湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

絶賛食堂で食べましょう

2008-11-27 22:49:50 | B食の道


なぜこの店が『絶滅食堂で逢いましょう』に載っていないのか。まことにもって実にもうまったく不可解というほかないのだ(笑)。
秋葉原の『かんだ食堂』である。
用があって御茶ノ水駅で降りたついでに、秋葉原までテクテク歩き引き戸を開けた。
相変わらず男性客が100%。ビールをやっている人と、定食の人と半々か。ただ、いずれにしても、全員がかなりヘビーなおかずと格闘していることだけは確かだ。
今日は『しょうが焼き定食』(730円)に挑戦。
お皿こそ大きくはないが、その量たるや凄まじい。一きれ一きれも大きく、やや硬めで焦げ目が嬉しい。口いっぱいに頬張れる幸せにどっぷり浸れる。
タレがほとんど水分なので、肉がやや渇きがちなのだが、そのタレに水没しているキャベツと肉をガバッと箸でつかんで一気に口に運べば、これはもうパラダイス。口が満杯なのもおかまいなしに、早く早くご飯を~!と脳がどんどん命令を発し続けるのだ。
ひたすらこんな状況なので、久しぶりにアゴが疲れた。残った味噌汁をすすり終える頃には、ノックアウト寸前。
同じしょうが焼きと格闘していた隣の若いサラリーマン氏は、ご飯もおかずもだいぶ残して完敗。淋しそうに寒空の下に消えて行った。


それにしても、店員さんたちの段取りのよさ、お客のさばき方の見事さには脱帽だ。いいお店の証ですね。お会計時にちょっと待たされただけなのに、「ごめんなさいね」を連発された。“待たせる”ことをヨシとしない、というよりここでは待たせないのが当たり前なんだ。
そんなカスタマーファーストを何十年も前から貫いている『かんだ食堂』。混んでいようが、おかずが皿からはみ出していようが、多少煙かろうが、トイレには厨房を通って行かなければならないだろうが、そんなことさえもすべてがイイ味つけに思えてしまう、気持ちのいい、愛すべき昭和的食堂なのである。
今度は『野菜炒め』か『ゴーヤ炒め』だな。見たところ、お皿からはみ出し度は、しょうが焼きの比ではなかった!





早く起きる毎朝

2008-11-27 00:28:32 | あんな話こんな話


「次の電車が遅れているため、この電車は当駅で少々時間調整をいたします」
山手線の車内でこんなアナウンスが流れると、乗客たちの多くは向かいのホームへ滑り込んでくる京浜東北線に慌てて乗り換える。
平行して走っているので、先を急ぐための最善策というわけだ。
僕ですか?
いいです、いいです、ゆっくり行きますから。腰が重たいもので(笑)。
確かに若い頃は、僕だって乗り換えていました。だって、遅刻しちゃうじゃありませんか!現代は時間との闘い、ギリギリのスケジュールで行動しているんだからね。
でも今はね、早く起きて、早く出て、早く着くのが日常。だから、少々のトラブルにも慌てる必要はないのだ。10分や20分や30分や40分くらい(え~っそんなに~?)平気のヘイザ、余裕のヨッチャンなのである。
みんな乗り換えて行った車内はガランとしていいですよ。足なんか組んだりして。
窓からの日差しでポカポカして、あくびがでる。
おっといかんいかん、居眠りして乗り過ごしちゃったら、元も子もないじゃん(笑)。
写真は、2分ほど停車した新橋駅のホームから。