湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

おいしいご近所紀行

2008-11-11 23:24:22 | 湘南ライナーで読む


秋葉台体育館でのFリーグ観戦の折りには、行ってみたいお店があった。
神奈川新聞の日曜版に隔週で連載されている『かながわ定食紀行で紹介されていたレストランだ。
ただ、だいぶ前のことで、店名も場所も思い出せない。ウェブで調べてもヒットしない。仕方なく居酒屋で淋しく普通のランチをかっこんだりしたのである。
ところが、遂にそのお店が判明。出たのだ、『かながわ定食紀行』(今 二著 神奈川新聞刊かもめ文庫780円)が。これまで掲載された50店舗がズラリ。
そのお店はもちろん、そうだあの店も、こんな店もあった、あった、そうそうそう…。実に、食欲をそそられる本だ。神奈川県内だから、もうどこも行きたくなってしまうぞ。
僕も実際に行ったここあそこそこも載っているなあ。
さて、この本をこの方に見せると、文章が僕に似ているとおっしゃる。ん~、そういわれれば…。定食、大盛り、昭和など、好みも似ていたり(笑)。
さて、「はじめに」に、すてきな一文がある。
「定食屋の基本は定食のおいしさですが」「よい定食屋とは、実は店の人と客の織り成す『気持ちの良さ』がポイントなのです」
思わず手を叩いてしまった!
おもしろいことに、自分の日記を読み返しても、食べ物よりお店の描写のほうが多かったりする。
テレビや本やウェブの情報だけじゃ、本当のうまさは伝わらないんだよね。実際に足を運んでこその定食。だから、この本、「紀行」というタイトルもぴったりなのだ。
よーし、今度こそ湘南台の『アローム』へ。あっ、もう今シーズンは秋葉台開催のゲームは終わっちゃった。