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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

少年少女発明クラブ アイデアを形に

2025年07月26日 | 子供の育成関連

 夏休みの工作が佳境に入りました。各グループからノコギリ,金槌,ヤスリなどの音が聞こえてきます。唯一音がしないグルーブは絵を描くグループですが、耳をすませると消しゴムを擦る音や鉛筆で描く音が聞こえてきます。
 クーラーが無い工作室ですが、工作に集中しているのか暑さが気にならないようでした。保護者も応援に来ていました。子供がどう工作しているか、友達とどううまくやっているかなど見ているようでした。指導員も汗を流して支援していました。私は指導員が欠席したグループに入りアドバイスをしました。

       ノコギリ,金槌,ヤスリなどの音が聞こえる工作室


 もうすぐ8月です。夏休みに入りますが、子供達はお盆の里帰りやお墓参りそして水泳などのクラブとの日程調整が大変のようです。以前発明クラブに来ていた子の中に、午前中は発明クラブで工作をして午後スポーツクラブに通っている子がいました。今の子は、大人顔負けに毎日のスケジュールがいっぱいのようです。

 糸鋸で板を曲線に切る  モーター部品の組み立て   アイデア工作の製作
  

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少年少女発明クラブ、夏の作品を作り始める

2025年07月18日 | 子供の育成関連

 夏の工作が始まりました。子供達は工作別のグループに分けて机に座りました。アイデア工作を作るグループ,チャレンジ創造コンテスト作品を作るグループ,そして未来の科学絵を描くグループです。それぞれのグループには専任の指導員がいます。私は全体を見回りました。
 6年前はとても大変でした。全員がアイデア工作を作りました。さらにチャレンジ創造コンテスト作品を作るチームが六つもありました。クーラーが無い工作室で、指導員も子供達も汗水たらしながら大変の思いをして夏休みに工作をしたことがありました。

       テーマ別の机に座って各自工作をする子供達や指導員


 私は全体を見回りながら、個別に話を聞いたり工作の支援をしたりしました。今年はどの子も落ち着いて工作をしていました。ちゃんと図面を描いてから工作をしていました。早い子は素材を購入して工作を始めていました。
 チャレンジ創造コンテストの子供達は図面を何枚も描き直しながら相談をしていました。チャレンジ創造コンテストはストーリーが大切です。決められた時間内にどう動かして感動を与えるかを考えます。そして、その工作の意図や説明をしなければなりません。なかなか大変です。

 木材をノコギリで切る    素材を削って細く    形や動作を紙に描く
  

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放課後子供教室、手回しミシンで刺し子布をハンカチに

2025年07月15日 | 子供の育成関連

 刺し子の最後の日です。刺し子した布を重ね合わせてハンカチにしました。四隅を手で縫っても良いのですが、時間がかかりそうなので、子供達に手回しミシンを動かして縫ってもらいました。
 まだ裁縫セットをもらっていない子供達は当然ながらミシンを使ったことがありません。自宅にはミシンがあるようですが使ったことがないとのこと。今回、持ち運びしやすく子供でも容易に縫える手回しミシンを体験してもらいました。最初はおっかなびっくり使っていましたが、使い勝手が分かってからは楽しそうに縫っていました。

        コトコトと楽しそうに手回しミシンで布を縫う


 この手回しミシンの唯一の欠点は、ボビンを使わない一本糸縫いであることです。縫い終わった後に糸を引くと、せっかく縫った糸がするすると抜けてしまいます。
 縫い終わると、糸の終端に針を付けて止め結びしなければなりません。この止め結びは子供達にはまだできないので私がしました。縫った後に布を裏返しして完成です。中に綿を詰めればクッションか座布団になります。クッションにするは座布団にするかは子供達に任せました。

  縫う前にアイロンでしわ伸ばし       縫った後、布を裏返し
 

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少年少女発明クラブ 夏のコース分け

2025年07月04日 | 子供の育成関連

 少年少女発明クラブの子供達はこの夏に何を作るか決めました。コースは大きく三つあります。一つはアイデア工作です。何か役に立ったりユニークな工作をします。去年までは全員がこの工作をすることにしていましたが、今年は選択することができます。
 二つ目はチャレンジ創造コンテスト工作です。三人が一つの工作を作ります。田布施大会で1位にならなければ予選通過できません。決まった時間内に工作物を動かして同時に解説やPRをしなければなりません。三つ目は未来の科学絵画です。このコースの子は絵画だけでも良いし、アイデア工作をしてもかまいません。
 これら三つのコースにそれぞれの指導員が付きます。特に夏休みはほぼ毎週の工作です。子供達も指導員も大変です。

          絵画とアイデア工作コースの子供達4人


 最初にコースを決めるためのお話がありました。子供達は、去年の写真を見ながら1時間ほど考えてからコースを決めました。
 その結果、アイデア工作コースは7人、チャレンジ創造コンテストコースは3人(1チーム)、未来の科学絵画コースは4人です。なお、絵画コースの子は早く絵を描き終わるとアイデア工作をすることもOKです。

  コース決めの説明   どのコースにするか思案   チャレンジチームの3人
   

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小学校低学年生の校外学習を支援

2025年06月16日 | 子供の育成関連

 小学3年生の4回目の校外学習支援をしました。前回と同じように子供達を先導して地域を歩き回りました。今回は海が見える田布施町麻里府とJR田布施駅を中心とした街を巡りました。
 9時前に小学校からバスで麻里府公民館に向かいました。バスから降りると最初に國木田独歩歌碑についてお話をしました。独歩が青春時代に麻郷や麻里府に住んでいた時によんだ詩を石碑に刻んだ歌碑です。その後、麻里府公民館に行き館長さんから公民館の役割などを教えていただきました。
 麻里府地区をバスで出ると田布施の街中を散策し、最後にJR田布施駅に行きました。そして、駅員さんからJRの役割,電車の種類,切符の買い方などを親切に教えていただきました。子供達は真剣に聞いていました。ありがとうございました。

     駅員さんから鉄道の役割、電車の種類などを教えていただく


 JR田布施駅に行く前、麻里府公民館を出て地元の郷社である住吉神社に行きました。急な石階段を登って拝殿横にある倉庫に行きました。数十年前に行われていた暴れ神輿のお話をしました。海の中を担いだため屋根は緑青で緑色です。神社の石階段を降りるとバスが待つ旧麻里府小学校跡地に行きました。そして、バスで田布施街に向かいました。

  國木田独歩の歌碑      麻里府公民館     住吉神社の急な階段
  

 バスが田布施保育園に着くと、下車してJR田布施駅に向かって歩きました。途中古い建物、町内唯一の精肉店、享保飢饉の碑がある大恩寺、銀行などを説明しながら子供達を先導しました。車が行きかう十字路は特に注意して道を渡りました。

  徒歩で田布施町交流館に向かう     交流館責任者の方にお話しを伺う
 

 JR田布施駅でのお話を聞くと、歩いて田布施町交流館に向かいました。交流館では道の駅のように、地元で採れた野菜やお米、地元で作ったお弁当などが売られています。隣には観光協会や喫茶店があります。到着すると責任者の方に交流館がどのように地元の方々に役立つているかなどを伺いました。そして、説明を受けながら賑やかな店内を見学しました。説明していただいた責任者の方々、ありがとうございました。
 交流館からバスで小学校に戻りました。ちょうど給食時間が始まる前に着きました。トラブルもなく順調に子供達を先導できてほっとしました。

   郊外学習で歩いた麻里府地区       歩きながら学んだ田布施街
 

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今年度も小学校の放課後子供教室で指導

2025年06月12日 | 子供の育成関連

 今年度も地元小学校の放課後子供教室「成器塾」で手芸の指導をすることになりました。一年間の長期指導になります。去年と同じメンバーで進めようと思います。次の内容を子供達に体験してもらおうと思っています。
①刺し子、②ポケットティッシュケース、③草木染め、④Xmasフェルト、⑤コースター、⑥籠作り
です。
 今回は今年度一回目です。①刺し子を経験してもらいます。参加児童は四年生のため、まだ裁縫キットをもらっていません。そのため私が針,ハサミ.糸,布などをあらかじめ準備して小学校に持ち込みました。

      運針や玉止めなど、楽しげに子供達を指導するメンバー


 実は、私はそう手芸は得意ではありません。しかし、メンバーである女性陣は手芸が得意なお孫さんがいるベテランばかりです。そこで、このベテラン女性陣に手芸などを指導していただいています。一方で、私は草木染め,ミシン,籠作りを主に教えています。
 見ていると、子供達はベテラン女性陣に手芸を楽しく教えてもらっています。年齢的に孫がお婆ちゃんに教わっている光景です。女性陣は孫に教えているように、優しく,分かりやすく,丁寧に,にこやかに教えていました。見ていてほほえましい光景でした。

   刺し子をする布や糸を配る      ベテラン女性に教えてもらう子供
 

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小学低学年生の校外学習支援

2025年06月03日 | 子供の育成関連

 前回に続いて、小学低学年生を連れて地域のいろいろな施設を回りました。その施設が地域でどんな役割をしているのかなどを学ぶ社会見学の一つです。今回はボランティア参加された保護者と一緒にデイサービスとスポーツセンターを訪れました。
 最初にデイサービスを訪れました。事前に旧知の施設長さんにお話をしていたため、快く招き入れていただきました。室内に入るとたくさんのお年寄りが子供達を待っていました。施設の役割などの説明を受けると、訪れたお年寄りと一緒に童謡(メダカの学校など)を歌いました。今はお年寄りと暮らす家庭が少なくなっています。介護施設の役割を学んだ上に、お年寄りと交流ができて良かったのではないかと思います。施設長ほか介護員の方々ありがとうございました。

       デイサービスでお年寄りと一緒に童謡を楽しく歌う


 デイサービスを出るとしばらく歩いてスポーツセンターに向かいました。私は先頭を歩き、行き来する車に注意しながら子供達の列を先導しました。スポーツセンターに着くと職員の方々が待っていました。さっそくスポーツセンターの隅々を案内されながら、スポーツセンターが地域の方々にどのような役に立っているかなどを説明していただきました。
 次の順に案内していただきました。一番大きな体育館,準備室,二番目に大きな体育館,プール.更衣室,テニスコート,そして弓道場です。野外にある運動場,ゲートボール場,相撲場などは今回省きました。

スポーツセンターに向かう   一番大きな体育館   二番目に大きな体育館  
  

 ところで、私が今回初めて入った部屋がありました。弓道場です。実は大学生の頃に弓道をしていたことがありました。矢を撃つよりも精神修養に力が置かれていました。懐かしく思いました。ちなみに弓道は中学生になってから学ぶそうです。しかし、指導者がいれば小学高学年から学ぶことができるとのこと。
 すべての部屋を回り終わると子供達からの質問タイムとなりました。たくさんの質問に答えていただきありがとうございました。子供達にとってとても勉強になったと思います。
 案内および説明していただいた職員の方々、ありがとうございました。

  弓道場に入って説明を受ける      たくさんの質問に答えていただく
 

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子供達の小箱作り支援、今回は蓋を付けて完成

2025年06月01日 | 子供の育成関連

 前回に続いて発明クラブで子供達の小箱作りの支援をしました。前回までに板をノコギリで切って、切った板を紙やすりで磨いたり、偏りを直したりしました。今回はいよいよ釘を打って小箱に仕上げました。
 板は9mmの薄い板なので、釘もそれ相当に小さいです。目が悪い私はテーブルに置いたその釘をうまく摘まめません。さらに、持つ指で釘が隠れるのです。そこで、釘を打つ場所にキリの先端を刺して小さな穴を作ります。その穴に釘を差し込んでから金槌で打ちようにしました。子供達もそのようにして釘を打ちました。

         楽しそうに小箱を作る子供達と見守る指導者


 板を切って作った板部品を組んで釘を打ちます。しかし、複数の板を押さえて同時に釘を打つのは難儀のようでした。また打っていると釘が反れたり曲がったりすることがありました。そんな時は私が支援しました。
 私はいろいろと見守りや支援をしましたが、子供主体で手伝い過ぎないようにしています。

  楽しく小箱を製作     時々指導員が支援    キリを刺して穴あけ
  

 最後に箱本体に蝶番で蓋を取り付けます。板が薄いため極小の釘を使って蝶番を止めました。これらの作業をほとんど子供は一人でこなして小箱を作り上げました。
 箱一つでも板から作り上げるにはたくさんの工程があります。切ったり,線を引いたり,叩いたり,打ったり,測ったり,磨いたりなどいろいろな作業があります。大切な経験になったと思います。

         蓋を付けるため、極小の釘で蝶番を取り付け

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校外学習、公民館やイチゴファームなどを訪問

2025年05月22日 | 子供の育成関連

 2回目の郊外学習に行ってきました。予定では公民館~お寺~コンビニ~床屋でした。しかし、コンビニは店長が対応できなくなり,お寺は法事があり,そして床屋は事情で訪問できないことになりました。そこで、コンビニは店内を見学だけとなり、新たにイチゴファームと交渉して見学できるようにしました。このように校外学習できるように交渉するのが大変でした。
 駆け回ったおかげで、この日も子供達を連れて町内のいろいろな建物や仕事現場を訪ねることができました。好天で少し汗ばみながらも子供達を無事に案内できました。次回はスポーツセンターと介護施設を見学する予定です。

  麻郷公民館に着くと、主事さんから公民館の役割などを教えていただく


 最初に訪れた場所は公民館です。到着すると主事さんが待っていました。挨拶後、主事さんが公民館が地域の方々にどのように貢献しているかなどのお話を聞きました。子供達は座って主事さんのお話を聞いていました。校外学習の成果を後日発表するのでしょうか、先生に促されてパソコンにメモしていました。

 主事さんに見送られて    見学したコンビニ   イチゴファームに到着
  

 主事さんに見送られて、次はコンビニに行って見学しました。去年は店長さんにお話を聞きましたが、今年は店内見学だけとなりました。コンビニの役割などを私から解説しました。
 続いて、イチゴファームに向かいました。到着して挨拶をすると、イチゴのビニールハウス内に案内されました。そして、イチゴの育て方などのお話を聞きました。今はイチゴの収穫が終わって、来年のイチゴを育てる作業に入っているそうです。イチゴファームを出ると、川で泳ぐメダカやフナなどを見ながら小学校に帰りました。

  イチゴのビニールハウス内で       メダカやフナを見ながら帰る
 

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少年少女発明クラブ 木工で小箱を製作

2025年05月19日 | 子供の育成関連

 前回に続いて、子供達は板をノコギリで切って小箱作りしました。今年初めて発明クラブに入った低学年生はノコギリの操作に苦労していました。板に線を引いていたのですが、その線に沿ってノコギリを切れずだんだん外れてしまうのです。見かねて私が修正したりしました。
 一方で、数年前から発明クラブに入っていた子は早々と板を切り抜いて、角を磨いて小箱として組み立てていました。そして、箱に模様を描いていました。やはり工作の経験の差が出るのでしょう。

      指導員(高校生)に見守られながら小箱作りをする子供達


 ノコギリの操作を見ていて上手下手がよく分かるのは板の押さえ方です。まず、板がぐらぐらしないように足で押さえつけることができない子が散見されました。家にノコギリなどの大工道具が無い家が少なくありません。そのような家で暮らしている子は発明クラブでしか使う経験ができません。
 板の効果的な押さえつけ方が分からないままノコギリで板を切ろうとするため、切り跡が綺麗ではありません。指導員が何度も説明したり実際にやって見せたりして,板の最適な押さえ方を教えました。 

  足を置いて板を切る    ヤスリで板を磨く    箱になるか仮組み
  

 板を切り終わると、切った跡の凸凹を均すようにヤスリで磨きます。紙ヤスリまたは金ヤスリで磨きます。見ていると、このヤスリ掛けが意外に難しいようです。試しに板をテーブルの上に置くぱたりと倒れます。倒れないように、面に対して直角に磨くように指導しました。ノコギリにしてもヤスリ掛けにしても簡単なようで子供達には難しいようでした。
 ヤスリ掛けが終わると箱になるか仮組みしてみました。すると、隙間が空いたり高かったりしました。そんな時は再度ヤスリ掛けです。ノコギリ、ヤスリなどの道具を使う体験が今後のためになると思います。

   小箱になるかどうか仮組み     箱の仮組みが終わり模様を書く
 

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小雨の中、小学生を連れて校外学習

2025年05月14日 | 子供の育成関連

 毎年の事ですが、小学生低学年生を連れて地域を知るための校外学習をしました。最初、小学校を見下ろす山にある小さな神社を訪れました。この神社は毎年秋に宮司さんを招いてお祓いをします。かつては出店が出るほど賑わっていたそうです。しかし今、少子高齢化ためお供えをして宮司さんにお祓いをしてもらうだけです。
 その神社から林を通して小学校の校舎や運動場が見下ろせます。子供達にはここから神様が見守っていることをお話ししました。今の子供に神様,お祓い,そして神社などの話がどの程度通じたから分かりませんが知っておいて欲しいと思います。

        郷社を訪れて宮司さんや禰宜さんからお話を伺う


 この頃からパラパラと雨が降ってきました。そのため子供達には笠をさしてもらいました。傘をさしながら郷社の八幡宮に向かいました。向かう道すがら、道端に生えている草を使って草笛を吹いたり,口笛を吹いて見せたり,草を使った遊びをしてみせました。今の子供は外遊びをあまりしないせいか、草や口などを使った遊びをあまり知らないようです。

  小学校の裏山に神社    小学校を見下ろす    林を通して見る小学校
  

 しばらく歩くと郷社の八幡宮に着きました。神社では宮司さんと禰宜さんが待っておられました。雨が降り始めたため拝殿に招かれて全員正座しました。そして、拝礼の仕方や神社の歴史などのお話しを伺いました。子供達は少しは理解したでしょうか。今回来た子供の一人が巫女さんをしており、よくこの神社に来るそうです。
 神社でのお話が終わった頃、雨が少しずつ強くなってきました。そのため、全員笠をさして濡れた石階段を注意深く降りました。そして、小学校に向かって帰りました。
 お話をしていただいた宮司さん禰宜さん、ありがとうございました。

    拝殿に入る前に手を清める     傘をさして石階段を降りる
 

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田布施町小年少女発明クラブ、今年度最初の工作

2025年05月05日 | 子供の育成関連

 先日の開講式当日、式典の後に工作室に移動しました。そして、自己紹介や1年間の工作予定などについてお話をしました。
 今回は今年度初めての工作です。まだノコギリや金槌などの工具を使ったことのない子供を主な対象にした工作です。最初、板に線を引く練習をしました。鉛筆,ものさし,そして差金などを使って正確に板に線を引きます。続いてその線に沿ってノコギリで板を切ります。しかしながら、正確にノコギリを引くことができない子が散見されました。現代はノコギリがない家庭が普通のようです。何度も失敗して上手になって欲しいものです。

     板に正確に線を引くための資料や工作に使う板などを配る


 たまたま私が見守った低学年生は、モノサシを使って線を引けないのです。つまり、点と点をモノサシで結んで鉛筆で線を上手に引けないのです。物にモノサシを当てて長さを測ったりする経験が少ないようでした。つまりモノサシを使う経験が自宅や学校でまだ少ないのでしょう。それでもこの一年間工作を続ければだんだん上手にできるようになると思います。
 次回は板を全てノコギリで切り、その板を組み合わせて箱を作ります。簡単なようですが、今の子供達には難しいと思います。指導する方法にも工夫が必要です。

  板に引く線の説明書    板に正確に線を引く    板をノコギリで切る
  

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令和7年度田布施町少年少女発明クラブの開講式

2025年04月23日 | 子供の育成関連

 今年度も少年少女発明クラブが始まり、その開講式がありました。恥ずかしながら会長として子供達に次のようなお話をしました。工作は「知のスポーツである」ような話です。スポーツに個人競技や団体競技があるように、工作にも個人技もあればチャレンジコンテストようにチームワークが必要な工作があります。また工作体験の大切さなどの話もしたように思います。
 開講式が終わると工作室に向かいました。この工作室が発明クラブの年間を通しての主な活動場所です。その他の活動場所として中学校や高等学校があります。さて、今年度はどんな楽しい活動ができるでしょうか。

 開講式が終わって工作室に移動、活動にあたっての注意事項などのお知らせ


 去年までは現役の教諭さんにも指導員をお願いしてきました。しかしながら昨今の情勢に従い、先生方にボランティアと言えども指導員になっていただくことが難しくなりました。そのため、今年度から先生方にお願いすることはなくなりました。
 その代わり、地域との連携との意味で中学生や高校生にボランティアで指導していただくことになりました。いつものことですが工作の指導員をする方が少ないので、いろいろ試行錯誤しながらの指導員確保です。

  開講式が終わって     オリエンテーション  出身小学校など自己紹介
  

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令和六年度 田布施町少年少女発明クラブ 閉講式

2025年03月20日 | 子供の育成関連

 先週、田布施町少年少女発明クラブの閉講式がありました。私にとって年度末で一番重責な式典です。終了証授与,会長挨拶,一年間の歩み解説などです。一番緊張するのは挨拶です。何を喋ろうか数日前から頭の中で構想を練りました。もちろん原稿なしでお話をしました。
 今回は「子供にとっていろいろな体験や経験をすることの大切さ。AIの時代ではより個人の素養や教養が人として問われること。立派な社会人になって欲しい・・・・」そんなようなお話をしたと思います。
 閉講式が終わってほっとしましたが、次の難問が待っています。婆様の施設探しです。休まる日がありません。

          無事に終わった少年少女発明クラブの閉講式


 閉講式では会場の後ろに、子供達が作った作品を展示しました。どの作品にも思入れがあります。ノコギリの使い方を支援したり、作品の変更を相談したり、単に見守りをしたりなどしました。
 一番の思い出は名古屋でのチャレンジ創造コンテスト全国大会でしょうか。出場する三人のうちの一人が、出場当日早朝インフルエンザで救急車で病院に運ばれたことです。残り二人で出場したのですが右往左往しました。
 病院に運ばれた一人と出場した二人にとってこの大会は一生の思い出になったようです。来年度も大会に出場したいと閉講式で抱負を発表していました。責任重大です。来年度も休まる日は無さそうです。

  一年間の歩みを解説    展示した作品など   参加した児童や保護者ほか
  

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國木田独歩に関わる講義と史跡案内(2/2)

2025年03月18日 | 子供の育成関連

 午後からは國木田独歩が仮寓していた吉見家跡地など、独歩の足跡をたどりながら子供達に解説しました。最初に吉見家があった場所に立つ「独歩仮寓吉見家跡」石碑を訪ねました。この石碑前で吉見家の由来などについてお話しをしました。吉見家は元々は埼玉県吉見地区に由来があり、そこは吉見百穴で有名です。また鎌倉幕府を創設した源頼朝の弟である範頼を家祖としています。
 吉見家跡を出ると次に麻郷神社に向かいました。独歩がこの神社に出かけていた当時は惣田山招魂社と呼ばれていました。戊辰戦争で亡くなった奇兵隊の方々が慰霊されています。この慰霊碑を独歩も見たはずです。

        独歩仮寓吉見家跡石碑を見ながら子供達に解説  


 ところで、吉見家跡地に行く前に子供達を私の麦畑に連れて行きました。せっかくの機会なので麦踏みをしてもらいました。ちなみにその麦畑から国木田独歩が遊歩した高塔山がよく見えます。麦畑から高塔山を指さして独歩と高塔山について少し解説をしました。独歩の小説「帰去来」などに高塔山などの山々が出てきます。
 私が子供の頃、禿山だった高塔山をよく歩きました。また近隣の幼稚園児が遠足で列になって歩いていたことを覚えています。國木田独歩が同じように高塔山歩いていたと思いもしませんでした。
 
     國木田独歩が歩いた高塔山を望む私の麦畑で、麦踏みを体験

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