東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ、玉巻き作業ほか

2019年08月13日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 土曜日に8月初めの田布施コットンクラブをしました。私は整経台を使って、主に織物の経糸を作りました。整経台では今のところ一度に32本程度の経糸しかできません。目標の数百本にはまだまだ足りません。焦らずのんびりと経糸作りをしています。一方で、会が始まる直前にKさんがインドから輸入した自家製紡ぎ糸を持ってきました。そして、玉巻き器などの用具も持ってきました。kさんは用事があるため、今回は会には参加できません。私とTさんが、それらのおよその使い方を事前にKさんに教わりました。他のみなさんは、その紡ぎ糸の玉巻きの方法をTさんから教わり作業をしました。インドでは、紡がれた糸は8の字に巻かれています。それを解きながら玉巻き器に巻いていきました。

      玉巻き器で巻かれた紫と灰色の紡ぎ糸、mではなくgで購入


 ところで、人が紡いだ糸のためでしょうか、玉巻きをしていると時々糸が切れることがありました。そんな時、たまたま私が知っていたはた結びで切れた糸を結びました。はた結びは結び目が小さいため織物や裁縫時によく使われる結びかたです。今回は一台の玉巻き器を使いましたが、私も持っていますので、次回はKさんと私の二台で玉巻きをすれば早く巻き取れると思います。なお、実際に玉巻きをしていると、8の字に巻かれた糸がもつれることかあります。そのために、二人のペア(巻く人、紡ぎ糸を解く人)で作業すると良いようです。

 玉巻きを教えるTさん    インドから来た紡ぎ糸    使った玉巻き器
  

 2時間程度作業すると、いつものように休憩タイムです。私は、八ヶ岳の赤岳に登った時のお土産を持ってきました。そして、Mさんが持ってきた赤しそジュースなどの飲物です。他にもお菓子あり。とても美味しかったです。かれこれ30分位談笑したでしょうか、その後作業を再開し、16時過ぎに終わりました。次回は今回に引き続いて紡ぎ糸の玉巻き作業と、簡単な藍の生葉染めをしようかと思っています。

   経糸を作るための整経台        これから楽しい休憩タイム
 

コメント
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