東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ようやく今年初めて、綿(灰色綿)を収穫

2019年09月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年は8月末には最初の綿を収穫しました。しかし、今年は猛烈に暑かったためか、世話がおろそかだったためか、あるいは肥料が少なかったのか、綿の収穫が遅れています。昨日、初めて綿を収穫しました。この綿は去年Eさんにいただいた毛色が灰色の綿です。なお、多く栽培している和綿と洋綿(バルバゼンセ)はまだ収穫できません。ただ、どの綿もそのうち次々に実が割れ始めると思います。そして、収穫がピークになるのは10月ではないかと思います。綿の種類が多いので、それぞれ専用の箱を用意しようと思います。綿が収穫できるようになれば、綿繰り,カーディング,そして糸紡ぎにかける時間が増えそうです。

         今年になって初めて収穫した綿(毛が灰色の品種)


 ところで、初収穫した毛色が灰色の綿ですが、ほぐしてみると毛がとても短いことが分かりました。毛色が茶色の綿も綿毛が短いのですが、さらに短いように思います。その毛の長さは、ざっと見て犬猫の毛位なのです。それはつまり、糸紡ぎが難しい綿であることを示します。この灰色綿は野生に近いのか、品種改良途上だった綿なのかも知れません。時間が空いた時に、糸に紡いで確かめようと思います。

    畑で摘まんだ灰色綿          ほぐすと短い綿毛
 

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