東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町小年少児発明クラブ チャレンジ創造コンテスト作品の工作支援

2019年08月29日 | イベント,行事

 先日から夏恒例のチャレンジ創造コンテスト作品の工作支援をしています。今年は希望者が多く、6チーム編成で支援者も大忙しです。去年までは1指導者/1チームの編成をとることができましたが、今年は複数支援者/6チーム編成にするしかありませんでした。私は、一番工作が遅れており、かつチームワークがとれていないチームの支援をすることにしました。男の子3人のチームですが、ちょっとした取り合いやけんか、壊したり泣いたりで、その対応で目が回っています。やれやれです。現代の子供達の育ち方の一端を見たような気がしました。コンテスト(8月31日)まで作品ができるかどうか、毎日気が抜けません。

  3人と保護者が仲良くチャレンジ創造コンテスト作品を制作するチーム


 ざっと子供達を俯瞰すると、女の子だけの2チームは静かに楽しく作品を作っています。作品の特長は、工夫やからくりではなくファンタジーの世界を思わせる作品が多いように思います。工作と言うよりも美術に近いように思います。対して、男の子だけのチームは形がユニークなものが多いように思います。ただし、場当たり的で毎日のように形が変わります。いつ完成するのか不安です。保護者が支援者として入っているチームはさすがに完成度が高いように思います。

 いつ完成するのかな?   動力車がもうすぐ完成   でっかい車輪の制作
  

 自由で自主的な集団遊びの機会や経験が少ないからでしょうか、小学生はチームワークが不得意のようです。男の子は特に、俺が!俺が!的な自己中心的な子が少なくありません。譲り合い,忖度,いたわり,自発性、思いやりなどが未熟です。今の子供達は、何一つ不自由しない生活、兄弟間の葛藤を知らない生活、群れて遊ぶことを知らない生活、危険を知らない生活、時間単位で管理されている生活など、私には子供達が何かしら窮屈に育っているように思います。そのため、昔と比べて大人になるための経験値や環境が劣っているのではないかと思えます。・・・・子供達の将来を、さらには日本の将来を危惧しています。

   山車の上に載せる飾りを制作      山車に載せた楽しい世界
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする