東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 柳北方面 史跡巡り下見ウォーキング(2/2)

2021年06月19日 | 歴史探訪他ウォーキング

 フラワーランドの南側を通って良照寺跡に行きました。実は、この良照寺を何年も前から探していました。防陽八十八箇所霊場において、余田の福楽寺の次が八十六箇所札所の良照寺です。廃寺となっていたため、探しても分からないはずです。これまで土穂石付近を探していました。ところが、フラワーランで近くにあることが数ヵ月前に分かりました。これで防陽八十八箇所霊場の約3/4位が分かりました。今後は光市にあるはずの残りの霊場を探さなければなりません。この防陽霊場は江戸時代に始まり明治時代頃にすたれました。2日か3日かけて巡礼する霊場でした。いつか歩いてみたいものです。

          柳井市街を見渡せる弥山寺を訪れる


 良照寺跡を確認すると、周辺の史跡をあちこち回りました。ところで、警官が歩いていたりパトカーが走っているのに出会いました。イノシシが出たとのことでした。次に、フラワーランド北から柳北小学校に向かいました。柳北小学校に着く手前で、山裾の大師堂に向かいました。大師堂前に黒杭ダムから流れている水路があります。この水路は、4月に水が流されて冬に水が止まるとのことです。ところで、大師堂を見学していて地元の古老のお話を聞くことができました。この大師堂は、江戸時代に赤痢などの病気が流行った時に亡くなった方々を弔うために建てられたそうです。数百体はあろうかと思われるお地蔵様は亡くなった人を表しているのではとのことでした。

   廃寺の良照寺跡     大師堂を訪れる     大師堂前で昼食
  

 大師堂に着いた頃にお昼となりました。古老に勧められて、大師堂前の水路に腰をかけて昼食休憩をとりました。小高いこの場所は、馬皿地区を見下ろすことができる眺めが良い場所です。大師堂を出ると柳北小学校横を通りました。そして、柳井川から見つかったと言われるお地蔵様を見ました。その後、ひたすら柳井川左岸の道を河口に向かって歩きました。

      小さな稲荷神社          小高い弥山寺に到着
 

 柳井川の左岸をしばらく歩くと柳井中学校が見えてきました。ここで、道を左に曲がりました。その左への道を真っすぐ行くと柳井の中心街に着きます。中心街に行く手前で稲荷神社に寄り、続いて弥山寺に向かいました。柳井市街を見下ろすことができる小高い場所にあるお寺です。鳥居があるため、神仏混合社ではないかと思われます。眺めが良い柳井市街を見下ろした後、出発地点に戻りました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。次は本番史跡巡りウォーキングです。今回とほぼ同じコースを歩きます。

           柳井市柳北方面の史跡巡り下見コース

コメント
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