湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

その名に偽りあり

2012-04-16 18:15:49 | B食の道
岳南鉄道の旅で訪れた本吉原駅近くにある『保志奈食堂』で「肉チャーハン」を頼んだのだ。その料理名から想像するに、チャーシューの代わりに肉が投入されているイメージである。
ところが目の前に現れたのは…



焼肉が隣に添えられたチャーハンだった(笑)。
いやいや、焼肉だけではないよ。ポテトサラダ、キャベツ、オレンジも載った夢のようなワンプレートである。こういうビジュアル、たまりませんねぇ。大人のお子様ランチ!



しかも「今日はサービスで、味噌汁の代わりにラーメンとなっています!」

おいおい、サービスしすぎだろ(笑)。だって、これで730円ですよ、お客さん!
チャーハンも具だくさんで、焦げ目も美しく懐かしい焼き飯風。普通においしい。焼肉も、カロリーお構いなしの濃い目の味付けで、できれば白いご飯をお願いしたくなるうまさである。ポテトサラダも、見た目以上のボリュームで嬉しい。
ラーメンはサンマー麺的なトロミのついた野菜多めのタイプ。写真では普通のお椀に見えるが、大きめのサイズだ。完全にサービスの域を超えている。こんな店が近くになくてよかった。毎日通ってカロリーオーバー間違いなしだもんね。

「ラーメン3つ、お願い!」
扉を開けて入ってきたおばちゃんが、そう言って出て行った。電話じゃなく、口頭で出前の注文をしていったのだ。
ここは、出前もかなりの数をこなしているようだ。だって、裏に回ったら・・・



いずれにしても、地元で愛されていることに間違いない。満たされた腹を抱えて店を後にしながら、「肉チャーハン」を食べるためだけに、またはるばるやってくる価値があるなぁとしみじみ思うのであった。

どこにでもあるようだけど、たぶんここにしかない。
B食家の心を揺さぶるメニューである(笑)。