白い産毛が目立つようになりました。耕運がひととおり終わると田んぼを見下ろす土手に座って、暖めたコーヒーをゆったりと飲みました。春の日差しをいっぱいに浴びていると、思わず春眠に誘われます。「春眠、暁を・・」の心境でした。命の息吹も感じる至福の時ですね。
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羊の原毛を届ける

2005年02月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 瑞穂農芸高校でいただいた羊1/2の原毛を欲しい人に届けました。午後にその方の作業所に行きましたが、内山さん、いつもの笑顔で私を迎えてくれました。



 私は羊毛に関する織物について専門外なのでよく分かりませんが、原毛を服にするまでにはおよそ次の工程があるそうです。

  ①原毛のゴミを取り油分を取り除くため洗う。揉んで洗うとだめだそうです。
  ②ハンドカードなどですいて原毛の方向を揃える。
  ③羊毛をスピンドルか足踏み式紡糸機で糸にする。
  ④手織り式織機で織る。

作業所の中に入ると、足踏み式紡糸機や手編み式の織機がたくさんありました。お弟子さんでしょうか、3人の女性が習っていました。羊の飼育担当の高校生が羊毛の織物を習いたいことを告げると、教えることを快諾していただきました。習う前に一度糸繰りなどを体験するとよいと思いました。残った羊1/2の原毛はもう一人の欲しい人に届ける予定です。この世の中、お金さえ出せば高級羊毛の服はいくらでも手に入ります。しかし、自分の手作業で作った世界に一つしかない服は何にもかえがたいものだと思います。

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遥かなる自給自足生活(1)

2005年02月12日 | 田舎暮らし
ここ数年、子供の頃に実体験した自給自足生活が懐かしい。当時の生活の糧は農業であった。後半には酪農専業になって最終的には廃業したが、廃業10年ほど前の自給自足生活が、今の私の憧れになっている。当時、父が開墾し栽培していた農作物は、米,麦,飼料作物。果樹の桃をたくさん出荷していた。山では林業を営んでいたため植林もした。私が大人になった時に家を建てるための木を植林したことを今でもよく覚えている。今も元気な父は、この林業が縁で農林大臣賞をもらったことを誇りにしているようである。ため池にはハスの花が咲き乱れ、冬にはため池の水を抜いてハスの根を収穫した。ため池は同時に食用のコイを養殖しており、子供の私はよく釣りを楽しんだ。釣ったコイは食卓に並んだ。飼っていた動物は、牛が2,3頭、そして数百羽飼っていたニワトリ。さらにヤギ、羊、アヒル。ミツバチも飼っていた。蜜を取るために手回し式の蜜採取器があったことを覚えている。犬、猫も飼っていた。犬猫は愛玩用ではなく、ヘビやネズミ除けのため。そう言えば、研修生が時々来ては寝泊りしていた。現金収入は、桃,ニワトリの卵,牛乳だった。本当にのどかで、家族や親戚がよく協力しあっていた。写真はその自給自足時代後半に活躍していた国産発のトラクタである。実はこのトラクタが自給自足生活の終焉の象徴でもあったのだが。保存しているこのトラクタをいつか修理して復活させたいと思っている。こんにち自給自足は田舎暮らしの贅沢な生活と思われているが、私にとっては子供の頃は普段の生活だった。私が子供の頃に実体験したスローライフ生活を振り返りつつ、その生活に戻るためにはどうしたらいいか時々考えてみようと思う。そのため、まずはじめに当時の生活を振り返ってみようと思う。
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保護した鳩の治療

2005年02月10日 | 田舎暮らし
1日に保護した鳩は、羽にかなりの傷を負っていたので助からないと思っていました。また、羽の傷以外に右腿もかまれたのでしょうか、傷口は小さくても深い傷を負っていることがわかりました。足の太腿をよく見ると、内出血しているために全体が黒く変色しており、かなり壊死が進んでいました。二日後に、やむなく動物病院に連れて行きました。その動物病院は犬猫などを専門にしているので困った顔をされました。それで、その病院から「野鳥の会」に連絡をしてもらったらびっくりしました。同じ野鳥でも鳩とカラスは保護しないとのこと。つまり、駆除対象の鳥なので治療しないとのことでした。仕方ないので、鳥専門の動物病院に電話すると、あいにく休診でした。ただ、動物病院の先生の好意で抗生物質を微量いただきました。こうして約一週間経ちましたが、抗生物質が効いたのかまだ生きています。餌もよく食べるようになりました。食べるものをよく観察すると、トウモロコシのような大粒の餌を好むようで小麦のような小粒な餌は後回しで食べているようです。糞も保護したときは水っぽかったですが、今はしっかりした形のものが出ています。危機は脱したようです。ただし、足はまだ化膿したままのためでしょうか太く腫れています。羽は少し曲がったままですが、直りつつあるようです。このままでは、飛べるようになるには一ヶ月以上かかる見通しです。足は治らないと思います。早く直って再び大空を飛べるようになるといいな、と思いつつ見守っています。
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羊の原毛を入手

2005年02月09日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

                       羊の名前は「ナズナ」


 飼っている羊の原毛をもらいに瑞穂農芸高校へ行ってきました。刈ったそのままの原毛のため、汚れがついていたり油分を含んでいます。このため、毛糸にする前に洗浄しなければなりません。
 羊一頭分の原毛をザックの中に押し込んだ後、畜産科内を見学させていただきました。写真は原毛を刈った羊です。この羊には愛称がついています。この羊は、年齢が高いためこの春に新しい羊が一頭入るそうです。そういえば、私が幼児の頃に家で羊を飼っていました。幼児当時は羊は巨大に見えましたが、大人になった今は羊が小さく見えました。猫類は昼間目のひとみが縦長になりますが、ヤギ、羊の仲間は横長になるのでとてもかわいいですね。
 あと見せていただいた動物は、馬、牛、犬、タヌキ、さる、豚、アヒル、ニワトリ、カメレオンなど多数です。どういうわけか猫はいませんでした。ちなみに牛(ホルスタイン種)はきれいに毛まで刈ってあり、地べたには木屑がきれいに敷いてありました。糞はどこにも見当たりませんでした。担当の生徒がすぐに持ち去るのでしょうね。
 飼育している動物のなかで犬はとても人気があるそうで、犬の担当になるのは競争率がとても高いそうです。犬を担当している生徒が、掃除しながら楽しそうにたくさんの子犬とじゃれていました。社会経験が極めて少ない高校生が多い中、動物と直にふれあう教育を受けているこのような農業高校はとても貴重だと思いました。ただ卒業後農業関係への就職は厳しいとのことで、現代日本の農業衰退を垣間見る思いでした。

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楽しかったね、別所小学校5年生のもちつき

2005年02月08日 | 田舎暮らし

 別所小学校でもちつきをしました。子供達が田植えして、稲刈りしたもち米です。曇り空だったのでとても寒かったですが、子供達は元気いっぱい。さすが、子供は風の子ですね。ボランティア参加の高校生も元気に子供達のもちつきを手伝っていました。



 四つの臼は、ABCグループに分かれた子供用と大人用でした。ついたあと、子供達がついてくれたもちにあんこを付けて食べました。なんと美味しかったこと。

 

 もちつきが終わった後、高校生達とラーメンを食べて帰りました。それにしても、子供達のもちつきは見ていて楽しかったですね。



 五年生だけでなく親の参加、そして一年生も見学に来ましたので、総勢200人にはなったのではないかと思います。手伝いに来てくれた高校生達6人もがんばってくれました。



 このような地域に根ざした活動ができると、とてもうれしくなってきます。この別所小学校の周りは開発が進行し自然がとても少ない地域なので、米作りのこと・小川で遊んだこと、みんなでもちつきしたことなどはとても思い出に残るのではないかと思います。

 

 子供達は未来の日本の宝です。これら100人以上の子供達の中で、将来自然保護や農業関係に関わる子が一人でも出てくれればうれしいなと思っています。

             もちつきを手伝ってくれた高校生達6人など

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カブトムシ幼虫哀れ

2005年02月03日 | 田舎暮らし
一昨日、別所小学校に堆肥場のカブトムシの幼虫を持っていきました。その幼虫を探した時、たくさんの幼虫が死んでいました。去年、その堆肥場にはたくさんの幼虫がいたのですが。カブトムシの幼虫は、特に冬場は暖かい所にいないと死んでしまいます。人間などの動物は食べ物のエネルギーで体温を作っていますが、爬虫類や昆虫などは気温によって体温が上下するので冬場は暖かい所にいないと確実に死んでしまいます。カブトムシの幼虫も例外でなく、やはり暖かい所にいないと死んでしまいます。冬はどうしているかと言うと、比較的暖かい昼は堆肥場の表面近くに出てきて、寒い夜は暖かい堆肥場深く潜ります。このように、堆肥などが腐る発酵熱で生かされています。つまり、堆肥場の堆肥を持ち出しすぎると発酵する熱が少なくなってカブトムシは体温が下がり死んでしまいます。カブトムシを生かすのであれば、堆肥を半分程度は残す必要があったと思います。だれが堆肥を大量に持ち出したのか分かりませんが、来年は少しカブトムシの幼虫の生態を考えて堆肥を持つ出す必要があると思います。左はかろうじて生き残った幼虫、右は寒さで死んで溶けてしまった幼虫です。
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傷ついた鳩の手当て

2005年02月02日 | 田舎暮らし
夕方四時直前に、毎年花を咲かせている福寿草のつぼみを「そろそろ咲きそうかな」と思いながら見ていました。見終わって玄関に戻ろうとしたとき、庭の一角の草むらに一瞬白いものを見ました。もう一度良く見ると、なんと鳩がうずくまっていました。どうせ飛んで逃げるだろうと近寄ってみましたが、ちっとも逃げません。おかしいなと思って手を差し伸べても逃げません。ゆっくりと手で包むようにその鳩を手のひらに入れるとわずかに逃げるそぶりを見せました。その時、ばたばたさせる羽の動きが変なことに気が付きました。どうしたのだろうと良く見ると、右の翼の根元全体に赤く血がついていました。とっさに、この鳩が猫か何かに襲われたことに気が付きました。必死に逃げて庭にたどりついたのでしょう。直ぐに室内に入れて、ダンボールの中に入れました。暗いところの方が落ち着くと思ったからです。次に傷の手当てが急務です。午後4時頃だったので動物病院は閉まっていると思い、まずは消毒液で丹念に傷口を洗いました。そして、人間用の化膿止め薬を傷口全体に塗りました。次に、暴れると傷口が開くだろうと思って体を包むように包帯を巻きました。四時過ぎに別所小学校に行く用事があったので、その帰りに鳩の餌を買いに行きましたがなかなか売っていません。犬猫や小鳥の餌はあっても鳩用はないものですね。ニワトリ用はありましたが、鳩が食べきれないほどの量なので買うのはやめました。店が閉まる時間なってしまったので、明日買いに行くことにしました。とにかく今夜が生き死にの分かれ目ではないかと思います。先日ネズミが死んでしまったので、今回はなんとしても生きて欲しいと思っています。小鳥は本当にあっけなく死んでしまいます。以前、川で鴨を保護したときはうまく生きてくれて最後には野生に戻ってくれましたが、今回はどうでしょうか。仕事柄人間の死に立ち会うことがありますが、とるに足らないような命でも危機に瀕している時は心が揺れ動きます。
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児童が作ったもち米試食

2005年02月01日 | 田舎暮らし
自宅で少量のもちをついて試食してみました。別所小学校児童が田植え,稲刈りしたもち米を使ってみました。冬なので水を湿らせる時間が足りなかったのでしょうか、固めの餅になりました。よく言えば歯ごたえのある餅が出来上がりました。丸もちにして大根おろしに醤油を混ぜたものをからめて食べました。とっても美味しかったです。実際に児童がつくお餅は臼と杵でつきますが、家庭用の蒸してつくことができる餅つき機で試してみました。ただ、虫が食害した茶色の米粒がわずかに混じっていたので、真っ白なもちにはなりませんでした。午後四時過ぎに、その試作したもち,もち米8Kg,そしてカブトムシ幼虫3匹を持って別所小学校に向かいました。すると校門ちかくで男の子二人が声をかけてきました。私が来ることを知っていたらしく待っていたとのこと。2,3回しか逢ったことがないにもかかわらず、私のことを覚えていてくれてとてもうれしかったです。事務室に寄った後で、その男の子につれられて二階の職員室にいきました。五年生担任の先生方が待っていました。もち米などを渡している時に校長先生も来られました。そして、担任の先生方としばらく談笑した後、寒空の中を家に向かいました。餅つき当日、一つの臼を任されました。もちをつくのは去年の薬科大学以来です。ごはんCUPに出場した高校生6人にも分担があるようです。めったにない機会なので、当日は児童,保護者,先生方と楽しく餅つきたいと思います。以前にもこのような、学校での餅つきがありましたが平日仕事にために出席できなかったことがあります。今回、偶然に餅つきの7日が仕事が休みだったのでラッキーでした。なお、もち米代金(2,400円)を先生からいただきました。もち米に虫害の粒が少し混じっているので市販価格の半額としました。今年の農機具燃料や修理代などに使いたいと思います。
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