まるでアスリートじゃん。
昨日、クラッシックのピアノを中心とするコンサートの舞台袖で少しお手伝いをし、複数のピアニスト(ほとんどが女性)を見ての感想だ。
だって、ステージに上がるまで、手足をぶらぶらしたり、首や手首をぐるぐる回したり、アキレス腱を伸ばしたり、しまいには屈伸まで始めちゃったのだ。
もちろん、素敵なドレスを纏ったままですよ(笑)。見ちゃまずいだろうなと思いつつも、狭いスペースだったのでどうしても視界に入ってしまうんですよ。
ところがみなさん、こんなおっさんの視線など我関せずで、まるで女子100m走のスタート直前のような動き。ピョンピョンする方も(笑)。
で、今度は演奏を終えて戻ってくる様子にも驚く。
お客様に見られて歩いているうちは背筋もピンと伸び、時には笑顔も振りまくが、舞台袖にたどり着いた途端に膝から崩れてゼーハーゼーハー肩で息をする方も。特に演奏時間が長い場合や、激しい展開でフィニッシュする場合など(もちろん全員がそうだったわけではないけれど)。
いやぁ、壮絶だ。
才能はもとより、記憶力や集中力などが必要なのは想像つくけれど、実はかなりの体力がないとできないんですね。
女性ピアニスト=エレガント
そんなイメージでくくっていた自分が恥ずかしい(笑)。
みなさん、お疲れさまでした。女性のスゴさを肌で感じた一日でした。
写真は、自分の出番を終え、恩師の演奏にずっと耳を傾けるピアニスト。