東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

冬越ししたヘナを畑に植え付け

2021年06月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年栽培したヘナ、とにかく寒さに弱いです。日本の冬は温室内でしか越冬できません。秋に鉢に植え替えたヘナですが、一鉢は寒さで枯れてしまいました。寒い日本では花が咲かないようで、当然ながら種もできません。仕方がないため挿し木で増やしています。また、アブラムシやカメムシなどの害虫が付きやすいです。今だに育て方がよく分からないヘナです。

          今年越冬したヘナを外の畑に植え替え


 ヘナは主に髪を染めるために使われています。また、肌も染めることができます。当然ながら動物性繊維も染めることができます。ただし、ヘナをどのように加工して染料にするか分かりません。去年、試しに葉を乾燥させて粉にして、その粉を水に溶かして肌や布に付けました。すると、肌も布(羊毛と絹だけ)も茶色に染まりました。染まるのですが、濃く染める方法が分かりません。今年は、羊毛を紡いだ毛糸一巻をヘナで染めてみたいと思います。

    越冬した鉢植えのヘナ          鉢からヘナを抜く
 

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