東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 JR島田駅~JR岩田駅史跡巡りウォーキングの再下見

2019年09月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 前回の下見ウォーキングは猛暑だったこともあり、全ての神社仏閣などの史跡を回ることができませんでした。また、全てを回っていると、とても時間がかかることも分かってきました。そのため今回、下見ウォーキングでは行けなかった史跡をバイクで全て巡ってみました。最初に行ったのは人丸神社でした。山の上の方にあることが分かっていましたが、道に迷ってしまいました。そのため、草刈りをしている方に聞いてみました。すると、いろいろなことが分かってきました。その人丸神社の場所、その云われ、そして人丸神社への途中にお大師様があることなどです。

         山の中腹にあった、屋根が壊れかけた人丸神社


 人丸神社の言われは、とても興味があるお話でした。江戸時代に子供達が次々に亡くなることがあり、困った村人が島根県の益田にある人丸神社に参拝したそうです。その時に、分神をいただいて来て、この地に人丸神社を建てたとか。人丸とは柿本人麻呂のことで、下級官僚だった彼は石見国(島根県)で亡くなりました。人麻呂が人丸になまったようです。人丸神社を建てたおかげか、子供達が亡くなることが無くなったそうです。当時は飢饉が頻発していた時代です。栄養が不足がちな小さな子供達が一番犠牲になっていたのでしょう。この周辺は今、人家が絶えて残った2軒が人丸神社を管理していたそうです。今後の管理はもう無理とのことでした。ちなみに、田布施町麻里府上組にある人丸社(人丸神社)は管理する家が絶えています。いつ崩れてもおかしくありません。

  お大師様のお堂      人丸神社への山道     冠念寺上の大日堂
  

 続いて、下見では場所が分からなかった教西寺の場所を確認しました。コースを短縮するとなると、この教西寺でお昼休憩をしたいところです。そのため、再度教西寺を訪問して、お昼休憩とトイレ休憩の了解をいただく必要があります。ただ、本番ウォーキングまで時間がないことと、今後は毎日仕事のため訪問する時間がないのが悩みです。続いて、大日堂に向かいました。

   大日堂と坂続きの冠念寺        森に囲まれた岩戸八幡宮
 

 大日堂は山深い場所にあり車では行けません。人が1人通れる斜面をバイクでかけ登りました。すると、目の前に大日堂が見えてきました。大日堂へは階段下の冠念寺からも行けるようです。大日堂は冠念寺が管理しているのではないでしょうか。冠念寺側から降りると、岩戸八幡宮側に出ることが分かりました。本番ウォーキングでは、大日堂~冠念寺~岩戸八幡宮の順に歩くと効率的に歩くことができそうです。
 一通り再下見をしましたが、本番ウォーキングの一番のポイントは教西寺です。教西寺でお昼休憩とトイレ休憩が取れれば、下図のAを通ることができコースを大幅に短縮することができます。その場合、難波家屋敷,立野神社,正義霊社を巡りません。

       再度下見をしたJR島田駅~JR岩田駅コース

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