さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

66 2007.10.06 長州ファイブ (目黒シネマ)

2007-10-07 01:35:58 | 映画日記2007
幕末の若者がロンドン留学すると言う実話を元にした映画。

井上肇、遠藤謹助、山尾庸三、井上勝、伊藤博文と言う長州藩の若手5人衆が国策に逆らい藩の計らいでロンドンへと留学する。が、藩の反乱や病気などで、3人が日本に戻り、2人が5年の留学期間を全うして日本に帰国し、鉄道の観点、船舶の観点で活躍していくと言うもの。で、文字通り伊藤博文は初代内閣総理大臣となるわけだが、その幕末の世の中をどう変えるかを背負った若者をうまく描いている。

正直、はまった。歴史は好きではないが、こんな感じにドラマチックに描かれると見る側はどんどんはまっていく。

劇中、

「技術者こそ、真の改革者だ」

といわれたシーンはグッと来た。技術を選択した自分自身に投げかけてくれた名言のように聞こえた。

ラストは、それぞれの進路を紹介して終わったが、それぞれの思いが上手く開花したと言う感じでそのときの開国した日本の事情をうまく表現していた。

見ておきたい一作だな。

さんちゃん評価:5点(場面場面のフェードアウトは気になるが・・・合格!)

65 2007.10.06 プルコギ (目黒シネマ)

2007-10-07 01:19:51 | 映画日記2007
焼肉バトルムービ。
松田龍平主演のコメディタッチの作品。

生き別れた韓国の幼い兄弟が、年月を経て焼肉を題材とした日本のテレビ番組でバトルを繰り広げると言う、なんとも感動のしようもない映画だ。
どう考えても、韓国の幼い兄弟がその後に日本にやってきてペラペラの日本語が喋れる位に生活しているとは思えない。ムチャクチャだ。でも、そんなことどうでもいいと思うくらい、楽しく進んでいく。

何がともあれ、キャストが面白い。松田龍平にARATAと言うコンビ。加えて田口トモロヲのなんともいえないキャラが笑いを導いている。
が、この作品の山田優が思いっきりかわいい。ちょうど人気が出てきてブレイクする寸前ではないかな?今の毒つく感じも弱くて心地いい。
そしてガッカリだったのは前田愛だ。バカバカなアイドル役で・・・まあ、仕方ないけど、彼女らしい姿は見ることができない。
とは言え、田村高廣の遺作になってしまった・・・。残念である。ご冥福をお祈りしたい(合掌)

まあ、映画として「?」かもしれないが、見ていて楽しいのでいいのかなと思った。「UDON」を見るくらいなら絶対コッチの方がいいな。

さんちゃん評価:3点(山田優がカワイイー。思いっきりカワイイー)