湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

駄菓子屋に寄り道

2008-11-09 22:35:38 | 思い出日和


午後3時20分。
富水駅で降りたのは、たったの7人。そのうち、小田原アリーナへ向かうのは僕一人だった。
しとしと降り続く雨の中、すれ違う人もいない。
このあいだ見つけた田んぼの中の駄菓子屋さんまで来ると、中に人影が見える。
がたぴしいわせて引き戸を開けると、子供たちが買ったばかりの駄菓子にむしゃぶりついているところだった。
いつも来てるのかと問えば、「そーでもないよ、時々ね」と答えた割には、慣れた様子でクジなどを引いている。おじさんが、流れるように複数のそれをさばいていく様が見事だ。「もう30年くらいやっている」というだけのことはある。
当時ここでたむろしていた子供たちは、みんなもういい大人になったんだろうなあ。
もちろんおじさんは、すでにすっかりおっさんになっている僕の相手も怠らず、懐かしそうな駄菓子を次々と引っ張りだしては説明してくれるのだ。つい、あれもこれもと渡された空き箱に入れたが、300円にも満たずにびっくり。どれも1個20円か30円だったのだ。


約3時間後フットサルの帰り道に通りかかると、ちょうど店じまいの途中。挨拶をしながら、ビンのコーラとHI-Cオレンジを購入。コンビニ仕様のスクリューキャップではなく、懐かしい王冠タイプだ。
「ウチはずっーとこれですから。あー、チェリオは2年前にペットボトルになってしまいましてね」

小田原アリーナの観戦時は、小田原駅近くのここで甘いものを買い、富水駅から向かう途中で駄菓子を買い、帰りはまた小田原駅ラスカでこれか、これを食べるか、駅の近くのこの店へ行きかというパターンが完成した(キックオフの時間により前後します)。
ただ、今シーズンはあと1試合なのが残念!




行きに小田原駅で途中下車して「すあま」や「きんつば」などを購入。今日は息子さんが店番でした。奥にチラッと見えたおばあちゃんはマスク姿でした。お大事に。


帰りには、当然ぼっかけです。今日は「とろたま」のせで。





無言のエール

2008-11-09 22:13:53 | 湘南ベルマーレ


攻守の切り替えが早く、スペクタクルな展開に一喜一憂。多少荒さはあったが、とにかくドキドキワクワクの連続で、初めて2000を超える観衆がみんな引き込まれた。
前半までは。

後半、決めるべきところが決められない。そして2失点目が事故のようだったのをきっかけに、ガタガタと崩れてしまったのが残念。こうしたことにも対処してこそだと言いたいが、地力の差はいかんともしがたいのだ。
誰一人として手を抜いている選手はいなかった。
ただ、相手が一枚も二枚も上手だっただけだ。
これを埋めるには、でっかいスポンサーでも見つけて2~3人助っ人を呼ぶなど整備が必要。でも、それができないのだから、やっぱり現有勢力でうまい“やり方”を見つけていくしかない。頑張ってもらうしかないのだ。
試合後、挨拶に来た選手たちに拍手もブーイングもなかったのは、それがわかっているからこその無言のエールだったに違いない。
頑張れと心で叫び続けるしかない。

言っておきますが、あくまでもフラットな立場で書いてます。初めてプレゼントに当たった(岩田選手のトレーニングウエア)から甘くなってるわけじゃありませんので(笑)。


スタンドがいっぱいになりました。子供たちは選手ばりにそこら中を走り回って…


境川決戦!町田や藤沢ならまだしも、小田原は遠いなぁ…