湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

湘南の季節

2010-08-15 17:27:09 | 湘南ベルマーレ


サッカー…昨夜の神戸戦は惜しいスコアレスドロー。
フットサル…本日の名古屋戦は7:2で敗戦とのこと。

そして、ビーチバレーは…
尾崎・金田ペアは準決勝で浅草ペアに敗れるも、朝日・白鳥ペアは見事優勝!

朝日・白鳥ペアで5連覇、白鳥選手単独ではなんと9連覇!
なのに、用事があって今日はこの目で見届けることができなかった。2002年からの連続観戦記録は、8で途切れてしまった(笑)。

あちこち気にしながらの週末だったが、これも湘南ベルマーレが好きだからこそ。応援していてよかったと思う瞬間である。
写真は、湘南ひらつかビーチパークで。ちなみにベルマーレは、ここの指定管理者でもある。


昨年のビーチバレージャパンの様子はこちら

センチメンタル各駅停車

2010-08-14 13:29:59 | 湘南ライナーで読む


レコード(CD)の“ジャケ買い”というのがあるが、
これはもうまるっきり“タイトル買い”である。

『センチメンタル急行』(泰文堂刊 571円+税)

そのタイトルの下には「あの日に帰る、旅情短篇集」の文字が添えられている。
さらに、表紙の2/3を占める帯には雪が積もる寂れた駅の夜空に、白抜きの文字で「あなたの帰りたいあの頃はいつですか?」とある。
う~ん、ちょっとソソられるぞ。出版社の企画に完全にハマッて、中身も開かずに買ってしまったのだ。おじさんは、こういうのに弱い(笑)。

そのタイトルからイメージできる通りのせつない話が10編。現在と過去、人と人とを結ぶ役割を、鉄道が果たしている。いつか、どこかで乗ったような、そして見たような風景が車窓を走る。
それぞれよくできているのだが、ほとんどが人の死に端を発した物語で、そりゃセンチメンタルにもなるよなというのが感想。残念ながら、泣けるシーンもなかった(個人的な感想です)。
本当はどれも素敵な作品だったのかもしれない。ただ、それ以上にタイトルと装丁がうますぎて、中身の印象が薄くなってしまった、そんな一冊だった。

帯と同じ体裁で、三日月形のしおりが挟まれているニクい演出。ただ、実際にはとても使いづらい(笑)。

おっさん二人オムライス

2010-08-13 20:16:30 | B食の道


「熱海10時発に乗る」
おっさん二人旅の友人から電話あり。
平塚駅で待ち合わせて、先日見つけた『八重咲アパートメントカフェ』へ案内。ランチの「オムライス」(サラダとドリンクが付いて980円)を食べながら「おっさん一人旅」を聞く(笑)。

横浜の新山下の自宅を出たのが一昨日。横に広い神奈川県を横断、246を東に向かい丹沢湖を経て大雄山で一泊。翌日はひたすら南下し、小田原、湯河原から目的地の熱海には午前中に到着したという。ここで街歩きを楽しみ、今朝発ったという。
行程ではかなりアップダウンがあり、そのたびに「人生に重ね合わせながらペダルをこいだ」らしい(笑)。ジジくせぇなあとは思ったが、「アップダウンがない道が続くと、今度は平凡な毎日みたいで飽きてくる」とは、けだし名言!
ただ、今回は平坦な道も激しい雨風にも見舞われてしまい、飽きているヒマもなかったようだが(笑)。

さて、オムライス。
トマトライスを卵で包むのではなく、最後に和える(とじる)スタイルだ。それでも、ちゃんと卵が主張しているので「おぉ、やっぱりこれはオムライス!」と感じることができる。
おまけに溶けたチーズがご飯粒をつないでいて、その触感も楽しい。
単にゆっくりくつろげたり読書できるだけでなく、おいしいものをしっかり味わえるカフェだった。

過去のオムライスはこちら
甘辛亭(佐倉)
センターグリル(野毛)
味の店 後楽(後楽園)
大阪中央公会堂 中之島倶楽部(中之島)
洋食 一新亭(蔵前)
和風レストランしみず(山北町)
パシフィックデリ(茅ヶ崎)
たいめいけん(日本橋)
ビストロ イチロウ(平塚)
玉屋食堂(県立体育センター内)(善行)
横浜市役所第三食堂(レストランかをり)(関内)

タマゴinタマネギ

2010-08-12 18:16:17 | 湘南夕日食堂


久々にハンバーガーである。
ということは、昨晩のおかずはハンバーグだったということ(笑)。しかも、ハンバーガーバンズ(第一パン)も手には入ったということで。

今日のポイントはトッピングのエッグ。
焼き肉のたれのテレビCMで見たアイデアを採用!タマネギの輪切りの一番外側を使い、その中で目玉焼きを作る。つまり、タマネギを型がわりにするわけですね。玉子とタマネギ、合いますねぇ。
レタス、パテ、チーズ、トマト、タマネギ玉子。今日も厚みは十分。これを大口を開けてパクリとやる幸せ。しかも家なので、口の周りや手をいくらベトベトにしても大丈夫。息子などは、今日もレタスを袋がわりにガブリとやっていた。

では、湘南夕日食堂特製オニオンエッグバーガーを横からどうぞ。



さて、先日またまた出ていました、ムック本。『別冊ライトニング 決定版!グルメバーガー大図鑑』(エイ出版社 950円+税)。新しいお店もたくさん。そうそうこのお店も載ってました。

過去のグルメバーガーはこちら


18時半ごろ、東南東の方向に虹が!

厚木で平塚を楽しむ

2010-08-11 20:33:42 | B食の道


妻と厚木インター近くのラブホ街へ。
20年ぶり位になるだろうか(笑)。
ただし向かったのは、その一角にポツリと佇む『魚市場食堂』である。

僕は日替わり定食の「ホタテフライとアジのたたき」。
ホタテは小振りなものの、アジは新鮮で山盛り。イカの入った酢の物の小鉢も付いて、850円とは驚きだ。

ところが、もっと驚いたのが妻が頼んだランチの「ウニ入りお刺身定食」だ。




小さいながらも、あのゲタと呼ばれる容器に載っていた。しかも、重なり合いながらたっぷりと。ゲタの側面に出所が書かれたラベルが貼られていて輸入ものだと判明したが、「味はかなりいい」とのレポート。
これで1100円とは素晴らしい。

以前、一人で訪れた時には、他に1組しかお客がいなかったが、今日はおじさんたちであふれかえっていた。すごい場所にあるが、みんなうまくてお得なお店をよく知っている。

ちなみに、この食堂は平塚の魚市場が経営しているという。それを味わいに、わざわざ平塚からやってくるオレたちって…。
男女でこの一帯から幹線道路に出るとき、他のクルマから「あいつらやってきたな」と思われる可能性があるところが少々マイナス材料(笑)。

「い・いやチガウんだ、生をたっぷりいただいてきただけなんだ~」
となぜか言い訳しながらハンドルを切らなければならないのである。

尚、16~19日は休業。また、本厚木のヨーカドーの近くにも系列店があるらしい。

昭和お好み中華食堂

2010-08-10 18:57:44 | B食の道


かつては西武や丸井、東急ハンズなどもあった藤沢駅周辺も、かなり様変わりした。
ところが、南口を出てすぐ左手のフジサワ名店ビルとお隣のダイアモンドビルだけは、今も相変わらず昭和の香りを放っている。中へ入ると驚きますよ!

今日は、その地下にある中華料理の『古久家』に行った。
中華ではあるが、懐かしいデパートのお好み食堂のような店内。ちょうどお昼時ということもあり、100近くありそうなテーブル席は、ほぼ埋まっているという盛況ぶりだ。

まず入口で食券を購入する。ただし自動券売機ではなく、おばちゃんから(笑)。これもお好み食堂スタイルですね。硬券ではないのが、ちょっと残念。

メニューの中心は、ラーメン系と焼きそば系。ご飯系は炒飯のみ。おつまみ系も餃子、焼売、春巻きなど決して多くはない。酢豚とか青椒肉絲といった一品料理系はきっぱりとないのだ。

2組ほど待って席へ案内された。次から次へとお客さんがやってくるが、ホール係のおばちゃんたちが手際よく案内し、配膳していく。この段取りが素晴らしい。1968年の創業以来、いまだに人気を保っている理由の一つに違いない。

そして、もちろん料理もうまかった。チャーハン(680円)は、色が薄くパラパラとして優しい味わいで僕好み。大盛りにしておけばよかったと後悔した。
付け合わせのザーサイが、またうまい。油で炒めたか和えたかで、なんともまろやかな味になっているのだ。

餃子(6個で290円)、春巻(2個で320円)も、間違いなく価格以上のおいしさ。妻が頼んだラーメン(520円)も平打ち麺で、スープはトロリ、初めて出会う感じだ。「でもヤミツキになりそう」という。
この麺だったら、焼きそばもうまそうだなと思っていたら、多くの人がその「焼きそば」(600円)を頼んでいた。次回はぜひ。

ん~、建物とあわせて、いつまでも残ってほしい昭和遺産である。


二年間の休暇

2010-08-09 20:37:10 | 湘南ライナーで読む


『二年間の休暇』を読んだ。

今の僕の毎日に重ね合わせる意味でね…
って、そうじゃない(笑)。

邦題は『十五少年漂流記』である。
訳者(石川湧)の「あとがき」によると、1888年にフランスで出たものを「日本で1896年に、森田思軒という人がイギリス訳から訳し、15少年漂流記と改題したため、その後、わが国ではその訳名が通用するようになりました」とある。

著者がつけたタイトルじゃなかったんだ!
驚いた。ま、たしかに『二年間の休暇』じゃ、まったく違う物語を思い浮かべちゃうもんね。子供だって飛びつかない(笑)。

それにしても、素晴らしいネーミングだ。

『十五少年漂流記』

この7文字だけで内容が想像できる。
15人の子供たちだけでのドキドキワクワクするような冒険の日々まで一気にイメージが広がっていく。
このネーミングを124年も前(明治29年)にやっていたとは!

そんなことに感心してしまったこの物語、やっぱりタイトルから想像できる内容そのままで面白かった。
ただ、最後のほうは悪人たちをピストルでバンバン撃ち殺しちゃうシーンなども出てきてビックリ。子供のころにダイジェスト的なものを読んでいるはずだけど、これは覚えていないし、想像をはるかに超えていた(笑)。

さて、著者のジュール・ヴェルヌといえば、あの鹿島建設のテレビCMが思い浮かぶ。
「人が想像できるものは、必ず人が実現できる」
すてきな言葉も残しています。

写真は『十五少女漂流記』。いや、ボディーボードでは漂流できないか(笑)。


今回読んだのは角川文庫(400円+税)。昭和33年初版で、これが88版!各出版社から出ているようだが、現代ではやや読みづらい表現もあった。それもまた、いい味かな。

不在に期待高まる

2010-08-08 17:54:27 | 湘南ベルマーレ


昨日の北野選手には仕事をしてもらえなかったけど、今日のバサジイ大分のゴレイロ青柳選手は働かせ過ぎちゃいました(笑)。

なにしろ第二PK4本をはじめ、いったい何本ゴールを止められたか。それどころか、逆にパントで直接ゴールをどストライクで決められる始末。
そのゴールを含め大分の4点は、湘南のパワープレー中だったのだから結果だけを見ればもったいない話ではある。
Fリーグ開幕戦は4-5で敗戦。

それにしても、ボラ選手のケガによる欠場は痛い。
「長いシーズンですから、当然、何らかのアクシデントでボラを欠く可能性もあるでしょう」とは、公式ガイドブックの小野監督のインタビュー記事。それが、いきなり開幕戦から現実となってしまったわけだ。
どうしても昨シーズンのボラ選手のイメージがあるので、あぁ今このチャンスにいたら…なんて歯ぎしりしてしまう(笑)。今日なんか案外あっさり勝てたんじゃないかと思ってしまう。

小野監督は言う。
「私はむしろボラがベンチにいる時間帯の出来がカギを握っていると思います」
確かにその通り。今日のゲームで改めて実感した。だからこそ、雑なプレイでピンチを招いて決められてしまったのはいただけない。
ただ、見せ場も多く迫力もあったことは事実。ボラ選手不在でこれだけやれるのだから、復帰したら!と考えるとかなり楽しみ。

さあ、みなさん、小田原アリーナへ!

今シーズンも何度も書くことになるのだろうか。
なぜみんな観に来ないかな? こんなに集中して楽しめるコンテンツなのにね。
スタンディングでコールし続けるコアなサポーターさえ、今日は40人ほどではなかったか。開幕戦だし、代々木なんだから百人単位でドカンとやっちゃっていいくらいなんだけどなぁ。

日本で唯一JとFのあるクラブなんだからね。


引きで見ると、これしかいません!「Fでは日本一」といわれているにしちゃぁ淋しい~!


センター開催の【サカ割】は、自由席当日券が通常2000円のところ、Jのベルマーレ指定試合の半券かベルマーレ12会員カード提示で当日券が1200円!
今日はキックオフ1時間前でカード提示は4人目でした(笑)。

日本一寒い闘い

2010-08-07 21:19:59 | 湘南ベルマーレ


今日、いちばん仕事をしなかったのは、間違いなく大宮GKの北野選手。
なにしろ枠の中にボールが飛んでこなかったのだからね(笑)。

湘南にしてみれば、北野選手を最後まで遊ばせてしまった攻撃に問題あり。このところよくなっていたことがワザワイしてか、かえって何がなんでも泥臭くいくという気持ちが薄れているようにも映った。

さて、今日でちょうどリーグ戦は折り返しだ。J1のレベルは、もうイヤというほど理解させてもらった(笑)。
(あってほしくないけど)今日のようなゲームがこの先もあるはず。それを前提に応援していく気構えが必要かもしれない。もともと打たれ強いから平気か(笑)。

おっと、そういえばもう一人、仕事をしなかった人がいたぞ。途中から出てきたと思ったら、すぐに引っ込んでしまった選手だ。
どんな状況で起用されたのか、プロならわかっているはずなのに。理由はどうあれ、僕たちの“仲間”にこういう選手がいることが悲しい。“信じ”て共に闘うことができなくなる。
無得点、3失点以上に、今日のゲームを凍らせたシーンだった。


確かに暑いけれど、スタンドは風もあったので助かりました。なかなか美しいスタジアムでしたね。

さあ、明日はF開幕。あえて前売りは買わずに、サカ割でいってみたいと思います。