東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

耕運機のロータリー刃を交換

2021年06月11日 | 農機具,工具

 5年前に耕運機のロータリー刃を交換しました。その刃が摩耗して使えなくなりました。そのため、新しい刃を注文して5年ぶりに刃を交換しました。しかしながら、交換作業は大変でした。最初の難関は、ロータリーを耕運機から外す作業でした。ロータリー軸とロータリーを固定しているピンが錆や泥などで固着しているのです。ピン止めは取り外すことができましたが、ピンがなかなか抜けません。叩いたり、こじったり、ペンチで挟んだりして少しずつ抜きました。やっとの思いでピンを抜くと、今度はローター軸からロータリーが抜けません。やはり、叩いたり、ねじったり、揺らしたりしながら少しずつ抜きました。やっとの思いでロータリーを抜いた後、摩耗した刃18本を取り外し、新しい刃18本を取り付けました。

        耕運機からロータリーを外した後、新品の刃に交換


 そもそも刃を交換することになったきっかけは、最近耕運機を使っても土が掘り起こせなくなったことです。刃は畑に食い込むにも関わらず、土を反転できないのです。刃を見ると、摩耗して刃先が細くなっているではありませんか。これは刃を交換するしかありません。さっそく、刃を注文するために農機具店に行きました。すると、正規品の刃はとても高価でした。そのため、非正規品の刃を注文しました。刃1枚は安くても、18本の刃を一度に交換しなければなりません。それなりの出費となりました。さらなる出費を抑えるため、自分ですべての刃を交換することにしました。

 A:新品,B:交換,C;5年前   摩耗した刃の取り外し    新品刃に全交換
  

 新品の刃に交換したロータリー2個を耕運機に取り付ける前に、ピンとピン止めの錆や泥を取り除いて磨きました。そして、ピンとピン止めに油を塗布しました。そのピンとピン止めを使ってロータリー2個を耕運機に固定しました。エンジンをかけて試しに畑を耕運すると、生き返ったように土を掘って反転しました。これでまた、効率よく畑の耕運作業ができるようになりました。よかった、よかった!

    磨いたピンとピン止め      ロータリーを取り付け終わった耕運機
 

コメント
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