湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

散チャリ本GO!

2008-11-19 23:15:49 | 湘南ライナーで読む


「ありえね~っ!」昨夜、本屋さんで叫びそうになった。

だって、こんな本が並んでいたんですよ。
『自転車で文京区界隈散歩』(中村雄著 イースト・プレス刊1700円+税)
しかも、ここでいう「自転車」は、流行りのではなく、ママチャリ!
「オレのために書いてくれたのかーっ」
思わず声に出しちゃいました(笑)。
とにかく素晴らしい本。文京区の主な道を、坂を、路地を、3年の歳月をかけてママチャリでくまなく走り回ったという労作である。
僕が昼休みに散チャリしたり、ランチしたところなんか、もうほとんど載っている。ちゃんと取材も行き届いていて“使える”ガイドブックにもなっているのだ。
「本郷には文明もあれば文化もある。人を好奇の森に誘い込み、知識欲を呼びさます」「坂には浪漫もあれば刺激もある。あるときは人をしみじみとさせ、あるときは気分を昂揚させる」
と、すっかり魅せられて、68歳のこの方、今では「文京区が趣味」だそうだ(笑)。
ん~、僕なんて、まだまだヒヨッコですね。
「ぜひ前カゴに本書を!」という一文に従って、本日の一枚とさせていただきました。

11/19(水)の湘南ライナー

2008-11-19 21:02:39 | 今晩の湘南ライナー車内
9時ちょうど。
乗車率は60%位。
車内の表示温度は18.7℃でした。

KIRIN『世界のキッチンから カラメル・ラテ』が、遂にセブンイレブンの棚からフェイスアウト!
ショックです。
会社の冷蔵庫にストックは1本。賞味期限は1月24日。
さて、いつ飲みましょうか。
おっと、目黒の東急ストアでの目撃情報も!

伊峡両得?

2008-11-18 21:52:48 | B食の道


夕飯は、神保町の知る人ぞ知る『伊峡』で。
元祖「半ちゃんラーメン」の『さぶちゃん』のさぶちゃんがかつて修行していたというお店。
その『さぶちゃん』から「半ちゃんラーメン」というメニューを逆輸入したといわれているお店だ(笑)。
暖簾の間から見える店内に、先客は一人だけのよう。
「いらっしゃい~」と言ったきり、お店の方ふたりはこちらを向いてじっとオーダーを待っている。メニューの在りかさえわからず、ちょっと焦ったが、頼むものはすでに決まっていた。

「炒飯とラーメンね!」。

「半ちゃんラーメン」じゃないところがいいでしょ。だって大好きな炒飯は、半分じゃ物足りないに決まっているのだ。僕の場合は「半ラー炒飯」がベストだから(笑)。
さて、僕の声を聞くと、それまで微動だにしなかった二人が同時に激しく動き出す。バッパッパッと息の合ったふたりの間合いが実に小気味いい。
ほんとにアッという間に出来上がり。
断ってから炒飯を撮り始めたら、続いてラーメンも「ハイよ」と目の前に現れる。
もっともネットにも記されているように、炒飯は“つくりおき”で、中華鍋で温めるだけ。そりゃ速いわけだ。しかも、かなり前につくりおいたようで、残念な歯応えとなっていた。まったく脂っこくない好みのタイプなだけに、つくりおきの一番しぼり?なら感動的だったに違いないことは想像に難くない(なんちゅう言い回し)。
一方、つくりおきのきかないラーメンは、黄色い細麺で縮れていないタイプ。こちらも普通においしい。
ただ、昔はみんなこうだった真っ赤な丸椅子が並んだカウンターで食べているという事実が、懐かしさというスパイスを効かせてくれて、味わいを30%増しにしてくれているのは確か。いつのまにかスープは飲み干してしまったよ(笑)。
ラーメン380円、炒飯480円(共に税込)という値段を考えれば、誰も文句は言えないだろう。
ただ、確か「960円ですね」と言われたような気がするんだよなぁ。計算違い?
いや、ベテランのおじさんが間違えるはずないしね。もしかしたら、全品50円値上げしたのかもしれないが、確認できず。
なにしろ、向こうのペースにすっかりはまってしまい、5分で平らげて出てきちゃったのだ(立ち食いか!)。
そして、メニューは最後まで見つからなかったからね(笑)。


おや、よく見ると表にメニューが出ていますね。値段のところの色が変わっている。この同じ建物の中、両隣が『天婦羅いもや』と『とんかついもや』ですね。もう暖簾は仕舞われていますが。
おっと、一番上の写真、右奥に懐かしいラジカセ。「湘南国際マラソン」の話題が流れていました。左奥には黒電話! つくづく昭和なお店です。

マクドナルドにラーメン

2008-11-17 22:20:39 | あんな話こんな話


最近マクドナルドに行ったことがないので知らなかったが、ラーメンや餃子も始めたんですね。
えっ?この先のお店だけなのかな?
だって、ほら例の赤い看板に書いてあるじゃん!
いずみ野駅方面から18号線を北上するたびに気になっていた。というか、つい笑っちゃうんだよな。たぶん、この建物にあるラーメン屋さんの“仕業”だろう。だからって、何かメリットがあるわけでもないのにね。そこが、楽しい。
ちなみに、Googleのストリートビューでも確認できます。確認してどーなる(笑)。

晩秋スケッチブック

2008-11-16 22:28:40 | 思い出日和


新しいdocomoのテレビCMで『アンサーハウス』のラストのコマ。
洋館の前に立ち、「いらっしゃい」と笑う山崎努氏。
これは、もう『早春スケッチブック』。1983年フジテレビで放映された山田太一氏原作・脚本のなかなか見ごたえのあるドラマを思い出さずにはいられない。
実家のある希望が丘が舞台だったこともあって、夢中で見た記憶がある。
なじみの商店街、公園、道路、相鉄線などが出てくるのはもちろん、なぜか場所や学校、信金も実名で登場するので、よけいに親近感が沸いてくるのだった。希望が丘の坂を上がっていくと、二俣川の西友に着いたりしてびっくりしたけど(笑)。
かなり重いテーマだったので視聴率も伸びなかったが、評価は高かった作品という位置づけではある。こんなドラマ、今じゃスポンサーが付かないかな?
今日は家族全員がオフだったので、その希望が丘へ。
夕方、雨の中、娘と散歩。希望が丘高校や南希望が丘中学校のあたりもまわってみた。25年も前だから家などは増えているけれど、どこを歩いていてもとにかく静かで、変わっているんだかいないんだかよくわからない。
いやいや、考えてみれば、あのドラマも静寂の中、ドラマチックに展開していくのだ。
そうか、だからこそここが選ばれたのかななんて、改めて思うのだった。



大磯ローカルバーガー

2008-11-15 18:14:21 | B食の道


久しぶりのハンバーガーですね。しかも、大磯で!
ネットで見つけたので、さっそく走りました。
『Be Snug』
「ビースナッグ」と読むそうですが、大磯なのでパッと見「ビーサン」かと思った(笑)。
「ハワイアンバーガー」のランチSセット(オニポテ)+ドリンクを頼むと、さっそくペタペタとパティを整形する音が聞こえてくる。他にお客さんがいなかったので、聞こえてくる音はすべて僕のためだ。ちょっと優越感に浸れる(笑)。
その音たちで作り上げられたハンバーガーが、目の前に現れた。
これまでの中で最高にブ厚いパイナップルの上にかけられた、これでもかというほどのマヨネーズ(たぶん)が圧巻。パティも大きく厚い。
好みからいえば、バンズにもっと柔らかさがほしいが、素朴といえば素朴。都会で食べる洗練した印象はないが、かわりにいかにもローカルっぽい味わいが嬉しい。ボリュームも満点。
しかも、食後にアイスが出てきてビックリ。
だったら、ジンジャエールじゃなく、コーヒーにすればよかった!
それにしても、店内は静かで、店員さんも放っておいてくれるのもありがたい。馬入でのトレーニングマッチが12時キックオフだというのに、あんまり気持ちがいいものだから、その時間まで長居してしまった(笑)。あやうく新書一冊いく勢いだったよ。
1号線を下り、大内館や国よしの先、井上蒲鉾店や真壁豆腐店の手前、西行まんじゅうの新杵の向かい。10席ほどの空間。駐車場がないようだけど、駅から散歩でもいける距離だと思います。




自転車なら停められる。


馬入は、来週を不安にさせる要素しかない内容。マルげ君も心配だよねぇ。


お隣の60雀の方が面白かった?!

さすが五段の腕前

2008-11-14 23:16:34 | あんな人こんな人


「痛くなかったでしょ」
白衣をまとった小柄なおじさんが、僕の二の腕から注射針を抜きながら言う。
そういえば、おととし痛かったんだよな。あぁ、同じお医者さんだったよ。
おぉ、でも今回は確かに痛くなかったぞ。
うまくなったじゃん!

インフルエンザの予防接種のため、今年も講道館クリニックにやってきた。
ほんとに、同じ方とは思えない射しっぷりに驚いたのだ。
でも、普通は針の後を脱脂綿で押さえるとか、シールのようなものを貼ってくれたりするじゃないですか。
なんにもしてくれないんですよ(笑)。しかたないので、
「あっ、あの~、何かここに…」
と腕を先生の顔に近づけてみる。
すると、急に思い出したようにシールを手にした。あ~よかった。そして、僕の腕をつかむ。

「あれ?」

思わず「まさか」と返してしまったよ。
「なくなっちゃったねぇ(笑)」
え~っ、注射の跡が見つからなくなっちゃったというのである。
彼はもう一度、脱脂綿で肌の表面をなぞり始めた。
そして、ようやく痕跡を発見すると、満足そうな顔をしてシールを貼ってくれるのであった。
注射一本で毎年ネタを提供してくれるよなあ、などと思いながら帰社。ネットで改めて調べてみて驚いた。
魔法のような無痛注射をしてくださったおじさん…、いえ、先生さま。実はクリニックの理事長さまであり、全日本柔道連盟医科学委員、日本オリンピック委員会強化スタッフ、日本体育協会公認スポーツドクター、日本ドーピングコントロールオフィサー、という日本のスポーツ界の重鎮でもあらせられるたいへんな医学博士さまだったのだ。
いやいやいや、数々のご無礼をお許しください。
ちなみに、柔道は五段だそう。へたなこと言ったら、ぶん投げられちゃうところだったよ。
写真は、その先生さま…ではなく、講道館創始者嘉納治五郎氏の銅像。


こちらは今朝6時過ぎの富士山と満月