湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

楽し差

2014-04-20 22:24:59 | 湘南ベルマーレ


点差ほど力の差はなかったと思う。
でも、勝ったのはベルマーレだった。

以前は「力の差はなかった」ように見えてもベルマーレはいつも負けていた。惜しかった、残念だった、いい時間もあったのにと振り返った。
今はどうだ。「力の差はなかった」相手よりもたくさんチャンスをつくりだし、しっかり得点に結びつけ勝利している。
どこがどう変わったのか、よくわからない。
だって、やっていることは基本的には変わらないように見える。やっている選手もかなり入れ替わっていたり、どんどん若返ってもいるのに、「湘南スタイル」は変わらず成熟、いや「深化」しているようなのだ。昨シーズンの後半あたりから、それがグイーンと加速している感じがある。
そのころから見ていて楽しかったのだから、今は推して知るべし。

点差が離れても、シュートをはずした時の悔しそうな姿。決めたあとのリスタートへ向かう勢い。もっといえば、ファウルにもなかなか倒れない、倒れてもセルフジャッジすることなく素早く立ち上がって追いかけるプレイオンの姿勢・・・
ずっと変わっていないそんな姿が僕たちは好きだ。そんなクラブを愛していることが幸せ。
開幕から8連勝はタイ記録だという。ま、いつかは負けると思うけど、負けてもこのスタイルを貫いている限り、悔しくても楽しいのだ。