東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

伊勢,熊野古道,高野山,明日香の史跡を楽しく散策 (9/18)3日目

2018年05月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 熊野那智大社や那智の滝を出ると、十津川村方面に向かいました。新宮市を河口とした熊野川を上流へと車を走らせました。最初熊野川の両側には小さな村が点々としていましたが、谷が深くなるにつれて村が見えなくなりました。そして、荒々しい川の様相を見せ始めました。熊野川の道筋にある熊野川物産販売店の「かあちゃんの店」でお昼休憩を取りました。

       熊野古道発心門王子を歩き始めてすぐ、杉木立の間を歩く


 熊野川物産販売店の駐車場前に数年前の洪水被害の碑が建っていました。その碑には洪水時の水位が示されていました。熊野川物産販売店の対岸を見ると、その被害の様子が今でも分かります。川べりの木々が倒れたり禿地になっているのです。ニュースにその洪水被害の様子が何度も放送されていたのを覚えています。当時陸の孤島になった村がたくさんあったように覚えています。

   熊野川物産販売店で昼食休憩       熊野古道行きバスを待つ
 

 さて、昼食休憩が終わると熊野本宮大社に向かいました。熊野本宮大社に着くと、近くの駐車場に車を停めてバス停に行きました。バスが来るまで少し時間があったため、傍の博物館で熊野古道の歴史展示を見学しました。バスが到着する時間が来るとバス停に戻りました。そして、発心門王子行きのバスを待ちました。

 バスで発心門王子へ     発心門王子に到着    熊野古道ウォーク開始
  

 バスが到着すると、バスは曲がりくねりながら山道を登り始めました。30分位バスに揺られたでしょうか、熊野古道スタート地点の発心門王子に到着しました。靴の紐を結び直して、熊野古道ウォークの開始です。古道と呼ばれるくらいなので、寂しい山道かと思っていましたが違いました。歩き始めは舗装された道でした。

   次の水呑王子まで0.8km                      地元の方の無人販売店 

 発心門王子からの歩き始めは、のんびりとした里山歩きでした。道端に安置された祠や無人販売店などを見ながらのんびりと歩きました。今回はすべての道が緩い下り坂ですので楽々に歩くことができました。世界遺産熊野古道が世界で知れ渡っているのでしょう、欧米から来た女子会の方々や母娘達が仲良く歩いていました。彼女たちを追い抜いたり追いつかれながらの楽しいウォーキングの始まりです。

            那智の滝から熊野本宮大社に向かう道のり

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