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熱海でこの前を通るたびに「いつかは」と思っていた『純喫茶パインツリー』である。
「いつかは」と思っているうちに行きそびれて、そのいつかに訪れるとすでに閉店していたなんてことも少なくない。
そこで、昨日は勇気をふりしぼってアタックしたのだ。なぜ勇気がいるかといえば、ショーウィンドウに並んだ見本を眺めるたびに食べたかった「ロイヤルプリンアラモード」が、なんと950円もするからだ。
いつもワンコインの昼飯を食べているのに、その倍ちかいプリンを食べるなんて、オーダーする声も震えちゃいそう(笑)。
「この~、え~っと、ロイヤルプリンアラモードを」
言えた!
そして、極上レベルの名前のついたそれは、“全部のせ”的スイーツであった。
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バナナとキウイは生、他のフルーツは缶詰め。そこに、アイスが置かれ、生クリームによってデコレーションされている。
実はプリン自体もかなり大きいのに、載っかっているものが多すぎて、なかなか顔を出さなかったのだ。
ちょっと薄汚れた(失礼!)見本を見て950円は高いと思ったけど、現物を目の前にしたら、そりゃするよね間違いなくと思わざるをえない。見事に仕事がされており、ご覧の通り彩りも鮮やか。労力の正当な対価であり、これは“作品”と呼びたくなった。
味ですか?
そりゃあなた、想像通りです。それ以上でもなければ以下でもない。
ただ、幸せ感はプライスレス。「またいつかは」と思うのであった。
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昭和な店内がまたステキ。
テーブルにはインベーダーゲーム(笑)。僕らが夢中になった初期のものではなかったけれど。