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実にタイミングよくお店に入れたのだろう、待つことなく着席できて、しかも数分でそれは目の前に現れたのである。
先日出掛けた宇都宮にある『石田屋』は、焼きそば専門店。「野菜」がデフォルトで「玉子」「ハム」「肉」と、トッピングを指定するシステムだ。
僕が頼んだのは「野菜・玉子・ハム」で550円也。
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玉子は半熟ではなくほとんど固まった状態。ハムは火を通していないカンジ。
そのアバウトさに比べ、なんだろキャベツの炒め加減が実に絶妙なのだ。シンもほぼ気にならず、どこを噛んでもうまいうまい。そして、麺もときどきカリカリと焼けすぎが混ざっていて、これが香ばしく効果的だ。
何の変哲もない焼きそばのようにみえるけど、ひっきりなしにお持ち帰りの予約の電話が入るのもうなづけるというもの。しかも、とびきり安いというわけでもないのに。
こういうお店が近所にあったら、価格云々ではなく、もう当たり前のように頼んでしまうものだよね。
翌日、自転車でこの店の前を通ったら、やっぱり店の前で待ってる人がたくさんいた。
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