東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施川沿い史跡巡りウォーキング8回シリーズ(その7)の下見

2013年11月16日 | 歴史探訪他ウォーキング



 田布施川沿い史跡巡り8回シリーズの7回目の下見に行きました。最初、終点まで車にバイクを載せて行き、終点で車からバイクに乗り変えて城南公会堂に行きました。バイクは城南公会堂に置かせてもらいました。
 バイクを置くと、すぐに城南公会堂から田布施川沿いに終点に向けて歩き始めました。田布施川に沿う石城山北側の田園地帯をのんびりと歩きました。途中トイレの場所を確保するなどしながら、10Kmほどの道のりを下見しました。

      助手席に乗せたバイク         ウォーキングメーターを回しながら歩
 

 歩いたコースは8月の事前調査時と同じです。このため、迷わずすいすい歩くことができました。今回は歩きながら、見どころはないか,お地蔵様のようなものがないか,不思議なものはないかなどを意識しながら歩きました。

           大豆を収穫しているコンバインは、農事組合のコンバインとのこと
             向こうの尖った山は、田布施町と光の境界の呉麓山


 光市に入り田布施川沿いに歩いていると、夏に緑の大豆畑だった田んぼでコンバインが収穫をしていました。大豆を見ると、茶色に大豆が実っていました。聞くと、光市の農事組合で購入したコンバインとのことでした。収穫から、脱豆まで一貫して作業できる機械のようです。アメリカでこのコンバインの何倍も大きなものが収穫しているビデオを見たことがあります。

    トイレをお借りできた石城苑       傍を田布施川が流れる大和中学校
 

 コンバインをしばらく眺めた後、再び歩き始めました。ところで、この付近は田園地帯のため公共のトイレが全くありません。そこで、地元の方に聞いた石城苑を訪ねました。そして、施設長さんにお会いして事情を説明しました。すると快く、ウォーキング当日におトイレをお借りすることを了承していただきました。ありがとうございました。
 ウォーキングを企画して一番困ることはトイレです。今回のように施設を尋ねてお願いしたり、施設すら無いときは般若寺ウォーキングの時のように民家のトレイを拝借することがあります。

       水の出口が一つの堰堤              出口が三つの堰堤
 

 田布施川下流の田布施町や平生町には、川をせき止める堰堤はそう多くありません。しかし、光市側に行くと、堰堤がたくさんあります。その堰堤を一つ一つ見ると、いろいろな形があります。滝のように水が落ちる堰堤、水の流れが一つの堰堤や三つの堰堤などです。堰堤を流れ落ちる水を見ていると心が和みます。

                  光市塩田付近を静かに流れる田布施川


 下見も後半になると、石城山の北側の山麓を見ながら歩きます。先日の石城山ウォーキングで山頂を楽しく歩いた事を思い出しながら歩きました。山頂の鉄塔が3本、良く見えました。さらにしばらく歩いていると、塩田小学校に出ました。

       石城山の北山麓                     立派な塩田小学校
 

 塩田小学校からは舗装道路の歩道をひたすら歩きました。幅の広い歩道ですので、車に気を遣う必要がありません。この付近で田園は終わりです。山に囲まれた舗装道路をひたすら峠に向かって歩きました。小学校から2Km位歩くと終点です。

             幅が広い歩きやすい歩道を、のんびりと峠に向かって歩く


 山あいを抜ける広い歩道を歩くと佐田上に到着しました。そこで田布施川とお別れです。この上流にある源流は、田布施川沿い史跡巡りウォーキング最後の第8回目で出会います。佐田上はバスの終点でもあります。1日に6便ほどのバスが通っています。今回、第4便のバスに出会いました。
 佐田上では、赤黄の鶏頭で飾られたお地蔵様が印象的でした。ここから300m位歩いて、大波野との境界である終点の峠に着きました。ウォーキングメーターの値は、なんと10Kmジャスト+1mでした。11:05に城南公民館を出発して、到着時刻は13:40でした。来週24日本番では、みなさんと景色を楽しみながらのんびりとウォーキングするためもう少し時間がかかると思います。
 終点に停めていた車に乗って、城南公民館に戻りました。そして、置いてあったバイクを車に乗せて我家に帰りました。自分ながら、お疲れ様でした。

   赤黄の鶏頭に飾られたお地蔵様       峠の終点(大波野の北端)に到着
                                   左に行くと小行司

 

 今回下見したルートは、石城山を囲むように、西から北に,そして東に歩きました。高低差がほとんどない静かな農道や畦道ばかりを歩きました。見晴らしが良い道ばかりですので、天気が良ければさわやかにウォーキングすることができると思います。そして、上流に向かうごとに田布施川がだんだん細くなるのが分かります。そして、平生や田布施では見ることができないいろいろな形の堰堤に出会い、その水の流れに癒されます。

                石城山の北側を回り込んで歩く、のんびりとした田園コース

コメント (2)
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