東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しい我家の田植え! (極小1坪田んぼ)

2021年06月01日 | 稲:田植え,草取り

 今年、我家の畑に極小1坪ほどの田んぼを作りました。作った理由は、わら細工用の稲わらを作るためです。先日田布施町伝統のわら細工民具「ほぼろ(稲わら製の籠)」を試作したのですが、すべていただいた稲わらで作りました。せめてわら細工を試作できる程度の稲わらを自給したいです。10年ほど前まで東京で田んぼ体験用に稲作をしていましたので、田植えや稲刈りなどはお手の物です。今回、ずぶずぶと極小田んぼに入って田植えしました。3行 x 8列 =24株です。植えた苗は先日苗箱に種まきしたものです。品種はコシヒカリです。背が高いためわら細工に使えます。この秋、わら細工に使える稲わらを収穫できるでしょうか。

          ずぶずぶと極小田んぼに入って田植え


 ところで、4月に極小田んぼを作ってから1ヶ月位しか経っていないにも関わらず、いろんな小動物が住み着くようになりました。一番最初に住み着いたのはアメンボでした。その後、ミズスマシが来てくるくる回るようになり、カエルも跳び込むようになりました。何と今ではオタマジャクシが泳いでいます。どうやってカエルはこの田んぼを見つけて、卵を産んでのでしょうか。

 大きくなった稲の苗     稲の苗を左手に     右手で苗を移植
  

 田んぼと違って水が流れていません。そのため、肥料をどう与えればよいか分かりません。落葉を入れるか、麦やわらなどを裁断して水に放り込もうと思います。水の中で分解して肥料になるのではないでしょうか。それでも稲の生育が遅ければ、堆肥か化成肥料を少し入れてみようと思います。このような極小田んぼは一種の水槽です。いろいろ工夫しながら稲を育ててみようと思います。

       田植え後の稲、ちゃんと生育してくれるでしょうか

コメント
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