湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

厚木の街をぶらり

2009-05-03 20:53:29 | お休み日和


「あの頃はこのへんじゃ、とうきゅうしかなかったからねぇ、毎日行ってたわよ~」
本厚木駅近くにあるお菓子の『千石』のお母さんが言う。メディアにも時々登場する、昔ながらの量り売りを続けているお菓子のお店だ。
20数年前、一番街にあった東急ストア厚木店で働いていたことを告げると驚いた顔をした。
「とうきゅうって言葉も久しぶりに聞いたワ、あったわよねぇ~」
とうきゅうも、長崎屋も、丸井もなくなっちゃった。
そのとうきゅうが入っていた羽根澤屋(丸に青のマーク)さんのビルも、その後は『パルコ2』になったが、今は5階建ての建物自体が解体され駐車場に変わってしまった。屋外駐車場だった所には、スーパーの『オーケー』が新設されているのだから皮肉なものだ。
周辺を歩いてみたが、よく行った定食屋さんや喫茶店、中華料理屋などもなくなっていた。懐かしいお店でランチをと思っていたが、叶わなかった。映画館もなくなってたなぁ。映画館の2階にあったカラオケパブにもよく行って絶唱したものだ(笑)。
社会人になって初めての街、花粉症を発症した街、たくさんの想い出が詰まった街、厚木はあまりにも変わってしまっていた。
ただ、千石だけは変わっていなかった。
「だって50年よ~、ウチは」
これからも、変わらずに。


そうか~、お会いしていたかもしれませんね。


お店の横には、お菓子のアキ缶が山積み。


ここに東急ストアがあった。その3Fがビルのオーナーである羽根澤屋さんのフロア。呉服と学生服を扱っていた。屋上の四角い看板の二面が東急ストアの親子マーク、二面が丸に青だった。


先輩に連れられて行った、とうきゅうのすぐウラのビリヤード場はまだあった!


こういったお店が現役です。なくなっちゃったら困りますよね。


こういったお店もね。


懐かしいナショナル坊やが描かれたシャッターですが…


仕方なく、帰りにウワサの『魚市場食堂』で、またまたアジフライ定食を。ボリュームもあって満足。ウワサの割には、先客一組。今日はみなさん高速でお出かけですかね。


お店は、インター近くのラブホ街のそば。道の向こうにラブホが見えてます。このあたりも懐かしい(笑)。

今日は時間ができたので、とりあえず自転車にまたがり相模川の土手を北上。結局、厚木まで。