クリームパンが好き。
少しパサついたくらいの懐かしいタイプが特に好き。
ところが、この広島県三原の『八天堂』のクリームパンときたらどうだ。
菓子パンの中でも安いゾーンで人気のクリームパンなのに、こいつときたら1個200円もする。
それなのに、飛ぶように売れているみたいで驚く。並んで買う人の気が知れない。
一人でたくさん買っていく人、手土産にする人もいるようだ。
これはもうパンではない。スイーツですよ。
まあ、そう思えば高価格も納得である。
食べてみると、独特のしっとり感、口当たりはもう完全にスイーツ。
ところが、味はといえば意外にシンプルで、やっぱりクリームパンなんだよね。
おしゃれで華やかなスイーツのショーケースから、一気にニッポンの懐かしいパン屋さんの店先に戻ってくる感じ。
ここが『八天堂』のクリームパンの魅力なんだろうなぁ、きっと(個人的な感想です)。
だから、ふつうのクリームパンのほうがだんぜん好きなのに、ときどきこれが食いたくなっちゃって、つい並んじゃうんだなぁ(笑)。
写真は、今日初めて挑戦した「小倉クリームパン」。おいしかったけど、やっぱりプレーンがいい。