「自転車のまち宇都宮」なのだ。
2010年に、そう宣言している。
実際に、駅前の『宮サイクルステーション』でミニベロを借りて走ってみて、よくわかった。
道路は広いし、アップダウンが少ないし、とっても走りやすい。同じく「自転車のまち茅ヶ崎」を目指しているという茅ヶ崎市と比べたら、10倍、いや20倍走りやすいと実感(笑)。
それに、何が走りやすいって、「自転車のまち宇都宮」と宣言しているのに、あまり自転車が走っていないところ(笑)。やっぱり北関東は自動車社会だからか。栃木市や佐野も、そうだったな。
そんなすてきな町を、そして炎天下ひとり自転車をこいで走り回ったのである。
ビルの建ち並ぶJRと東武それぞれの駅周辺を少し離れると、一気に空が大きく開けて気持ちがいい。
車道に自転車ゾーンが設けられていたりするけど、脇の歩道だってとても広くて、おまけに人も自転車もあまり見かけないものだから、どこでもスイスイなのだ(もちろん改正道交法は遵守)。
例えば、魅力的な建物を見つけてブレーキをかけ、ヒョイと自転車を停めても邪魔にならないからうれしい。
さすがに県庁所在地なので街並みがかなり広がっているから、ここはまち歩きよりも、ポタリングがぴったりだ。
その素晴らしさに、住民のみなさん自身が実は気づいていないのではないか、「自転車のまち」と宣言しておきながら何のことやらと思っている市民がほとんどなんじゃないかと、勝手に心配しつつ僕は自転車を返却するのであった。
ときどき現れる自転車レーン。でも、障害物が・・・
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