東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町馬島の史跡巡りウォーキング(3/5)

2018年05月31日 | 歴史探訪他ウォーキング

馬島の史跡巡りウォーキング箇所(クリックしてください)
 1.馬島八幡宮他  2.要害山で観望   3.要害山で休憩
 4.八重石海岸他  5.刎島、カブトガニ他  

 要害山の頂上でお昼休憩にしました。各人好きな場所に陣取って、シートを広げて昼食を取りました。日が当たってやや暑かったのですが、私は広場にシートを広げました。そして、近くにいる方々と談笑しながら休憩しました。

        昼食休憩後、梶取岬方面をバックに写真撮影


 ところで江戸時代、朝鮮通信使が来航した時に要害山は狼煙台として使われたそうです。伊保木の大平山から昇った煙を受け継いで、佐合島の狼煙台に繋いだとのこと。そして、佐合島から上関に繋いだそうです。狼煙は前近代的で、通信方式としては遅いように思います。しかし、結構早く伝わるのです。

  木陰で昼食休憩      日向で昼食休憩     日陰の長椅子で休憩
  

 何かの本で読んだのですが、馬を使った通信(早馬)よりはるかに速いとか。狼煙台は数kmごとに設置されています。前の狼煙台の煙を見て、次の狼煙台に受け渡します。その通信速度は音速に近かったそうです。例えば田布施と柳井の距離は約8kmです。音速で24秒かかります。柳井で上がった狼煙を田布施側で確認すると、24秒程度で十分に狼煙を上げることができます。なお、狼煙をすぐに上げることができるように常に火の準備をしておくことは絶対です。

    長椅子の後ろの木陰で休憩        絶景を眺めながら休憩
 

 ちなみに、大阪の相場が1時間位後には博多に届いたそうです。天気次第ですので、天気が悪い日には届きません。相場のような単純な上げ下げは狼煙で、詳細な文章は早馬で送ったようです。昼食休憩が終わると、次の目的地であるのんびらんどうましまに向かいました。元来た山道を降りて向かいました。

  要害山の山道を降りる   ため池跡傍を通る     のんびらんどうましま
  

コメント
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