湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

湘南ライナー殺人事件

2008-01-26 21:43:05 | 湘南ライナーで読む


ミステリーやサスペンスの類は普段ほとんど読まないのだが、これはだけはハズせないだろうということで(笑)。
『湘南アイデンティティ』(西村京太郎著/小学館ポストNOVELS 800円+税)は、登場人物を結んでいるのが、他ならぬ湘南ライナーなのだから。
帯をご覧いただきたい。
『ターゲットは湘南ライナーの男達』なのだ!おいおい。
しかも、“ふるい立つような”いい女と何度か湘南ライナーで会っているという設定。やがて、プライド、欲望、殺人事件がからんで展開していく。もちろん、舞台は湘南。ちなみに、その女が住むマンションは平塚駅の近くである。
なんだか2時間もののサスペンスドラマを見ているようで、グイグイ引き込まれてしまう。本当は、来週にかけてライナーの中で読み続けたいのだけれど、どうやら今晩中には結末を迎えてしまいそうだ。
そうそう、ライナーの中でいい女に見つめられたら、僕も気をつけなければなるまい。
おっとだいじょうぶ、ターゲットは30代独身のエリートだった(笑)。

もともと週刊誌の連載小説だったため、1週分くらいで登場人物や状況などの説明が繰り返されるところはご愛嬌である。

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