東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

麦類は鳥害で壊滅、せめてオートミール(裸燕麦)の防鳥

2021年06月10日 | 麦,穀類,雑穀

 今年は麦類が壊滅状態です。先日、害鳥に食べられないように防鳥紐を張りました。鳩やカラスなどの大きな鳥には効果がありましたが、スズメなどの小型の鳥には全く効果がありません。スズメを見ていると、ホバリングしながら紐を避け、紐に当たっても怖がらないようです。よほど餌がないのでしょうか。リスク覚悟で麦畑に突入します。これでは秋に蒔く種すら収穫できません。収穫ゼロです。やりきれません。

           熟し始めたオートミール(裸性燕麦)


 今年は麦の収穫を諦めました。唯一まだ熟していないオートミール(裸性燕麦)だけは鳥害に合わないようにしました。オートミール(裸性燕麦)の穂すべてを網(寒冷紗)でぐるぐる巻きにしました。こうすれば、鳥がついばむことができません。この方法は量が少ないからできる方法です。広い麦畑を、どうやって鳥の食害から守るか考えなければなりません。私一人が麦を作っているので、周辺すべてのスズメが大群でやってきます。スズメの餌場と化しています。今後、麦を作るのを止めるかどうか考えなければなりません。がっかりです。

 熟す前のオートミール    網で穂全体を覆う    網でぐるぐる巻き
  

コメント (1)
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